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Posted by - 2024.04.26,Fri
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Posted by 一二三 - 2012.01.09,Mon

こんばんは!
一二三です☆

正月も明けて、成人式も各県で終わっているというのに、何を今更という感じですみません!w


なので、まぁwこの話はおまけ程度というか・・・こういう話もあるんだよ的な感覚で読んでいただければ幸いです。

なお、この前の話の『聖夜の奇跡』とつながっているので、まだ読んだことのない方は、そちらからお読みになることをお勧めします。



一応読む前に↓の注意を確認してくださいね☆


~注意!~

・事後から始まるとはこれ如何にw
・裏はないのよ・・ごーめんね泣
・零君がイイオトコvウホッ
・鋼牙・・・!(。´Д⊂)うぅ・・・。
・ハッピーエンドからまさかのどんでん返し


と非常に賛否の分かれる作品ではありますが、目を通していただけると嬉しいです!
でもホント、無かったことにしていただいてもOKですのでw
そこはもう自由に受け取ってもらえれば、と思います。


おっけー!という方は「つづき」クリックで小説 『想い雪』へどうぞv





 
 
 
 
あの不思議なクリスマスイブの夜が明けて、今日は12月25日クリスマス。
 
「んふふ~v」
 
枕に頬杖をついて、サイドボードの上のスノードームを眺めて自然と漏れた吐息に、鋼牙がため息で答えた。
 
「・・・お前、ずっとそれだな。」
 
ジッ・・と袖のジッパーを上げる音にちょっとだけむっとする。
 
「いいでしょ?
 だってすっごく嬉しいんだもん!」
 
「指には嵌められないぞ?」
 
鋼牙がスノードームの中の指輪を指して言う。
 
それは・・・将来にとっとくよ。
 
・・・。
 
 
「鋼牙ぁ・・・。」
 
「?・・・なんだ?」
 
鋼牙の匂いがする枕に顔をうずめてくぐもった声で語りかけると、私がまだ眠いと思ったのか、鋼牙はベッドの縁に腰かけて距離を詰めた。
 
その何気ない優しさが、とても幸せな時間をくれる。
 
朝の微睡の中、体温で暖まった布団が心地よくて私は再び瞼を閉じた。
 
うつ伏せになった私の背中に、鋼牙は肩甲骨にそって唇を落とす。
 
薄い肌着の上に鋼牙の前髪がかかり、くすぐったさと昨夜の熱さを思い起こさせる柔らかい感触に、頬が赤くなった。
 
ねぇ・・・言ってくれないの?
 
本当は、指輪なんて言って渡すつもりだったの?
理想も夢も膨らむばかりで苦しいよ。
 
 
聞きたいけれど、怖いから・・・。
 
 
 
「ありがとう、鋼牙・・・。」
 

 
 
 
『想い雪』
~X’masおまけ小説~
 
 
 
