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Posted by 一二三 - 2012.07.16,Mon

トイレに置く消臭剤こと、一二三です!
皆様ボンジュール☆

さっそくですが昨日UPすっぽかしてすいません!;
ちょっと手の離せない仕事に掛かりきりでして・・・・。
しかもまだ終わっていない・・・!orzチーン

そんなこんなで現実逃避したい一二三さんが、現実逃避し始めましたので今回もよろしくお付き合いくださいませ☆

今回UPからちょっとまた連作をやりたいと思います!
といっても鋼カオメインの話ではないので、ガッカリされた方ごめんなさい;

牙狼TV版の隙間話というか、短編ぽい話をやりたくなりましてw
一応3話完結くらいをメドにUPしていこうと思います。

お付き合い頂ける方は、今回も応援よろしくお願いします!


!注意!
・一話は零君受難の回
・ありふれたお話・・・でも?w
・一二三の悪巧み


「つづき」クリックで 小説 『睡(ネムリ)~第一夜・贖罪~』へどうぞ。










「ねぇ、銀牙。
 銀牙は私を守るために騎士になったんでしょう?」
 
「なのに、ねぇ・・どうして?
 どうして守ってくれなかったの・・・。」
 
「静香・・・」
 
もうやめよう。
こんなこと続けてちゃいけない。
 
「ひどいじゃない。」
 
暗い瞳で俺を睨む静香。
彼女の白いワンピースの腹部から赤い染みが音を立てて広がっていく。
 
それはまるでホラーが人間を捕食する音のようだ。
 
 
あの日死んだ君に、俺は今も復讐されている・・・。
 
 
  
 
 
 
『睡』   
~第一夜「贖罪」~
 
 
 

 
 
「でもよかった~!大したこと無くて。」
 
「だから言ったじゃん。
 わざわざお見舞いに来なくてもいい、って。」
 
「だって、入院したって聞いてびっくりしたんだから!」
 
 
それは突然の電話だった。
 
―「あ、カオル~。
  私入院しちゃったー!」
 
親友亜佐美からの電話に私は驚いて携帯電話を握りしめた。
 
「とにかく今すぐ行くから!」と後ろでゴニョゴニョ言ってる当の本人を無視して電話を切ると、大慌てで東の管轄の病院まですっ飛んで来たのだ。
 
それなのに・・・。
 
亜佐美は病院のベッドの上であっけらかんと笑っている。
 
「アパートの階段から落ちちゃってさ~!
 でも足の小指折っただけで平気よ。
 一応検査入院ってことで病院にいるけど、明日には退院できるって。
 しばらくは松葉杖だけどね。」
 
「も~~気をつけてよね、亜佐美~~。」
 
「うんうん、ありがとカオル。」
 
「じゃ、私帰るから。必要なものとか無い?」
 
「うん!大丈夫。
 カオルも気をつけて帰りなよ~。ありがとね~。」
 
亜佐美はかる~く手を振った。
 
あまりにもいつも通りな態度に、心配してかけつけた私は少し拍子抜けしちゃったけど、とりあえず元気でよかった。
 
さ~て、せっかく東の管轄まで来たんだし、ゴンザさんお気に入りのお店のお菓子でも買って帰ろう。
 
るんるん、と病院の通路を出口に向かって歩いていたその時、目の前を担架で運ばれていく人を見かけた。
 
・・・救急で来たのかな?大丈夫かな・・・。
 
見ず知らずの人だけれど、そんな風に思いながらチラリと担架の上の人を気遣う。
 
するとそこには思いがけない人物がいた。
 
「零君!?」
 
慌てて駆け寄ると担架を引いていた看護師の一人が話しかける。
 
「零君!零君!!どうしたの!?」
 
「お知り合いの方ですか!?」
 
「ええ!友人です。
 何があったんですか!?」
 
「外傷はありません。
 ただ意識不明の昏睡状態ですので、このままICUに移送します。
 ご同行お願いします。」
 
「は・・・はい・・!」
 
どうしたんだろう。
一体何があったの!?
 
いつも元気な零君の瞳が今は固く閉ざされている。
 
ホラーとの戦いのせいだろうか?
 
