Posted by 一二三 - 2012.03.10,Sat
どうも!皆様ご無沙汰しております(*´∀`*)
ひ、一二三です・・・;(恐る恐る)
先週はUPすっぽかしてすいませんでした!
頂いたメールやメッセージにもこれから返信いたします!
本当にいつもすみません;
とてもありがたく頂いております。
やはりサイトUPしていないと、テンションもモチベーションも上がらないですね(o´д人))゚
この一週間、いろいろ書いてはゴミ箱へ・・書いてはゴミ箱へ、の繰り返しで初めて5本くらいボツりましたww
ええ、もうこりましたとも!wこんな地獄はもう見たくないです(;´Д`)ガクガク
ほぼ1週間ぶりに自分のサイト見て、皆様からのメッセージ拝見したらすっごく癒されました☆
本当にいつもありがとうございますv
今回、そんな一二三が右往左往しながら書いたのは「鋼牙のアレの日について」です!
毎月くるアレの日です。
ピンと来た方もいらっしゃるかな?w
(ちなみに長編の続きは迷った結果、ラスト2話まとめてUPします。もうしばらくお待ちくださいねv)
10万ヒットの御礼は、日曜夜中までに仕上がればUPします;)
今作は、心理描写を減らして、状況描写で心情を描くのを目指した結果、失敗しちゃった気もしますが;
「ドンマイ☆」と言って頂ければもう、それだけでありがたいです。
上手く伝わることを祈るばかりですw(←夢w)
それでは「つづき」クリックで 小説 『Worlds Apart』 に行けます☆
どうぞ、よろしくお付き合いくださいませv
(タイトルの意味は「別世界」。何が別世界だったのかはラストで明らかになりますよw)
北側の通路の一番奥に、今まで一度も入ったことのない部屋がある。
ここに移り住んだ時、ゴンザさんに「あの部屋は何?」と尋ねると、今は使われてない部屋で物置だ、と教えてもらった。
この屋敷はやたら部屋数が多いし使っていない部屋もそこだけじゃなかったから、私は特に疑問に思わず受け流した。
そのことも最近まですっかり忘れていたけれど、静物画のモデルを探して屋敷の中を歩き回っているとき、再びこの部屋が目に留まったのだ。
丸いドアノブにはまるで人の温度が感じられない。
扉を開けることに少し戸惑うけれど、未知のものへの興味が勝った。
「えいっ!」
ギュッとドアノブを握りこんで扉を押してみたけれど、ガタンと物音を立てただけで扉は開かない。
「あー・・鍵がかかってるのか。」
ちょっぴりがっかり。
―「カオル?」
通路の向こうから鋼牙に呼びかけられて、私は慌てて向き直った。
「そんなところで何をしているんだ?」
鋼牙は今、書庫の整理をしているらしく、1階の書斎から2階の自室それに1階の書庫を行ったり来たりしている。
「あ、うん!
静物画のね、モチーフを探してたんだけど・・・。
ねぇ、この部屋ってもう使ってないんだよね?」
「・・・あぁ、今はただの物置だ。
昔は使用人の部屋だったらしい。
東の本邸の方は手入れが行き届いていたから、こういうデッドスペースは少なかったんだがな。
必要なら、空き部屋はアトリエとして使ってもいいぞ。」
「えっ!?
いいよ、いいよ!;
今の部屋だけで十分広いし!」
やっぱりこんな大きなお屋敷に住んでると、ワンルームに住んでた私とは感覚が違うのね。
「中はどうなってるの?」
決して外からは見えないんだけど中を覗くような仕草をすると、鋼牙はそっと呟くように教えてくれた。
「小さなテーブルが一つ。あとはベッド。
それだけだ。」
鋼牙の言葉に私は違和感をおぼえる。
「え?それだけ?
物置なのに?」
「それだけあれば十分だ。
物を置くには・・・。」
それって・・・・。
部屋の扉を見つめる鋼牙の横顔はどこか冷たく見えた。
私・・・また何か余計なこと訊いたのかな?
言葉の裏に何か深い意味が込められている気がして、もう一度聞き返そうと唇を開きかけたその時、鋼牙はいつもと変わらぬ調子で私を見る。
「それで・・・、カオル。
モチーフになりそうなものはあったのか?」
「あ、うーん・・・今探してるとこなんだ~。」
目の前の部屋の扉を今一度見つめながら思った。
探しているものがこの先にあるような・・・なぜだかそんな気がする。
「ねぇ、もしよかったらこの部屋を見てもいい?」
「構わないが・・・いくつか条件がある。
必ず守ると約束できるなら、見てもいい。」
「えぇ~?なぁに・・・なんか聞くの怖いなぁ。
ここってほんとにただの物置?」
怪しむように口元に手を当てて眉をひそめると、鋼牙は咳払いをした。
「ひとつ!」
「は、はい!;」
「鍵が開いてる時は近づくな。」
「え?」
それって逆じゃない?
閉まってる時なら分かるけど・・。
「ふたつ、置いてあるベッドには横になるな。」
「みっつ、今はまだ何も聞くな。
どうだ、守れるか?」
「えぇえ~?
な、何も聞いちゃダメ・・なの?」
「この部屋に関しては。」
「うーーん、うーーーん・・・分かった!