 
零君の穴を埋めるためにいつもの倍忙しい鋼牙は、やっぱり朝からずっと家を空けることになった。
 
「夕方には帰ってくるかなぁ・・・。」
 
しん・・と静まり返った屋敷に、私の独り言と暖炉のパチパチという火花の音だけが響く。
 
一人でお昼を済ませた後、キャンバスを片手にクリスマスツリーを眺めていたんだけれど、時計を見ると16時をまわっていた。
 
その時、年季の入った黒電話が鳴り私は慌てて受話器を取る。
 
 
「はい!御月・・・じゃなかった!
 さ、冴島です!;」
 
“冴島”だって・・・///
 
自分で言ったのになんとなく照れくさくて背中がムズムズした。
 
 
―「カオル様!
  メリークリスマスです!」
 
「!ゴンザさん!
 ふふ、メリークリスマス!」
 
受話器から聞こえてきたのは執事のゴンザさんの声だった。
 
今はクリスマスパーティーの準備で零君の家にいるのよね。
 
―「カオル様、もうじき閑岱から邪美様達が御着きになられるんです。
  それで、カオル様もそろそろこちらにおいでになっては、とお電話差し上げたのですが・・・」
 
 
「あ、ああ・・そっか。」
 
今夜はご招待されてるんだった。
 
「うーん・・・でも、鋼牙がまだ帰ってないから・・・。」
 
叶うなら鋼牙と一緒に行きたい。
でも何時になるか・・・。
 
―「そうですか・・。
  両方の番犬所にも顔を出さないといけないので、お時間を取られているのでしょう。」
 
どうしようかと、電話のコードを弄んでいるとガチャリと玄関が開く音がした。
 
「あ!帰ってきたみたい。
 また連絡します!」
 
私は慌てて受話器を下すと、鋼牙を出迎えに玄関ホールに向かう。
 
「おかえり!」
 
「ただいま。」
 
「遅かったね。」
 
「範囲が広いからな・・・。」
 
鋼牙は白いロングコートの袖を腕から抜きながら抑揚のない声で答えた。
 
お昼も食べてないからきっと疲れてるよね。
 
「そう・・・。
今夜、零君のクリスマスパーティーに行けそう?」
 
「いや・・・たぶん、難しい。
 やはりクリスマスは・・・・。」
 
鋼牙が言いかけたその時、ザルバがさえぎった。
 
《鋼牙、オブジェを一つ探知したぞ。
 感じからいって埠頭のあたりだと思うが・・・。》
 
あー・・・。
 
鋼牙も私も同時に息をつく。
しょうがないよね、こればっかりは。
 
「・・・・。
 ・・カオル、俺を待ってても仕方ない。
 お前だけで行って来い。」
 
「え、でも・・・待ってるよ・・。」
 
待ってたい。
 
「せっかく招待されているんだ。
 事情を知ってるとはいえ、二人そろっていかないのは、な・・・。
 お前だけでも行ってくれれば、俺としても助かるんだが。」
 
 
「じゃあ・・・行ってくるけど・・。」
 
 
「あぁ、楽しんでくるといい。
気をつけて行けよ。
 途中まで送ったほうがいいか?」
 
もう一度慌ただしくコートを着込みながら、鋼牙は私を気遣ってくれる。
大変なのは鋼牙のほうなのに。
 
「ううん!出かける準備もあるし・・・一人で大丈夫。」
 
「そうか。
 じゃあ・・・・俺は先に出る。」
 
「お昼食べてないよ?」
 
「暇がない。」
 
背中を向けて玄関扉を押す鋼牙。
 
 
 
「あ・・・・。」
 
きゅっと、思わず彼の袖を掴んでしまった。
 
「カオル?」
 
「えっ・・・あ、えっと・・・。」
 
なに引き留めてるんだろ、私。
鋼牙困ってるじゃないの。
 
 
「? ・・・何かあるなら、帰った時・・・必ず聞く。
 夜遅くなるなら、零の家まで迎えに行くから。」
 
 
鋼牙・・・。
 
「うん・・・待ってる・・・。
 ぜったい・・待ってる。」
 
昨日二人きりで一緒にいた時間が長かったせいか、名残惜しくてお互いに目を外せないでいた。
 
《・・・・おい、お二人さん。
 そんな熱い目で見つめ合ってるといつまで経っても家を出れないぞ?》
 
「ザルバ!;」
 
私も鋼牙もザルバの咳払いでハッとする。
 
やだなぁ///恥ずかしい・・・。
 
「い、いってらっしゃい・・・!」
 
「行ってくる・・・。」
 
 
見えなくなるまで鋼牙の背中を見送って、私は玄関を閉めた。
 
熱くなった頬に両手をあてて冷ましながら、もう一度呟く。
 
「ぜったい・・・待ってる。」
 
それは願いにも似た・・・
 
 
 