・・・あんなに強い零君が病院に運ばれるほどやられるなんて・・・。
 
半ば信じられないような心地で、震えそうになる口元を押さえた。
 
ICUの家族待合室で、医師の説明を待つ。
零君には身内の人がいないから私が説明を聞くことになったのだ。
 
 
―「ご友人の方ですね?」
 
「あ、はい!
 あの零君の容態は!?」
 
「命に別状はありません。
 外傷も特に見当たりませんし、CTの結果、脳、臓器にも問題はないでしょう。
 まったくもって健康ですよ。」
 
「でも昏睡状態って・・」
 
「そこが分からないんです。
 彼は言わば、ずっと眠っているような状態です。
 原因が不明である以上、今は取る手だてがありません。
 ひとまずは栄養点滴と、安静にしておくことで様子を見ますが、何か変化があれば対症療法を施していくようになると思います。」
 
 
原因不明の昏睡なんて・・・。
やっぱりホラーが関係してるんじゃ。
 
「あまり気を落とさずに。
 彼を信じて、意識が戻るのを待ちましょう。」
 
医師はそう言って私の肩をぽんと叩くと、部屋を出ていった。
 
とにかく鋼牙に連絡しよう。
鋼牙なら零君を助けられるかも・・・。
 
 
―――・・・
 
 
 
「これで今月に入って、4人目です・・・。」
 
目の前の白く輝く男はそう言って紙を3枚投げつける。
冴島鋼牙はそれを難なく受け取り、紙面に目を通した。
そこには3人の魔戒騎士と思われる人物が写っている。
 
皆、一往に精悍な顔つきだ。
 
白い布に覆われた台座に腰をかけながら神官は顔を曇らせる。
 
「討伐に向かわせた騎士が相次いで意識不明に陥り、ついに銀牙騎士までも敗れました。」
 
東の神官の言葉に、それまで口を閉ざして聞いていた鋼牙は眉根を寄せた。
 
「・・・・涼邑零の安否は?」
 
「他の3名と同じく、意識不明の昏睡状態です。
 今のところ命に別状はありませんが、このままの状態が続けばいずれは危険となるでしょう。」
 
「ホラーの正体は?」
 
「・・・今だ断定はできませんが。
 おそらくはホラー・エルムの仕業だと。
 奴は人間の夢を自在に操る能力を持ったホラーです。」
 
神官の言葉に、左中指の相棒が苦虫をつぶしたような表情を浮かべる。
 
《参ったな・・・。
御年1000歳以上の古株だ。
長き眠りから醒めたのか。
鋼牙、ヤツに3次元的実体はなく、倒すには夢の中に入るしかない。》
 
「すなわちヤツのテリトリーに入る、ということか・・・。」
 
おそらくはその戦法で、零を含む4人の魔戒騎士がすでに敗れたことになる。
 
ならば迂闊に攻め込むのは危険、か・・・。
 
「無責任な言い方かもしれませんが、あなたの力を信じます。ガロ。」
 
神官はその手の内から青い小瓶を取り出すと、鋼牙に渡した。
 
 
東の管轄に出張命令が出た時、すでに悪い予感はしていた。
白羽の矢が当たったのなら仕方がない。
 
鋼牙は神官に一礼すると、颯爽とその場を後にした。
 
 
《さて、鋼牙・・奴は強敵だぞ。
 どうやって倒す?》
 
「まずは零と会う。
 アイツがただ敗れたとは考えにくい。
 今は少しでも情報が欲しい。」
 
・・・とかなんとか言って、ほんとは心配だから様子を見に行くんだろう?
 
彼の左手で揺れながらザルバはそっと思うが、口には出さなかった。
 
 
―――・・・
 
 
 
ザルバにシルヴァの気配を追ってもらい、零が運び込まれた病院に辿り着く。
 
彼が入院している個室に挨拶程度のノックをし、そのまま引き戸を開けると中から人影が飛び出してきた。
 
「鋼牙!!」
 
「!?カオル!」
 
「良かった~!今、連絡しようとしてたの!
 でもなんで分かったの??」
 
ホッとしたような表情を浮かべたカオルに、俺は目を丸くする。
 
いや、聞きたいのはこっちだ。
 
「お前こそなぜここに?」
 
「ほら、今朝亜佐美が入院したからお見舞いに行ってくる!って言ったでしょ?
 ここの病院なのよ。
 そしたら偶然、零君が運び込まれてるのが見えて・・・」
 
カオルはベッド上の零に気遣わしげな目線を向けると言葉を切った。
 
なるほど合点がいったが、こいつはよくよくタイミングが良いというか悪いというか・・・。
妙な具合でこういうことに出くわす。
こちらに巻き込む気が無くてもどういうわけかカオルを引き寄せてしまうようだ。
 