約束する!」
鋼牙はポケットから鍵を取り出すと、鍵穴に差し込み扉を開ける。
中は真っ暗で、廊下から差し込む光が室内に一筋の線を作った。
先に部屋に入った鋼牙が、扉と真正面に位置する窓のカーテンを開けた。
ようやく狭い部屋が光で満たされ、全貌が見えてくる。
両側は無機質な壁、窓はさっき鋼牙がカーテンを開けた一つだけ。
向かって右側にシングルベッドがあり壁にぴったりと付けている。
ベッドのそばにあるのは小さな丸テーブルだけで、他に目立った家具はない。
チェストすらなかった。
生活感の欠片もない部屋の空気は冷たくて、生き物や人の気配も全く感じない。
『物置き』・・・確かにそう呼ぶにふさわしい部屋だった。
しかしまったくホコリなど積もっていないことに違和感を覚える。
手入れをされているということは、何かの目的があってこの部屋はあるのだ。
北の端の部屋は日当たりがいいとは言えず、ほんの少し肌寒い。
ぎゅっと自分の身体を抱きしめるようにして私も中に足を踏み入れた。
鋼牙は暗い部屋の壁にもたれて、ただじっと小さな窓から差し込む光の先を眺めている。
光の筋を白く細かいものが舞っていた。
静寂で・・・閉ざされたこの部屋は、何を置くための物置なんだろう。
知りたいけれど、今はまだ何も聞くなと言われている。
なぜだろう・・この部屋は不思議と厳かな空気に包まれているような気がした。
例えば神社とか教会とか・・・そういう場所に近いもの。
かといって神聖すぎて近寄り難い感覚とも違う。
なんだろう、このふわっとした感触・・・。
自分の胸に手を当てて考えてみる。
描けば分かるのかも?
私の中で、この部屋を描いてみたい、という欲求が沸き起こった。
「・・・この部屋を描いてもいい?」
私の申し出に、鋼牙は微笑を浮かべる。
光を受ける彼の横顔はとても荘厳で美しい。
「言うと思った。
俺は片付けに戻る。
鍵は開けたままにしておくから、終わったら声をかけろ。
それから・・・ここは冷えるから暖かい格好をしろよ?」
「うん、分かった。
鋼牙・・・、ありがとう。」
鋼牙は注意を促すと、私の横をすり抜けて部屋を後にした。
許しをもらって早速、自室に戻り画材一式を運ぶ。
イーゼルも抱えてあの狭い北の部屋へ運び込んだ。
窓とベッドそして丸テーブルが全てフレームに収まるように、扉ぎりぎりまで下がった位置でキャンバスを固定する。
長い髪を後ろで一つにまとめ、画材と一緒にもってきたカーディガンに袖を通し鉛筆を握った。
小さな窓から差し込む光が印象的だから、あえて明かりは点けずに私はスケッチを始める。
・・・静かだ。
とても静か。
鉛筆を走らせる音しかしない。
時が止まったかのような錯覚を起こさせる部屋には、生きているものの気配がまるでない。
空気も死んでいるみたいだわ。
唯一、暖かいと思えるものがあるとすれば光だけ。
大体のスケッチを描き終えたところで、私はしばしこの風景を見つめる。
窓枠が床に十字の影を作っていた。
影を追いかけるように私はフローリングの床に寝そべる。
堅い床は肌に痛く、古めかしい匂いがした。
冷たい・・・。
鋼牙やゴンザさんが見たらきっと驚いて叱るだろう・・・。
そんなことが頭の片隅でよぎりながらも、ただじっと自分の腕にかかる窓枠の影を眺めた。
伸びた影は体の隆起に合わせてうねり、光の筋を舞う粒子はちらちらと暗闇に消えていく。
こうやって一人、何の物音もしない床に転がっていると死体になった気分になる。
その時・・・ここが何を置くための部屋なのか、はっきりと分かった。
一人きりの部屋で死体のフリをしたって、何のメリットもない。
だって、どんなに同じ真似をしたって所詮、それは真似事で。
・・・・私は鋼牙にはなれない。
ねぇ、鋼牙・・・あなたは何を思ったの?
この狭い部屋で・・・・小さな窓から差し込む光を眺めて・・・、いつも何を思っているの?
窓枠の影はまるで十字架のよう。
光に向かって手を伸ばした。
救いを求めるように。
許しを請うために。
・・・きっと、あなたがそうしたように。
「気なんて・・・遣わなくてよかったのに。」
不思議と悲しみはなかった。
だって、たぶん私があなたの立場なら同じように言い出せなったはずだもの。
一か月に一日。
鋼牙の姿を全く見ない日がある。
それは月によってまちまちで、いつがその日かは分からないけれど・・・
フッ・・と鋼牙の姿が消えてしまうのだ。
まるで影に溶け込むみたいに。
次の日がくると何事もなかったように、いつもと変わらない彼がいたから・・・きっと大丈夫なんだと私なりに理解した。
そういうものなんだ、と。
いつかは話してくれる日も来るはず。
“今はまだ何も聞くな”
・・・まだその時じゃないだけ。
気なんか遣わなくていい。
心配しなくても私は大丈夫・・・どんな事実を聞かされても。
大袈裟に落ち込んだり、泣いて叫んで駄々をこねたりしないわ。
もうただの弱い女じゃない。
あなたのおかげで強くなれた。
分かってるよ・・・隠してたんじゃない。言えなかっただけなんだって・・・。
あなたは自分で思うよりもずっと優しくて繊細な人。
「・・気づかない訳ないじゃない。
ずっと一緒に居るんだから、・・・・まったくもう・・・。」
私は緩慢な動きで上体を起こすと床にべたりと座り込んだまま、再び窓を見つめた。
茫洋と傾いた光を眺めていると、先ほど見た彼の横顔が頭に浮かぶ。
「・・・・。描こう。」
その美しい横顔を。
私には絵を描くことしか出来ないけれど、それは鋼牙と私をつなぐ絆だから。
死が満ちたこの部屋で、確かに生きているあなたがいたことを・・・
描き残しておきたかった。
―――・・・
「ふィ~;片付きましたな!」
1階の書斎にある本棚の前でゴンザが腰に手を当てて息をついた。
「ご苦労だったな、ゴンザ。」
トントンと書類の束をそろえながらねぎらいの言葉をかけると、ゴンザは慌てて首を振る。
「いえいえ、本来ならばわたくし一人でやるべきお仕事でしたのに。
鋼牙様が手伝ってくださったおかげで大変楽をさせていただきました!