―――・・・・
 
出掛ける前にゴンザさんに連絡を入れて、私は冴島邸を出た。
 
零君の家は、ちょっと古びてるけど雰囲気のある洋館。
 
昔、まだ出会って間もない頃に一度訪れたことがある。
 
コン、コンとドアをノックすると、中から零君の声で「どうぞー!」と聞こえた。
 
ドアを開けるといきなり、パパン!と何かが破裂する音がして、私は思わず目を閉じる。
 
「きゃっ!」
 
 
「Merry Christmas!!」
 
複数の明るい声に出迎えられて、目を開けるとそこには零君、翼君、邪美さん、鈴ちゃん、それにゴンザさんの5人がクラッカーを持って立っていた。
 
「うふふ!メリークリスマス!」
 
色とりどりのテープが髪に巻き付いたまま、私も笑顔で答える。
 
クラッカーなんて久しぶり!
こういうの、いいね。
 
 
「カオル!久しぶり!」
 
鈴ちゃんが満面の笑みで髪についた色紙を取ってくれる。
 
「うん!元気そうだね、鈴ちゃん!」
 
零君がクラッカーのテープを巻き取りながら、尋ねた。
 
「いらっしゃい、カオルちゃん♪
あれ?鋼牙は?」
 
「あー;たぶん、指令書が出そうなの。」
 
「だよなぁ~・・・やっぱりか。」
 
「なんだ、鋼牙の奴どうしても来れないんだな。」
 
ほうきを肩に担いだ邪美さんも少し残念そうにつぶやく。
 
そうだよね、なかなか会えないもの。
きっと鋼牙も邪美さん達に会いたかっただろうなぁ。
 
「毎度思うが、外界で使命をこなす魔戒騎士は大変だな。
 閑岱は平和だ。」
 
翼君はここにいない鋼牙のことを想ってねぎらってくれる。
 
「その分、儀式やら後進の育成やら大変なんだろ?
 しっかし、あれだよな~。
 ホラーも盆暮れ正月は外せってんだよ。」
 
ふふっ、零君たら。
でも本当に魔戒騎士ってお休みないもんね。
 
 
 
「鋼牙が一緒じゃなくてカオルは寂しいか?」
 
鈴ちゃんのストレートな質問に、私は心臓がびくっとなった。
 
「ふえっ!?;
 ううん!そんな・・・///」
 
「鈴は寂しいよ。」
 
「あ・・・うん・・・。
 お姉ちゃんも、やっぱり寂しい・・・。」
 
ちゃんと正直でいようと思った。
鋼牙のことだから。
 
 
 
「まぁ、今日は楽しんでってよ♪
 カオルちゃん何飲む~?
 チューハイやカクテルもあるよ。」
 
「えっと・・・じゃあカクテルとかで。」
 
「さぁ、皆様!チキンをどうぞ!」
 
ゴンザさんが良い匂いを漂わせながら、こんがり焼けた鳥の足を持ってきてくれる。
 
「ケーキもございますからね!」
 
「俺!俺も作るの手伝ったんだよ!」
 
 
「わ~ほんと、零君!」
 
「けーき??」
 
「鈴様、ケーキというのは甘くってとってもおいしいお菓子でございますよ。」
 
少女が飛び跳ねて黄色い声を上げるのを、私は微笑ましく眺めた。
 
楽しくて、本当ににぎやかなクリスマスパーティー。
 
ゴンザさんのおかげか、すっかり見違えるほどきれいになった零君の家は、クリスマスの飾り付けでとっても目に鮮やかになっていた。
 
前来た時の殺風景な感じは全くない。
 
豪快にお酒を飲む邪美さんが、零君や翼君に絡みながら、大笑いしている。
 
「ぎゃーーー!鋼牙がいねえと止める奴がいない~!!」
 
「オラオラだらしないね!
 私の酒が飲めないってのかい?」
 
「あぁ・・!こんな時鋼牙がいたら、邪美に立ち向かってくれるのに・・・。」
 
「“おい、邪美・・・その辺にしとけ”だろ?」
 
「そうそう!鈴ちゃん分かってんじゃん!」
 
鈴ちゃんが鋼牙の声真似をしたのに零君が手をたたいて喜んだ。
 
邪美さんも大口をあけて豪快に笑っているけれど・・・・
 
「あはははは!」
 
あれ?
 
なんか邪美さん・・・いつもと酔い方が違う気がする。
 
「ほっほっ邪美様、いつもならお止めする鋼牙様がいないので飲む勢いに拍車がかかっていますね。」
 
横から笑いかけるゴンザさん。
確かにその通りなんだけど・・・・。
 
私はちょっと違和感を感じた。
 
一見、ものすごく上機嫌で飲んでるように見えるけど・・・ほんとにそうなのかな?
 