ある種の才能を疑うが、今更といえば今更・・・。
 
俺は軽く頭を振ると目の前の問題に向き直った。
 
 
「東の番犬所から俺に指令が下った。
 安心しろ・・・ホラーを倒せばきっと零も目を覚ます。」
 
「ほんと?
 私・・・びっくりしちゃった。
 なんか・・・いつも元気な零君がこんな状態なんて・・・不安だよ。
 どうしてこんなことになっちゃったの?」
 
眉を下げて零の表情を覗うカオルに倣い、俺も今一度彼の状況を見る。
 
「・・・ホラー・エルムは夢を自在に操ることが出来る。
 そこに人を閉じ込めて、魂を食らうんだ。」
 
「夢?
 じゃあ、零君は夢に捕まってるの?」
 
「ああ、そうだ。
 ザルバ、シルヴァはどうだ?」
 
《・・・だめだ。
 シルヴァの意識も捕らわれている。》
 
シルヴァなら捕らわれている零の意識に語りかけることが出来ただろうが、その方法も無理、か・・・ならば。
 
「ザルバ、俺は今から零の夢の中に入ってみようと思う。」
 
「えっ!」
 
驚いてカオルが俺を見つめる。
 
《なに?危険だ。
 夢は何が起こるか分からない。
 それに、そこはホラーのテリトリーだぞ。
 お前まで零の二の舞になりかねん。》
 
確かに救助にいって二次遭難じゃ笑い話にもならないが、今は他に方法がない。
 
「無策で踏み込むのは危険だと承知している。
 だが、俺の夢の中ではなく零の夢だ。
 他人であれば多少の身動きは出来るはず。
 ホラー・エルムも零の夢の中で俺を自由にすることはできない。」
 
《なるほど・・・。
 危険な賭けだが、上手くいけば零を起こすことが出来るかもしれないな。
 万が一のことを考えて、俺様の意識は現実に残す。
 なにかあれば、お前だけでも夢から引き戻すからな。》
 
 
「承知した。」
 
鋼牙はそう告げると、ベッドサイドの長椅子に腰かけ、コートの内ポケットから青い小瓶を取り出した。
 
「それなに?」
 
興味深くカオルは鋼牙の隣に座りまじまじと見つめる。
 
鋼牙の手にある小瓶は、先ほど東の神官から渡されたものだ。
 
「他人の意識の中に自分の意識を飛ばすための薬品だ。
 もともとこのホラーと戦うために、その昔魔戒法師が編み出したものらしい。」
 
「じゃあ、その薬で零君の夢の中に入れるのね?」
 
「ああ。
 荒療治だがホラーの術を破るには零自身が目覚めなければならない。
 行って叩き起こしてくる。」
 
「ちゃんと帰ってこられるの?」
 
カオルが不安げに俺を見上げた。
 
あの零が敗れたから余計に心配なんだろう。
 
《なぁに!俺様がついてるんだ。
 安心しろカオル。》
 
下からからかうザルバの声を窘めるように咳払いすると、まっすぐにカオルと向き直った。
 
「起きればいいだけだ。
 そうだな・・・1時間経って戻らなければ、お前が起こしてくれるか?」
 
「う、うん!任せて!」
 
カオルは両手を構えると、不安げな顏を精一杯勇ましくさせる。
 
頼られたことで自分がしっかりしなければ、と思ったのだろう。
何にせよ、元気がもどったのなら良かった。
 
俺は再び零に視線を戻すと顔を引き締めて、小瓶の薬剤を飲み干す。
 
飲んだ途端、全身から力が抜けていく。
急激に遠くなる意識を、そのまま椅子の背もたれに委ねて俺は目を閉じた。
 
 
 
―――・・・
 
 
再び目を開けた時、そこは見知らぬ場所だった。
病院特有の白い壁や消毒薬の匂いも無い。
 
冴島邸によく似た造りの内装をくるりと見渡す。
 
ここは西の管轄にある道寺の屋敷なのだろうか・・・?
 