さて!カオル様もお呼びしてお茶にしましょうかね~。」
意気揚々と書斎から出ていく執事の背中を見送っていると入れ替わりにカオルが現れた。
「鋼牙!描き終ったよ、部屋貸してくれてありがと!」
「あぁ、ゴンザがお茶にすると言ってたぞ・・・ってお前。
絵の具が腕や顏にまでついてるぞ。」
ほっぺや手を黒くしたカオル。
よほど熱中して描いていたんだろうか・・・。
「えっ?えっ?どこどこ??」
自分の腕やほっぺを触ってキョロキョロしているのは見ていて面白いが、ますます汚れが広がっている。
・・・毎度のことだが、絵筆を握ってる時のカオルはとても鋭いのにこのギャップはなんなのか。
「鏡を見てこい。
お茶はそれからだ。」
呆れたように言うと、彼女はぎゃーとか喚きながら洗面所へと走って行った。
さて、俺もお茶の前に北の部屋に鍵をかけてくるか・・・。
2階に上がり、北側の通路を見るとあの部屋の扉が開けっ放しになっていた。
カオルはよく扉を閉め忘れるから、今更口をすっぱくして文句をいう気も起きない。
やれやれとため息をついて部屋に向かうと、窓とベッドと丸テーブルしかなかった部屋の中央にイーゼルが置かれていた。
そこに立てかけられた絵は、一見全く同じ部屋の情景を映しとっていて、俺は妙な気分になる。
部屋の手前に、縮小した同じ部屋があるみたいだ。
・・・カオルにしてはめずらしく厚塗りの油絵。
全体的に暗い色調に、窓枠から差し込む光がどこかノスタルジックで宗教画的な印象を与えていた。
よくよく見ると窓際に黒い服をまとった人物が、壁と溶け込むように佇んでいる。
これは・・・・。
―!
描かれているものに気付いて、足元が崩れそうになった。
力を失くした膝が折れ、後ろへ倒れる背中を壁が受け止める。
「・・・静物画、じゃ・・ない。」
カオルのやつ・・。
生き物を描いてしまったら、それとは違うじゃないか。
そこに描かれた人物はモノではなく、確かに呼吸して、心音の感じられる・・・生きた対象だった。
光を受ける横顔は窓の外の景色を追っている。
死で満たされたこの部屋に、初めて生を感じた・・・。
熱くなった目元を押さえて呟く名は床に消えていく。
「・・・カオル。」
俺が月に一度・・・この部屋でどうしているのか、お前は知ったんだよな。
――ここは俺の骸を置く 『物置』だ。
気付かない訳ない。
ずっと一緒にいたのだから。
俺のエゴ。
俺の弱さ。
俺が隠しきれないすべてのもの。
ばらばらになったそれらを拾い集めて形にする。
それがお前だった。
「カオル・・・。」
ドタバタと階段を駆け上る音が静寂を破る。
「あ!締めるの待って!
今片付けるから・・・!」
部屋の前に俺が立っているのを見たカオルは、顔を赤くして慌てて近寄る。
「あああ///やだ!
見ちゃったの!?
ま、待ってね!すぐ片付けるから・・・」
脇をすり抜けて部屋に入ろうとしたカオルの背中を俺はぎゅっと抱きしめた。
理由なんてない。
ただ・・・たまらなくなった。
黒髪に鼻先を埋めると甘い香りがする。
びっくりして腕の中で暴れるカオルの肩をすっぽりと抱き込み、耳の後ろに口付ければ途端に硬直した。
それだけで耳や首まで赤くなったカオルに、ゆっくりと小さな声でささやく。
「・・・・ありがとう。」
「どうして?
・・・私、お礼を言われるようなことしてない。
もっと、鋼牙に頼りにされるくらいになりたいのになぁ・・。」
カオルは指先でそっと絵の中の俺に触れながらつぶやく。
「こんなことしか・・・出来ないから。」
「こんなこと、なんて・・・っ・」
どれほど救われたか。
生死を繰り返すたび無情感に苛まれた。
自分の拍動が緩やかに消えていくのを感じながら、この牢獄のような窓を幾度も見つめた。
目を覚ませばお前がいる。
それが俺にとってどれだけ希望だったか。
ゴンザだって俺を看取ったことは一度もない。
ましてやお前に言えるはずが無かった。
言えば、きっとカオルは傍で俺が死ぬのを見ているだろう。
どうしてそんなことさせられる?
抱きしめる腕の力を強くして、カオルの肩に頭を乗せた。
「鋼牙、泣いてるの?」
掴んだ幸せはあまりにも大きすぎて、俺はまだ戸惑っている。
こんなに満ち足りていいのだろうか。
こんなにも優しくされていいのだろうか。
俺は世界に受け入れられている。
死で満たされたこの部屋でさえ。
カオルと同じ目線で彼女の描いたものを見つめようと、顔を上げると頬を滴が流れた。
お前の目に映る俺の世界は、こんなにも美しいのか。
ここに移り住んだ時、ゴンザさんに「あの部屋は何?」と尋ねると、今は使われてない部屋で物置だ、と教えてもらった。
この屋敷はやたら部屋数が多いし使っていない部屋もそこだけじゃなかったから、私は特に疑問に思わず受け流した。
そのことも最近まですっかり忘れていたけれど、静物画のモデルを探して屋敷の中を歩き回っているとき、再びこの部屋が目に留まったのだ。
『Worlds Apart』
丸いドアノブにはまるで人の温度が感じられない。
扉を開けることに少し戸惑うけれど、未知のものへの興味が勝った。
「えいっ!」
ギュッとドアノブを握りこんで扉を押してみたけれど、ガタンと物音を立てただけで扉は開かない。
「あー・・鍵がかかってるのか。」
ちょっぴりがっかり。
―「カオル?」
通路の向こうから鋼牙に呼びかけられて、私は慌てて向き直った。
「そんなところで何をしているんだ?」
鋼牙は今、書庫の整理をしているらしく、1階の書斎から2階の自室それに1階の書庫を行ったり来たりしている。
「あ、うん!