「ちょっと風にあたってくるよ♪」
 
邪美さんはそういうと持っていたビール缶を置いて、バルコニーに向かう。
 
「うえ~い!やっと休憩~~!」
 
「俺はもうコブラツイストは食らいたくない・・・!」
 
解放されて一息ついている零君と翼君を後目に、バルコニーに消えていく邪美さんをなんとなく私は追いかけた。
 
邪美さんは手すりに肘をついて、軽く目を瞑っている。
 
 
「・・・ん?ああ、カオルかい。
 あんたも風に当たりに来たのかい?」
 
「あ・・・うん。」
 
声の感じもやっぱりなんだか違う。
 
思い当たる節を意を決して言ってみることにした。
 
「・・・鋼牙がいないと・・・調子くるっちゃう?」
 
てっきり怒られるかと思ったのに、邪美さんは息をつくように穏やかに笑う。
 
「・・・あんた生意気だよ。
 でも当たってる・・・。
 鋼牙ぬきであいつ等と飲むなんてほとんどないから・・・。
 鋼牙がいなきゃ、私の命は助からない命だったんだよ。
 あいつ等と、こんな風に飲んだりできる仲になれたのは、中心に鋼牙がいたからなんだな。
 分かってたけど・・・今日、よく分かった。
 だからすっごい・・・アイツに感謝してる。」
 
真剣な横顔に、邪美さんがどれほどまっすぐな思いを鋼牙に抱いているのか分かる・・・。
 
 
「カオルだから・・・言うけどさ。
 私やっぱり・・・鋼牙に惚れてた。」
 
 
「・・・・・。」
 
分かってるのに、私の胸はツキンと痛んだ。
 
 
「ああ、だからって今もじゃないからね。
 もう終わった話さ。
 ・・・これはさ、単純な興味なんだけど・・・。
 アイツ、あんたの前ではどんな風なの?」
 
「どんなって・・別に、普通かな・・・。」
 
「違うよ・・・。
 全然、違う。
 あんたの前だとアイツは・・・。」
 
「邪美さん・・・?」
 
 
「あーー!やっぱり調子狂うね!
 聞かなかったことにしてくれよ。」
 
にっこりといつもの気持ちいい笑顔を浮かべると、邪美さんは再び零君達のところへ戻っていった。
 
―「おー!お前ら、第2ラウンドだよ!」
 
―「えええーーー!」
―「もう嫌だ~~!」
 
 
“私の前だと鋼牙は・・・” 何?
 
 
付き合って1年。
 
今でも見つめ合うだけで、顔が赤くなる・・・。
 
キスするのも手をつなぐのだってすごい勇気が必要で・・・大切なことも聞けない。
 
 
聞きたくても・・・聞いたら、今の関係が壊れちゃうんじゃないかって思って聞けない。
 
私の知らない鋼牙を、邪美さんが知ってるってだけで、胸がざわざわする。
 
こんなに好きなのに・・私は知らない。
 
私の前だと・・・鋼牙はどうなるの?
 
 
昨夜、痛いくらい強く繋がられていた掌を広げて見る。
 
 
あんなに強く抱きしめても、抱きしめられても・・・分からないことってあるんだね・・・。
 
 
 