窓の外を見やると、雨がさかさまに降っていた。
非現実的な光景に確信する。
 
「・・・どうやら、上手く零の夢に入れたみたいだ。」
 
 
どこか白黒に近い色あせた視界は零のイメージなのか、それとも色に関する記憶が曖昧なのか、どちらにせよ奇妙な風景だ。
 
他人の頭の中を歩きまわる趣味はない。
早く零を見つけて、この夢を終わらせよう。
 
「零!」
 
大声で呼びかけるが返事はない。
ただやたらと人の気配がする。
 
ざわざわとした人のうめき声と外の音が混ざってノイズのように聞こえた。
 
 

「零、どこにいる!?」

 
屋敷の中を歩きまわりながら、彼の姿を探していると物置と思われる扉の向こうから声がした。
 
―「誰だ・・?そこに誰かいるのか?」
 
「零か?
 俺だ!無事なのか?」
 
扉に手を触れると、そこに爪でひっかいたような跡が無数にあることに気付く。
 
ホラーに襲われたのだろうか?
だが、あの零が戦わずに立て籠もっているところが腑に落ちない。
 
 
「おい、大丈夫か!?」
 
ようやく扉を開いて中から顔をのぞかせた零は驚いたように目を開いている。
 
「鋼牙!?どうやってここに・・・」
 
「東の神官から薬をもらって入り込んだ。
 ホラーはどこだ?」
 
「薬?ホラー?何のことだ?」
 
まるで俺の言っていることが通じていないように零は首を振った。
 
その時、向かいの扉が勢いよくバン!と開き、白い衣服をまとった女性が現れた。
 
 
「銀牙・・・」
 
女性は自分の腹部から大量に出血させながら、こちらににじり寄ってくる。
 
「おい、零・・・あれは一体誰だ?」
 
初めて見る顏に警戒心を顕わにして俺は魔戒剣の鞘に手をかけた。
 
先ほどの零とのやり取りで確信した。
おそらく零はこれが夢だとも気付いていないだろう。
 
高い洞察と思考力を併せ持つ涼邑零を、まんまとこの夢に閉じ込めている元凶はこの相手に違いない。
 
正常な判断力を奪うほどの“何か”。
 
 
「あ、あいつは・・・静香は。俺の・・・恋人だ・・・。」
 
静香・・・?
バラゴに殺されたという・・・。
 
「どうして私を助けてくれなかったの!?」
 
「ち、違う・・・!
 気付かなかった・・・!
 もっと早く目が覚めていたら・・・」
 
「嘘よ!
 本当はずっと私が邪魔だったんでしょう!
 疎ましかったんでしょう!
 病弱な私の世話ばかり押し付けられて!」
 
「違うんだ静香!!」
 
「だってあなたは私を守ってくれなかったじゃない・・!」
 
鋭い言葉で零を切りつける静香。
 
目に映る景色は、どんどん黒ずんでいき色を失っていく。
零の精神が破綻していくのを、まるで鏡のように世界が映し出している。
 
地獄の責め苦もこれに比べれば軽いものだろう。
 
「・・し、ずかっ・・・!」
 
絶望に顔を歪める零。
 
これではまともに話も出来ない・・・!
 
「くっ・・・!」
 
とにかく元凶から引きはがすことが先決と、打ちひしがれている零の腕を引っ掴むと、屋敷の中を走った。
 
修業の間と思われる地下室のぶ厚い扉を押しあけてそこに立て籠もる。
 
背中をぴったりと押し当てて、元凶が入ってこられないように扉を塞いだ。
 
すぐさま扉をぶち破ろうと外からの衝撃が背中に来る・・・!
 
ドシン!と何度も音を立てて、相手は激しく扉を叩きながら悲鳴のようなかなきり声を上げた。
 
―「銀牙!ぎんが!
  開けてよ!開けて!!
  また私を見捨てるの?
  また私を死なせるの!?」
 
・・・こんなところにいつまでも居たら、零でなくても頭がおかしくなりそうだ。
 
扉の両端を抑える指先は白く痺れてきた。
おおよそ女の力とは思えないその強さは、零の彼女に対する想いに比例している。
 
そう、ここは零の夢の中だ。
 
今にも破られそうな扉を見つめるうつろな瞳に、今は賭けるしかない。
 
 
「零!しっかりしろ!
 これは夢だ。
 ホラー・エルムがお前を陥れるために見せている幻覚に過ぎない。
 早く目を醒ますんだ!
 こんなことを続けていて良いはずがない!!」
 
零は床を見つめてボソボソと呟くように答えた。
 
「鋼牙・・・。
 俺には罰を受ける理由がある。
 静香を守れなかった・・・道寺もだ・・。
 本当はずっと望んでいたんだ。
 こうなることを・・・。」
 
 
「本気で言ってるのか・・・!
 お前の大切な者にこんなことをさせていいのか!?」
 
「-!・・・」
 
 
その時、扉を叩いていた衝撃が急に止む。
叫び声もピタリと止まり、世界は静けさを取り戻した。
 
「そうだ・・・。
 鋼牙、お前の言う通りだ・・・!
 これは夢だ。俺にとって都合の良い・・!」
 
 
零の瞳がいつもの光を取り戻した瞬間、辺りが真っ白になる。
 
崩壊していく牢獄は零にとって酷く居心地のいいものだったのか・・・。
それは彼にしか分からない。
 
 
 