静物画のね、モチーフを探してたんだけど・・・。
ねぇ、この部屋ってもう使ってないんだよね?」
「・・・あぁ、今はただの物置だ。
昔は使用人の部屋だったらしい。
東の本邸の方は手入れが行き届いていたから、こういうデッドスペースは少なかったんだがな。
必要なら、空き部屋はアトリエとして使ってもいいぞ。」
「えっ!?
いいよ、いいよ!;
今の部屋だけで十分広いし!」
やっぱりこんな大きなお屋敷に住んでると、ワンルームに住んでた私とは感覚が違うのね。
「中はどうなってるの?」
決して外からは見えないんだけど中を覗くような仕草をすると、鋼牙はそっと呟くように教えてくれた。
「小さなテーブルが一つ。あとはベッド。
それだけだ。」
鋼牙の言葉に私は違和感をおぼえる。
「え?それだけ?
物置なのに?」
「それだけあれば十分だ。
物を置くには・・・。」
それって・・・・。
部屋の扉を見つめる鋼牙の横顔はどこか冷たく見えた。
私・・・また何か余計なこと訊いたのかな?
言葉の裏に何か深い意味が込められている気がして、もう一度聞き返そうと唇を開きかけたその時、鋼牙はいつもと変わらぬ調子で私を見る。
「それで・・・、カオル。
モチーフになりそうなものはあったのか?」
「あ、うーん・・・今探してるとこなんだ~。」
目の前の部屋の扉を今一度見つめながら思った。
探しているものがこの先にあるような・・・なぜだかそんな気がする。
「ねぇ、もしよかったらこの部屋を見てもいい?」
「構わないが・・・いくつか条件がある。
必ず守ると約束できるなら、見てもいい。」
「えぇ~?なぁに・・・なんか聞くの怖いなぁ。
ここってほんとにただの物置?」
怪しむように口元に手を当てて眉をひそめると、鋼牙は咳払いをした。
「ひとつ!」
「は、はい!;」
「鍵が開いてる時は近づくな。」
「え?」
それって逆じゃない?
閉まってる時なら分かるけど・・。
「ふたつ、置いてあるベッドには横になるな。」
「みっつ、今はまだ何も聞くな。
どうだ、守れるか?」
「えぇえ~?
な、何も聞いちゃダメ・・なの?」
「この部屋に関しては。」
「うーーん、うーーーん・・・分かった!
約束する!」
鋼牙はポケットから鍵を取り出すと、鍵穴に差し込み扉を開ける。
中は真っ暗で、廊下から差し込む光が室内に一筋の線を作った。
先に部屋に入った鋼牙が、扉と真正面に位置する窓のカーテンを開けた。
ようやく狭い部屋が光で満たされ、全貌が見えてくる。
両側は無機質な壁、窓はさっき鋼牙がカーテンを開けた一つだけ。
向かって右側にシングルベッドがあり壁にぴったりと付けている。
ベッドのそばにあるのは小さな丸テーブルだけで、他に目立った家具はない。
チェストすらなかった。
生活感の欠片もない部屋の空気は冷たくて、生き物や人の気配も全く感じない。
『物置き』・・・確かにそう呼ぶにふさわしい部屋だった。
しかしまったくホコリなど積もっていないことに違和感を覚える。
手入れをされているということは、何かの目的があってこの部屋はあるのだ。
北の端の部屋は日当たりがいいとは言えず、ほんの少し肌寒い。
ぎゅっと自分の身体を抱きしめるようにして私も中に足を踏み入れた。
鋼牙は暗い部屋の壁にもたれて、ただじっと小さな窓から差し込む光の先を眺めている。
光の筋を白く細かいものが舞っていた。
静寂で・・・閉ざされたこの部屋は、何を置くための物置なんだろう。
知りたいけれど、今はまだ何も聞くなと言われている。
なぜだろう・・この部屋は不思議と厳かな空気に包まれているような気がした。
例えば神社とか教会とか・・・そういう場所に近いもの。
かといって神聖すぎて近寄り難い感覚とも違う。
なんだろう、このふわっとした感触・・・。
自分の胸に手を当てて考えてみる。
描けば分かるのかも?
私の中で、この部屋を描いてみたい、という欲求が沸き起こった。
「・・・この部屋を描いてもいい?」
私の申し出に、鋼牙は微笑を浮かべる。
光を受ける彼の横顔はとても荘厳で美しい。
「言うと思った。
俺は片付けに戻る。
鍵は開けたままにしておくから、終わったら声をかけろ。
それから・・・ここは冷えるから暖かい格好をしろよ?」
「うん、分かった。
鋼牙・・・、ありがとう。」
鋼牙は注意を促すと、私の横をすり抜けて部屋を後にした。
許しをもらって早速、自室に戻り画材一式を運ぶ。
イーゼルも抱えてあの狭い北の部屋へ運び込んだ。
窓とベッドそして丸テーブルが全てフレームに収まるように、扉ぎりぎりまで下がった位置でキャンバスを固定する。
長い髪を後ろで一つにまとめ、画材と一緒にもってきたカーディガンに袖を通し鉛筆を握った。
小さな窓から差し込む光が印象的だから、あえて明かりは点けずに私はスケッチを始める。
・・・静かだ。
とても静か。
鉛筆を走らせる音しかしない。
時が止まったかのような錯覚を起こさせる部屋には、生きているものの気配がまるでない。
空気も死んでいるみたいだわ。
唯一、暖かいと思えるものがあるとすれば光だけ。
大体のスケッチを描き終えたところで、私はしばしこの風景を見つめる。
窓枠が床に十字の影を作っていた。
影を追いかけるように私はフローリングの床に寝そべる。
堅い床は肌に痛く、古めかしい匂いがした。
冷たい・・・。
鋼牙やゴンザさんが見たらきっと驚いて叱るだろう・・・。
そんなことが頭の片隅でよぎりながらも、ただじっと自分の腕にかかる窓枠の影を眺めた。
伸びた影は体の隆起に合わせてうねり、光の筋を舞う粒子はちらちらと暗闇に消えていく。
こうやって一人、何の物音もしない床に転がっていると死体になった気分になる。
その時・・・ここが何を置くための部屋なのか、はっきりと分かった。
一人きりの部屋で死体のフリをしたって、何のメリットもない。
だって、どんなに同じ真似をしたって所詮、それは真似事で。
・・・・私は鋼牙にはなれない。
ねぇ、鋼牙・・・あなたは何を思ったの?