―――・・・
 
 
宴もたけなわで、そろそろ23時になる頃。
 
「・・・鈴ちゃん、眠いの?」
 
隣でこっくりこっくりと舟をこぎ出した鈴ちゃんの肩を揺さぶる。
 
「はっ!うう~~眠くない~~。」
 
「鈴、そろそろ寝る時間だ。
 もう閑岱に帰るぞ。」
 
翼君の言葉に鈴ちゃんは目をしょぼしょぼさせながら、首だけ横に振った。
 
「・・・鋼牙、が・・・来るかもしれないなら・・・まってる・・・。」
 
「鈴ちゃん・・・。」
 
あどけない少女の小さな望み。
いつだって鋼牙に会える自分にちょっぴり罪悪感をおぼえてしまう。
 
「諦めろ。ほら、駄々こねてないで帰るよ、鈴。」
 
「そうだよ、鈴ちゃん。
 もうこんな時間だ。
 多分、指令書が出たんだよ。
 鋼牙は来ないから、さ!」
 
眠くてたまらないという様子の鈴ちゃんに、邪美さんも零君も優しい口調で言い聞かせる。
 
もうふらふらで今にもコテンと頭が落ちそうな鈴ちゃんを、翼君がおんぶした。
 
私には兄弟がいないから、こういう仲睦まじい姿を見ると訳もなく幸せな気分になる。
 
 
「じゃあ、零今年はこれで最後だから・・・。
鋼牙にも会いたかったが仕方ない。
 一年ありがとうな。」
 
「おう、こっちこそ。」
 
「私も、世話になったな。
 来年もよろしく。」
 
「よろしくお願いしたいのはこっちだよ。
 じゃあ、良いお年を。」
 
「ああ!今日はありがとう。」
 
零君と挨拶を交わした翼君と邪美さんは、私にも声をかけてくれた。
 
「カオルも元気でいろよ?
 鋼牙によろしく言っておいてくれ。」
 
「ああ、頼む。」
 
「うん、・・分かった。
 じゃあ、またね、邪美さん、翼君、鈴ちゃん!」
 
「う~~~ん・・・。」
 
 
パタンと玄関が閉まった。
 
 
「・・なんだか一気に静かになってしまいましたなぁ・・。
カオル様、長居してもご迷惑ですし、私たちも後片付けを終えたら失礼しましょうか。」
 
あ・・でも私、鋼牙と・・・。
 
「ああ!いいっていいって!片付けなんか。
 俺やるし。
 それより早く家に帰って、鋼牙のこと出迎えてやりなよ。
 カオルちゃん、礼言っといてくれな?
 おかげでたっぷり休めたよ。」
 
零君が私の肩をポンと叩いて微笑みかけてくれたけど・・・。
 
 
「そ、そうですか?
 では、カオル様・・・・。」
 
「っ・・あの!ゴンザさん、一人で先に帰っててくれますか?
 私はもうちょっとここで待ってます。
 いいよね?零君。」
 
「え?しかし・・・;」
 
「お、俺はいいけどさ・・・;
 鋼牙今夜はここに来ないと思うよ?」
 
「待ってる・・・って言ったから・・・待ってたいの。」
 
こんなこと零君だって困るよね。
なんか・・これじゃ鈴ちゃんと同じだけど、でも・・・やっぱり・・・。
 
 
 
「いいよ!
 気が済むまで待ってなさい☆
 ゴンザ、いざとなったらカオルちゃんは俺が送ってくから、安心して先帰りなよ。
 鋼牙が家に帰ったら電話くれ。」
 
どーん!と胸を叩く零君。
・・・やっぱり優しいね。
 
気を遣ってくれてる・・。
 
 
 
「は、はぁ・・・わかりました。
 では、すみません・・・わたくしだけお先に失礼いたします。
 零殿!今後はちゃんとこまめに掃除してくださいませね!」
 
「あ・・・;はいはい;」
 
 
ゴンザさんは冴島邸から持ってきた調理器具のいくつかを零君に提供した後、ほかの大荷物を車のトランクに積みこむと、もう一度丁寧に私のことを零君に頼んで帰路についた。
 
 
―――・・・
 
 
「さて、と・・・ゴンザも帰ったよ?
 鋼牙となんかあったの?カオルちゃん。」
 
う・・・するどい・・・;
 
「な、何も・・・。」
 
「またまた・・・。
 パーティーの時、なんかいつもと違ってたから。
 昨日はイブだし、つきあって1年なんだしさ・・・何もないってことは無いだろ?
・・・俺で良ければさ、話聞くよ?」
 
パーティーの時から気づいてたんだ・・・。
 
なんで分かっちゃうんだろう。
私なんて鋼牙の考えてること、全然わからないのに。
 
 
「・・・零君は、分かっちゃうんだね。
 そうだよね・・・、私みたいな分かりやすいのなんか・・・すぐ分かっちゃうよね。」
 
だめだ・・・何言ってんだろ。
 
「・・・・。
ほら!俺ってばテレパシー能力とかあるし!
 びびびって。」
 
おどけて笑う零君の優しさが、私の心に沁みた。
 
「・・・・ ・・ごめん・・。」
 
可愛くないね、私。
 
 
お酒を飲んだこともあって、自分にセーブが利かなくなってるのかな?
 