「・・・俺はずっと望んでいた。
 俺の罪を断罪してくれる誰かを・・・。
 それが静香の姿で現れるなんて・・・とんだ皮肉だ。」
 
顔面を覆って苦々しく零した言葉は、自らを侮蔑していた。
 
気持ちは分かる・・・痛いほどに。
 
「・・・それでも、お前には良い夢だったんだろう?」
 
俺の問いかけに、零は自らを振り切るように顏を覆っていた手を離して笑う。
 
 
「ああ・・・!
 良い夢だったよ。」
 
うなづくようにして答えた零は唇を噛みしめた。
 
 
「・・・この夢は、俺には優しすぎた・・・!」
 
 
覚醒をうながす白い光が零の姿を包み込む。
 
残酷で優しい夢が終わりを告げた。
 
 
 
“もう、目を開けていいから・・・・。”
 
 
 
そっと胸に内に思ったことが、零には聞こえないようにと願った。
 
 
 
 
 
 
 
 
――・・・・To be continued

とりあえず第一夜です。
 
ホラー・エルムはお気づきの方もおられると思いますが、映画「エルム街の悪魔」からお名前と設定を頂きましたw
フレディではホラーの名前として可愛すぎるので「エルム」に。
 
今回、物語の導入として零君が酷い目に遭いました;零君ファンの皆様すみません!
ちなみ零の夢の中の静香は彼の罪の意識の象徴なので、彼女自身がこんなことを思っていたわけではありませんのであしからず。
 
零君にも幸せになってもらいたいなぁ・・・(´・ω・`)

次回も宜しくお付き合いください。
 
 
 

拍手[65回]

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Comments
心太様、拍手ありがとうございます
拍手メッセージどうもありがとうございます。
一話からだいぶ間が空いてしまいましたが、近く二話UPします。
また続けて読んで頂ければ幸いです。

Posted by 一二三(管理人)です - 2012.12.08,Sat 22:42:07 / Edit
やまぶき様、拍手ありがとうございます
お久しぶりです!
拍手ごちそうさまです。
長く休みを頂いてしまいましたが、引き続き頑張っていきますのでこれからもよろしくお願いします。
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.12.08,Sat 22:46:17 / Edit
selfish様、拍手ありがとうございます
ご感想ありがとうございます。
本当に、零君にも幸せが来るといいですよね。
どうにも影があって不幸が似合うキャラなので、不憫で・・・(´Д`|||)
どうかselfish様の手で零君を幸せに導く素晴らしいお話を書いて頂きたいです!
いつかのお話でも楽しみにしておりますね。
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.12.08,Sat 22:46:47 / Edit
是空様、拍手ありがとうございます
零好きのあなたのために・・・v
なんて思ったのは本当です!
拍手ありがとうございます。
なかなか一生分の恋をしちゃうと、新しい幸せって難しいですね。
でも是空様の文で、彼の幸せの訪れを見守ることが出来るので一二三嬉しいです。
続きも頑張りますね。
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.12.08,Sat 22:47:21 / Edit
ひつじ様、拍手ありがとうございます
ご無沙汰しております。
メッセージありがとうございます。
「ありそうでなかった話」と評して頂けてとても嬉しいです。
続きも頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.12.08,Sat 22:47:52 / Edit
hitori様、拍手ありがとうございます
いつもお世話になっております。
ご感想大変助かります!
そうですねぇ~、鋼牙さんが無事エルムをギッタンギッタンやっつけちゃうのか、それとも・・・。
また続きも読んで頂けるととても嬉しいです。
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.12.08,Sat 22:48:18 / Edit
みっきー様、拍手ありがとうございます
ご無沙汰しており、大変失礼で申し訳ございません!
ご感想本当にありがとうございました。
MAKAISENKIの「果実」の回は一二三もすごく好きですね。切なくて。
2期は零君の回がどれも非常に素晴らしくって良いですね。
続きもおたのしみに☆
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.12.08,Sat 22:48:53 / Edit
龍鈴様、拍手ありがとうございます
メッセージありがとうございます。
鋼牙と零ってバランスが良くてほんとにカッコいいですね。
コンビとして素敵です。(翼がハブにww)

ご紹介の某ファルコムのRPGぜひやってみたいものです(*´∀`*)
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.12.08,Sat 22:49:38 / Edit
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