この狭い部屋で・・・・小さな窓から差し込む光を眺めて・・・、いつも何を思っているの?
窓枠の影はまるで十字架のよう。
光に向かって手を伸ばした。
救いを求めるように。
許しを請うために。
・・・きっと、あなたがそうしたように。
「気なんて・・・遣わなくてよかったのに。」
不思議と悲しみはなかった。
だって、たぶん私があなたの立場なら同じように言い出せなったはずだもの。
一か月に一日。
鋼牙の姿を全く見ない日がある。
それは月によってまちまちで、いつがその日かは分からないけれど・・・
フッ・・と鋼牙の姿が消えてしまうのだ。
まるで影に溶け込むみたいに。
次の日がくると何事もなかったように、いつもと変わらない彼がいたから・・・きっと大丈夫なんだと私なりに理解した。
そういうものなんだ、と。
いつかは話してくれる日も来るはず。
“今はまだ何も聞くな”
・・・まだその時じゃないだけ。
気なんか遣わなくていい。
心配しなくても私は大丈夫・・・どんな事実を聞かされても。
大袈裟に落ち込んだり、泣いて叫んで駄々をこねたりしないわ。
もうただの弱い女じゃない。
あなたのおかげで強くなれた。
分かってるよ・・・隠してたんじゃない。言えなかっただけなんだって・・・。
あなたは自分で思うよりもずっと優しくて繊細な人。
「・・気づかない訳ないじゃない。
ずっと一緒に居るんだから、・・・・まったくもう・・・。」
私は緩慢な動きで上体を起こすと床にべたりと座り込んだまま、再び窓を見つめた。
茫洋と傾いた光を眺めていると、先ほど見た彼の横顔が頭に浮かぶ。
「・・・・。描こう。」
その美しい横顔を。
私には絵を描くことしか出来ないけれど、それは鋼牙と私をつなぐ絆だから。
死が満ちたこの部屋で、確かに生きているあなたがいたことを・・・
描き残しておきたかった。
―――・・・
「ふィ~;片付きましたな!」
1階の書斎にある本棚の前でゴンザが腰に手を当てて息をついた。
「ご苦労だったな、ゴンザ。」
トントンと書類の束をそろえながらねぎらいの言葉をかけると、ゴンザは慌てて首を振る。
「いえいえ、本来ならばわたくし一人でやるべきお仕事でしたのに。
鋼牙様が手伝ってくださったおかげで大変楽をさせていただきました!
さて!カオル様もお呼びしてお茶にしましょうかね~。」
意気揚々と書斎から出ていく執事の背中を見送っていると入れ替わりにカオルが現れた。
「鋼牙!描き終ったよ、部屋貸してくれてありがと!」
「あぁ、ゴンザがお茶にすると言ってたぞ・・・ってお前。
絵の具が腕や顏にまでついてるぞ。」
ほっぺや手を黒くしたカオル。
よほど熱中して描いていたんだろうか・・・。
「えっ?えっ?どこどこ??」
自分の腕やほっぺを触ってキョロキョロしているのは見ていて面白いが、ますます汚れが広がっている。
・・・毎度のことだが、絵筆を握ってる時のカオルはとても鋭いのにこのギャップはなんなのか。
「鏡を見てこい。
お茶はそれからだ。」
呆れたように言うと、彼女はぎゃーとか喚きながら洗面所へと走って行った。
さて、俺もお茶の前に北の部屋に鍵をかけてくるか・・・。
2階に上がり、北側の通路を見るとあの部屋の扉が開けっ放しになっていた。
カオルはよく扉を閉め忘れるから、今更口をすっぱくして文句をいう気も起きない。
やれやれとため息をついて部屋に向かうと、窓とベッドと丸テーブルしかなかった部屋の中央にイーゼルが置かれていた。
そこに立てかけられた絵は、一見全く同じ部屋の情景を映しとっていて、俺は妙な気分になる。
部屋の手前に、縮小した同じ部屋があるみたいだ。
・・・カオルにしてはめずらしく厚塗りの油絵。
全体的に暗い色調に、窓枠から差し込む光がどこかノスタルジックで宗教画的な印象を与えていた。
よくよく見ると窓際に黒い服をまとった人物が、壁と溶け込むように佇んでいる。
これは・・・・。
―!
描かれているものに気付いて、足元が崩れそうになった。
力を失くした膝が折れ、後ろへ倒れる背中を壁が受け止める。
「・・・静物画、じゃ・・ない。」
カオルのやつ・・。
生き物を描いてしまったら、それとは違うじゃないか。
そこに描かれた人物はモノではなく、確かに呼吸して、心音の感じられる・・・生きた対象だった。
光を受ける横顔は窓の外の景色を追っている。
死で満たされたこの部屋に、初めて生を感じた・・・。
熱くなった目元を押さえて呟く名は床に消えていく。
「・・・カオル。」
俺が月に一度・・・この部屋でどうしているのか、お前は知ったんだよな。
――ここは俺の骸を置く 『物置』だ。
気付かない訳ない。
ずっと一緒にいたのだから。
俺のエゴ。
俺の弱さ。
俺が隠しきれないすべてのもの。
ばらばらになったそれらを拾い集めて形にする。
それがお前だった。
「カオル・・・。」
ドタバタと階段を駆け上る音が静寂を破る。
「あ!締めるの待って!