しみったれた自分が嫌で、情けなくて謝った。
 
 
ソファーに向い合わせに座って、零君はじっと私の話に耳を傾けてくれる。
 
 
 
「・・・鋼牙がね・・・クリスマスプレゼントをくれたの・・。」
 
「うんうん。」
 
「でもね・・・いろいろあって、貰うはずのプレゼント・・・手にできなくなっちゃった・・・。
 それは確かにそこにあるんだけど・・・。
 手が届かないっていうか。
 渡す時に、なんて言うつもりだったのかも聞けなくて・・・・。」
 
 
「・・・ねぇ、それってちゃんと鋼牙に言った?」
 
「・・・え?」
 
 
「カオルちゃん、ちゃあんと言わないと・・・伝わらないよ?
言ってほしいことをさ、言ってほしいって言わなきゃ。」
 
零君の言ってることが正しくて・・・私は追い詰められたような気持ちになる。
 
 
「言わなくても・・・分かってほしい、って思うのは・・・我儘・・・かな?」
 
我儘だよ。
分かってる。
 
 
でも零君は私を攻め立てたりはしなかった。
 
「多分さ、鋼牙は・・・怖いんだよ。」
 
「怖い?怖いって何が?」
 
「それは鋼牙に聞きなよ。」
 
「・・・教えて・・・くれないよ・・・。」
 
「聞いてみたの?」
 
「・・・聞かなくても、分かるもん。」
 
「分かるの?」
 
「・・わから・ない・・・。」
 
「ほらね。
 言わなくちゃ、聞いてみなくちゃ分からないよ。」
 
「自分から言えないのは多分、カオルちゃんと同じ理由だと思うけど。」
 
「どういうこと?」
 
「カオルちゃんこそ、なんで鋼牙に聞けないんだよ?
 怖いから、じゃないの?」
 
「・・・わかんない・・・。」
 
「じゃあわかるまで頑張って考えなきゃ。」
 
 
考える、か・・。
 
私どうしてあの時、「言って」って言えなかったんだろう。
 
 
「鋼牙が来なくても家まで俺が送ってやるからさ。
 ゆっくり考えなよ。」
 
「ありがとう、零君・・・。」
 
 
 
―――・・・
 
 
 
「お?鋼牙・・・!
 来るとは思わなかった!」
 
零がノックに応じて玄関を開けると、案の定そこにはかの黄金騎士がいた。
 
「夜分すまん。
カオルとゴンザは・・もう帰ったか?」
 
肩で息をしながらそれだけまず尋ねる鋼牙に、零は内心笑った。
 
・・・めちゃめちゃ走ったんだな。
 
難儀な友人を家の中に案内しつつ、零は彼が求めてやまない人物を指さす。
 
「ゴンザは先に帰ったけどさ、カオルちゃんは待ってるって聞かなくて・・・。
 ついさっきまで起きて頑張ってたんだけどねぇ~。」
 
 
ソファの背もたれに体を預けてぐっすり眠りこむカオルを見つけると、鋼牙はほっと息をついた。
 
「・・・そうか。
 面倒をかけたな、零。」
 
「そりゃお互い様だ。
 俺は黄金騎士様のおかげでじっくり休めたよ。
 邪美や翼がよろしく言っといてくれ、って・・・伝えたからな?」
 
「ああ・・・また連絡する。」
 
 
鋼牙はソファに歩み寄ると、眠るカオルの体に掛けている彼女のコートをきちんとかけ直し、片腕を肩に回して抱え上げた。
 
「おぶさって帰んのか?
 俺も付き合おうか?」
 
「いや、大丈夫だ。
 じゃあな、零・・・今日はすまなかった。」
 
「おう。
 年末と正月はまた顔出しにいくからさ、ごちそう用意しといてよ。」
 
 
「・・ふ・・分かった、ゴンザに言っておく。」
 
背中に大事そうに彼女を抱えて出ていく鋼牙に、零は心の内で念じるように思った。
 
頑張れよ・・・。
 
 
 
 
―――・・・
 
 
カオルをおぶさって、チラつき始めた雪の中歩いて家路につく。
 
背中に愛しいぬくもりを感じて、心がほっと暖かくなった。
 
ほのかに香る果実酒の匂いに、ちょっと無理をしたんだな・・と思う。
 
「・・・ん~・・・こう、が・・・。」
 
ん?起きたか・・・。
 
 
「じゃ・・なくて零くん・・かぁー・・・ごめん・・ねー・・。」
 
寝ぼけて夢半分に言葉を紡いでいるのか、俺と零を間違えているらしい。
 
まったく・・・俺とアイツを間違えるなんて・・・。
 
 
「ふぅ・・・零くん・・・、ごめん・ね・・。
 こんな時・・・いつもきてくれるの・・こうが・・だから・・・」
 
 
「わたし・・だめらんなぁ・・・。」
 
 
よくもまぁ、寝言で泣きごと言えるもんだな、と俺は妙に関心すらしてしまう。
 
背中から聞こえてくる舌足らずな声がやっぱり可愛くて、ただ黙って聞いた。
 
 
「ゆび・・わ・・・もらったのに・・答えるの怖くてぇ・・・聞けらない・・・。」
 
 
・・・え?
 
カオルは、俺がプレゼントとして用意したあの指輪のことを言ってるのか?
 
思わず足を止めてしまう。
 
“答えるのが怖い”?
“聞けない”って・・?
 
 
恋人に指輪を贈るということに他の物とは違う、特別な意味があること。
今はもう俺にだって分かる。
 
だからこそどうやって渡そうか散々悩んだし、ゴンザに相談をしたりもした。
 
ところがあんな形で渡すことになり、用意していた言葉もなけなしの覚悟も文字通り瓦解してしまった。
 
 
「だって・・・わたし・・・。
 鋼牙が好き・・・だいすきっだけど、だめだよ・・・・」
 
 
こめかみに嫌な汗が流れる。
 
小刻みに震える靴は寒さのせいなんかじゃない。
 
 
 
頼む、それ以上言わないでくれ。
 
 
 
「・・・・・
 ガロの奥さんには、なれないもん・・・・っ・・・。」
 
 
 
「っ・・!」
 
 
か細く嘆くように告げられた言葉は、寝言でも嘘じゃない。
 
わかってた。
 
だから言えなかった。
 
言う機会を逃したからとか、予期せぬ渡し方になったからとか、そんなのただ逃げてただけだ。
 
 
軋音を奏でるほど奥歯を噛みしめて、俺はただじっと嗚咽を耐えた。
 
天をふり仰げば、暗い夜の曇天から落ちてきた雪がとめどなく顏を濡らす。
 
 
人気のない道にしばし立ち尽くし、俺は今一度カオルをおぶり直して歩を進めた。
 
 
 
 
―――・・・
 
 
 
「おかえりなさいませ鋼牙様・・・
 あれ?ははっ!カオル様はお休みでしたか。」
 
「・・・あぁ。」
 
「鋼牙様、さすがにお疲れでしょう。
 零殿のお家からずっとおぶさってこられたのですか?
 お迎えに上がりましたのに・・・。」
 
「あぁ・・・。」
 
「鋼牙様?
 ・・・!お顔の色がすぐれませんが・・?」
 
「・・・あぁ・・。」
 
鋼牙の目にはまるでゴンザは映っていなかった。
 
カオルをおぶさったまま、玄関ホールを抜けてそのまま2階に続く階段に足をかける。
 
「鋼牙・・様?;」
 
「・・・・。
 ゴンザ。」
 
「は?はい!;」
 
「・・・今日、カオルをおんぶして帰ったのは、零だということにしてくれ。」
 
「・・・は?」
 
「頼む・・・・。
 俺はホラー狩りの後、まっすぐ家に帰って零の家に寄らなかった。
 カオルが寝込んだから、零が運んでくれた・・・。
 カオルに聞かれたら、そういってくれ・・・頼む。」
 
 
「・・・。嘘を、つかねばならない理由があるのですか?」
 
 
「・・・頼む・・・。」
 
 
「・・・・わかり、ました・・・。」
 
 
 
そう頼み込む主の姿は切実過ぎて、執事には拒否することなどできなかった。
 
 
―――・・・
 
 
「ん~~・・・あれ?
 きゃぁ~~~!!」
 
 
あくる日、カオルが目を開けると目の前に鋼牙の寝顔があって、驚いて大声をあげてしまった。
 
「ん・・・起きたか・・・。」
 
目頭を押さえながら上体を起こした鋼牙は、軽く頭を振って覚醒を促す。
 
ここは私の部屋で、横になっていたのはまぎれもなく私のベッド。
 
鋼牙といえば、寝間着どころか部屋着ですらなく、いつものコートのままだった。
 
はっとして自分の姿をみると、昨日の服のままだ。
 
バクバク高鳴る心臓を深呼吸で抑えながら、昨夜のことを思い起こす。
 
 
確か・・・零君の家で鋼牙を待ってて・・・。
 
で、私なんだか急に眠くなっちゃって・・・。
 
 
そうだ!零君に送ってもらったんだった!
 