今片付けるから・・・!」
部屋の前に俺が立っているのを見たカオルは、顔を赤くして慌てて近寄る。
「あああ///やだ!
見ちゃったの!?
ま、待ってね!すぐ片付けるから・・・」
脇をすり抜けて部屋に入ろうとしたカオルの背中を俺はぎゅっと抱きしめた。
理由なんてない。
ただ・・・たまらなくなった。
黒髪に鼻先を埋めると甘い香りがする。
びっくりして腕の中で暴れるカオルの肩をすっぽりと抱き込み、耳の後ろに口付ければ途端に硬直した。
それだけで耳や首まで赤くなったカオルに、ゆっくりと小さな声でささやく。
「・・・・ありがとう。」
「どうして?
・・・私、お礼を言われるようなことしてない。
もっと、鋼牙に頼りにされるくらいになりたいのになぁ・・。」
カオルは指先でそっと絵の中の俺に触れながらつぶやく。
「こんなことしか・・・出来ないから。」
「こんなこと、なんて・・・っ・」
どれほど救われたか。
生死を繰り返すたび無情感に苛まれた。
自分の拍動が緩やかに消えていくのを感じながら、この牢獄のような窓を幾度も見つめた。
目を覚ませばお前がいる。
それが俺にとってどれだけ希望だったか。
ゴンザだって俺を看取ったことは一度もない。
ましてやお前に言えるはずが無かった。
言えば、きっとカオルは傍で俺が死ぬのを見ているだろう。
どうしてそんなことさせられる?
抱きしめる腕の力を強くして、カオルの肩に頭を乗せた。
「鋼牙、泣いてるの?」
掴んだ幸せはあまりにも大きすぎて、俺はまだ戸惑っている。
こんなに満ち足りていいのだろうか。
こんなにも優しくされていいのだろうか。
俺は世界に受け入れられている。
死で満たされたこの部屋でさえ。
カオルと同じ目線で彼女の描いたものを見つめようと、顔を上げると頬を滴が流れた。
お前の目に映る俺の世界は、こんなにも美しいのか。
―Please speak the words that I can’t be denied.
知らない人のために、補足説明をば。
設定上、鋼牙はザルバとの契約で1か月に1日分の命を与えています。
(日数に違いはあるが、他の魔戒騎士も魔導具との契約に命を対価にしている)
その一日だけは仮死状態なんだとか。
でも設定上の話で、劇中では今まで描かれたことがないので(小説内では道寺のシーンで描かれていました)毎度おなじみの妄想で補間しました。
それにしても仮死状態ってすごいざっくりした説明ですよねw
中には暴利な(1か月に7日とか)魔導具もいそうだわw
でも冷静に考えてみると、人を襲って魔戒騎士にボコボコにされるリスクを冒さなくても、安定した供給を得られるなら魔導具として協力するのもアリよね!(`・ω・´)
そんな打算的なパートナーは嫌だけども!;(苦笑)
いや、でもそういうストイックな関係の魔戒騎士と魔導具の関係も見てみたい気もしますw
ちなみに今作のBGMはタイトルにも頂いた、Jars of Clayの「Worlds Apart」 ♪ (←クリックでyoutube)です。メロディもさることながら、歌詞も秀逸です。
知らない人のために、補足説明をば。
設定上、鋼牙はザルバとの契約で1か月に1日分の命を与えています。
(日数に違いはあるが、他の魔戒騎士も魔導具との契約に命を対価にしている)
その一日だけは仮死状態なんだとか。
でも設定上の話で、劇中では今まで描かれたことがないので(小説内では道寺のシーンで描かれていました)毎度おなじみの妄想で補間しました。
それにしても仮死状態ってすごいざっくりした説明ですよねw
中には暴利な(1か月に7日とか)魔導具もいそうだわw
でも冷静に考えてみると、人を襲って魔戒騎士にボコボコにされるリスクを冒さなくても、安定した供給を得られるなら魔導具として協力するのもアリよね!(`・ω・´)
そんな打算的なパートナーは嫌だけども!;(苦笑)
いや、でもそういうストイックな関係の魔戒騎士と魔導具の関係も見てみたい気もしますw
ちなみに今作のBGMはタイトルにも頂いた、Jars of Clayの「Worlds Apart」 ♪ (←クリックでyoutube)です。メロディもさることながら、歌詞も秀逸です。
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Comments
Re:無題
わぁ!;すいません、かる☆みん様!(o´д人)゚
毎日覗いてくださっていたのですね!ありがとうございますv
「しっかり伝わりましたよ」とお言葉を頂いて、あ~~良かった・・・!とホッと胸を撫で下ろした一二三ですw
また是非、遊びに来てくださいね!ヾ(´・ω・`)ノ"
毎日覗いてくださっていたのですね!ありがとうございますv
「しっかり伝わりましたよ」とお言葉を頂いて、あ~~良かった・・・!とホッと胸を撫で下ろした一二三ですw
また是非、遊びに来てくださいね!ヾ(´・ω・`)ノ"
ひつじ様、初めまして!
初めまして、管理人の一二三です。
拍手メッセージ本当にありがとうございます!
「普通の日常にない二人の、日常なのに非日常な会話」というひつじ様のメッセージにセンスを感じました。
大変光栄です。
一二三なりに、普通の人とは違う彼らの日常の中にある切なさと優しさ、そして希望を描いていけたら、と思いますので、これからもよろしくお付き合いくださいませ。
拍手メッセージ本当にありがとうございます!
「普通の日常にない二人の、日常なのに非日常な会話」というひつじ様のメッセージにセンスを感じました。
大変光栄です。
一二三なりに、普通の人とは違う彼らの日常の中にある切なさと優しさ、そして希望を描いていけたら、と思いますので、これからもよろしくお付き合いくださいませ。
是空様、拍手2つもありがとうございます!(*´∀`*)
いつもお世話になってます!
拍手メッセージ嬉しいです☆
一週間お待たせしちゃってすみません(;^_^)
待っててくださりありがとうございます!
MSのカオルは本当に物わかりがよすぎて、もっと女になってもいいのに!と切なくなりますね。
鋼牙さんにはもう少ししっかりしてほしいですw(使命も大事ですけどね;)
ところでキリ番!!ww
8000番てことはカウンター118000をお踏みくださったのですね!
実はキリ番ゲットのお知らせは猫が登場する設定にしているのですが、複数番号を設定しておくことが出来ないので、9並び以外のキリ番は自己申告になってるんです;
すいません;分かりづらくて。(また「キリ番について」で追記することにします)
なので、是空様がお踏みになったのキリ番で間違いないです。
もしリクエストがありましたら、拍手コメント欄でもメールでも構いませんので、仰って下さいね~(*^-^*)/
長々とすいませんでした;
またいつでも遊びに来てくださいませ!
拍手メッセージ嬉しいです☆
一週間お待たせしちゃってすみません(;^_^)
待っててくださりありがとうございます!
MSのカオルは本当に物わかりがよすぎて、もっと女になってもいいのに!と切なくなりますね。
鋼牙さんにはもう少ししっかりしてほしいですw(使命も大事ですけどね;)
ところでキリ番!!ww
8000番てことはカウンター118000をお踏みくださったのですね!
実はキリ番ゲットのお知らせは猫が登場する設定にしているのですが、複数番号を設定しておくことが出来ないので、9並び以外のキリ番は自己申告になってるんです;
すいません;分かりづらくて。(また「キリ番について」で追記することにします)
なので、是空様がお踏みになったのキリ番で間違いないです。
もしリクエストがありましたら、拍手コメント欄でもメールでも構いませんので、仰って下さいね~(*^-^*)/
長々とすいませんでした;
またいつでも遊びに来てくださいませ!
龍鈴様、拍手メッセージありがとうございます☆
今回も御世話になりまっす(*´∀`*)♪
拍手ごちそうさまでした!
月一回の「死体の日」はTVシリーズで触れられもしてないですねw
実際、今も生きてる設定なのかは一二三にも分かりませんが、せっかくなので書いてみました!
他サイトさんのは一二三読んだことないのですが、きっと皆さん特別な思い入れがあって素敵なお話なのでしょうね。
それぞれのカタチがあるのが二次創作の面白いところです!
そうか~、一二三のはだいぶよそ様と違うのかぁ~;
なんだか不安になってきました(;´Д`)ドキドキ
でも好きだと言ってくれて本当にありがとうございます。
「一二三さんの鋼牙ってすごく人間的というか彼の弱さやエゴがよく出てますよね。」
そう言って頂けて本当に光栄に思います。
これからも大切に「人間」を描いていきますね。
次回も宜しくお付き合いくださいませ。
拍手ごちそうさまでした!
月一回の「死体の日」はTVシリーズで触れられもしてないですねw
実際、今も生きてる設定なのかは一二三にも分かりませんが、せっかくなので書いてみました!
他サイトさんのは一二三読んだことないのですが、きっと皆さん特別な思い入れがあって素敵なお話なのでしょうね。
それぞれのカタチがあるのが二次創作の面白いところです!
そうか~、一二三のはだいぶよそ様と違うのかぁ~;
なんだか不安になってきました(;´Д`)ドキドキ
でも好きだと言ってくれて本当にありがとうございます。
「一二三さんの鋼牙ってすごく人間的というか彼の弱さやエゴがよく出てますよね。」
そう言って頂けて本当に光栄に思います。
これからも大切に「人間」を描いていきますね。
次回も宜しくお付き合いくださいませ。
なな様、美しい表現ですね!
拍手メッセージありがとうございます!!
お仕事お疲れ様です。
まさか蜘蛛の巣に例えられるとは思っていませんでしたww
そんな大層な物に例えられていいんだろうか、と思います(*^_^*)
なな様の書く「死体の日」?の話、一二三読みたいです~~!
ゴミ箱だめ~~!(>д<;)
お仕事お疲れ様です。
まさか蜘蛛の巣に例えられるとは思っていませんでしたww
そんな大層な物に例えられていいんだろうか、と思います(*^_^*)
なな様の書く「死体の日」?の話、一二三読みたいです~~!
ゴミ箱だめ~~!(>д<;)
みっこ様、お久しぶりです!
また拍手メッセージ頂けて、とっても嬉しいです!v
ありがとうございます!
長編のファンだなんてすごく嬉しいです!!←みんなきっと忘れてると思ってたw
燃 え て き ま し た・・・・!ヽ(゚Д゚)ノ
頑張ります!!
ありがとうございます!
長編のファンだなんてすごく嬉しいです!!←みんなきっと忘れてると思ってたw
燃 え て き ま し た・・・・!ヽ(゚Д゚)ノ
頑張ります!!
違うからいいんじゃないですかーw
一二三さんちの鋼牙さんは
本当にせつなくて、こーもらい泣きしたくなるような感じなのですよ。
本来持ってるはずの弱さがTVシリーズだとなかなか見えてこないから
そういう部分の描写ってすごくなんというか
切なくて好きなのです。(うるる
本当にせつなくて、こーもらい泣きしたくなるような感じなのですよ。
本来持ってるはずの弱さがTVシリーズだとなかなか見えてこないから
そういう部分の描写ってすごくなんというか
切なくて好きなのです。(うるる
Re:違うからいいんじゃないですかーw
コメントレスありがとうございます!
一二三です☆
わぁ~~、ありがとうございます・・・!(o´д人)゚
そんな風に思って頂けて本当にうれしいです。
まだまだ作品を書くという点では未熟すぎる一二三で、技術も能力もないですが、想いだけは!全力で込めますので!!(熱)←それしかないww
これからもよろしくお願いします!!
一二三が念(←妄想ww)を込めて書いたものを、皆様が本当に心から受け取ってくれるからこそ、そこに涙があったり、笑顔があったり、感情が生まれるんだなと思いました。
受け取ってくださる龍鈴様や皆様のおかげで、一二三の書く鋼牙やカオルに感情が宿るのでしょう・・・ホロリ。・゚゚(ノД`)
牙狼ファンの皆様ってほんと素敵な方ばかりです!
一二三です☆
わぁ~~、ありがとうございます・・・!(o´д人)゚
そんな風に思って頂けて本当にうれしいです。
まだまだ作品を書くという点では未熟すぎる一二三で、技術も能力もないですが、想いだけは!全力で込めますので!!(熱)←それしかないww
これからもよろしくお願いします!!
一二三が念(←妄想ww)を込めて書いたものを、皆様が本当に心から受け取ってくれるからこそ、そこに涙があったり、笑顔があったり、感情が生まれるんだなと思いました。
受け取ってくださる龍鈴様や皆様のおかげで、一二三の書く鋼牙やカオルに感情が宿るのでしょう・・・ホロリ。・゚゚(ノД`)
牙狼ファンの皆様ってほんと素敵な方ばかりです!
ちゃーみーママ様、拍手メッセージありがとうございます!
今回も本当にありがとうございます!
そうですよね~、一二三も鋼牙の覚悟って並々ならぬものがあると思うんですよ。
子供の頃からザルバと契約していたわけで、ということは7,8歳の子供の頃から1か月に一度仮死状態に陥る、っていう相当ブラックな状況ですよね。
系譜を継ぐ子供とはいえ、あまりにも痛々しい・・(´;ω;`)
それを見守ることしかできなかったゴンザの心痛を思うと、さらに心苦しいです;
「代われるものなら代わってあげたい」と彼なら思いそうですね。
鋼牙さんにはやっぱりカオルちゃんが必要ですよね!
モノクロだった鋼牙の世界をフルカラーに出来るのはやっぱりカオルしかいないww笑
幸せになってほしいです。
そうですよね~、一二三も鋼牙の覚悟って並々ならぬものがあると思うんですよ。
子供の頃からザルバと契約していたわけで、ということは7,8歳の子供の頃から1か月に一度仮死状態に陥る、っていう相当ブラックな状況ですよね。
系譜を継ぐ子供とはいえ、あまりにも痛々しい・・(´;ω;`)
それを見守ることしかできなかったゴンザの心痛を思うと、さらに心苦しいです;
「代われるものなら代わってあげたい」と彼なら思いそうですね。
鋼牙さんにはやっぱりカオルちゃんが必要ですよね!
モノクロだった鋼牙の世界をフルカラーに出来るのはやっぱりカオルしかいないww笑
幸せになってほしいです。
みっきー☆様、120000踏みありがとうございます!
拍手メッセージありがとうございました!☆
いつも嬉しいですv
みっきー様のおっしゃる通り、公式でこの設定の話をやらないのはあまりにも暗いからかもしれません。
それにしても1か月に一度死んでたら、生死観変わりそうですねww
そういう意味でも魔戒騎士達って、普通の人間とは根本的に感覚が異なるんでしょうね。
それに理解を示そうとしているカオルは本当にいい子だと思います。
10万hit☆企画、鋭意がんばり中ですのでwまたぜひ遊びに来てくださいね!(о´ω`о)
いつも嬉しいですv
みっきー様のおっしゃる通り、公式でこの設定の話をやらないのはあまりにも暗いからかもしれません。
それにしても1か月に一度死んでたら、生死観変わりそうですねww
そういう意味でも魔戒騎士達って、普通の人間とは根本的に感覚が異なるんでしょうね。
それに理解を示そうとしているカオルは本当にいい子だと思います。
10万hit☆企画、鋭意がんばり中ですのでwまたぜひ遊びに来てくださいね!(о´ω`о)
ぐみ☆様、おひさしぶりです!!
またのお越し本当にうれしいです!
拍手ありがとうございましたv
おぉ!ぐみ様のイマジネーション素晴らしいです(*´∀`*)
一二三は全然駄目ですよ~;想像力が枯渇しておりますww苦笑
長編も頑張りますね!ぼちぼちとw
MSで鋼牙姫、救出作戦☆とかなんとか噂だけ耳に届いておりますがww
なにそれきになる・・・!!ww(;´皿`)ぐぬぬ
おかげでちっとも筆が進まないという・・・(←言い訳w)
こんな調子の一二三ですが、またぜひ遊びに来てくださいねv
拍手ありがとうございましたv
おぉ!ぐみ様のイマジネーション素晴らしいです(*´∀`*)
一二三は全然駄目ですよ~;想像力が枯渇しておりますww苦笑
長編も頑張りますね!ぼちぼちとw
MSで鋼牙姫、救出作戦☆とかなんとか噂だけ耳に届いておりますがww
なにそれきになる・・・!!ww(;´皿`)ぐぬぬ
おかげでちっとも筆が進まないという・・・(←言い訳w)
こんな調子の一二三ですが、またぜひ遊びに来てくださいねv
ホトトギス様、メッセージありがとうございます!
拍手メッセージ、また頂くことが出来て光栄です。
ありがとうございます!
>「大好きなお話」と言って頂けて本当に嬉しいです(*´∀`*)
これからも頑張りますね~!
ありがとうございます!
>「大好きなお話」と言って頂けて本当に嬉しいです(*´∀`*)
これからも頑張りますね~!
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