・・・あれ?;
零君・・・だよね?
 
なんか・・・意識が朦朧としてて・・・ぜったい言わないようなこと言っちゃったような気がする・・・。
 
それはそうと。
 
「こっ、鋼牙!
 なんで、コートのまま私の部屋で寝てるの?」
 
「・・・・。
 ・・・昨日、帰ったのが遅くてな。
 零が寝こけたお前を家まで送ってくれたんだ。
 で・・・、話をするって約束だったから、お前の部屋を訪ねて・・・そこで俺も睡魔に負けた。」
 
「・・・そう、なの??
 ねぇ、零君変なこと言ってなかった?」
 
おそるおそるぼんやりとしている鋼牙に聞いてみた。
 
「・・・・さぁ。
 お前はぐっすり寝込んで、寝言ひとつ・・・言わなかった、みたいだが・・・。」
 
 
「ほっ・・・そうなんだ!」
 
な~んだ。
 
「ねっ!鋼牙、昨日のクリスマスパーティーの話聞きたいでしょ?
 鈴ちゃん可愛かったんだよ~~!」
 
「・・・そうか。
 とりあえず、起きて着替えて顔洗ってから聞く。」
 
そう答えた鋼牙はどこかぼんやりしたまま、のそりと立ち上がると私の部屋を出て行った。
 
疲れてるのかな?
 
もしかして寝不足?
 
今日はきっと昨日ほど忙しくないだろうから・・・。
もし鋼牙にお昼寝できる時間があったら、膝枕でもしてあげよう!
 
 
そしたら・・・
 
 
元気出るかな?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
end

 
お疲れ様です!
 
実はこれ、去年中に書いてはいたんですがUPすべきかどうか悩んでいるうちに年が明けてしまったのです;
 
『聖夜の奇跡』は綺麗なまま終わらせたかったから、これをUPするのはどうなんだろうという感じなのですが、思い切ることにしましたww
 
ありがたいことに続きを希望される声がございましたので、ついね!
 
スノードームは二人の未来を暗示するものですが、同時にガラスの中にあって手の届かないものでもあるのです。
 
なんでカオルがスノードームをプレゼントに選んだのかは、実は彼女の深層心理に付与していて、サンタクロースは前に進む踏ん切りが持てないカオルの気持ちに気づいていましたが、カオル自身は気づいてない。
→ガラスによって覆われた未来がそれを象徴している
 
 
「2011年のクリスマス話は2010年と違って、明るいわ~!」と思っていたそこのあなたw
 
とんでもないですよw一二三はとんでもないものを残していきますよwへっへっへっ・・・|・ω・*)チラ
 
とはいえwこれの続きにあたる展開はたぶん、まだまだ先のことになりますので、ひと先ずは胸をなでおろしていただければ幸いです☆

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Comments
なな様、うふふvモンモンしてる?モンモンしてる?(*´Д`)。*°
「太陽にほえろ」ばりの絶叫いただきましたwゴッチャンデス☆

あなたの心にそっと爆弾をプレゼンツv


一二三もなな様の例の裏を悶々しながらお待ちしておりますのでw

大阪楽しみですね♪色んな意味でww
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.01.11,Wed 00:02:10 / Edit
みうつ★様、初めまして!
初めまして!拍手メッセージありがとうございます☆
管理人の一二三です。

いつもこっそりwお世話になっております、本当にありがとうです。

「続きがものすごく気になる」とのことで大変光栄です!

またのお越しをお待ちしておりますね☆
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.01.11,Wed 00:02:37 / Edit
クロ様、ツボを心得ておりますねw
拍手ありがとうございます!
そしてまたしても・・・!(笑)

『バタバタ〃ヽ(゚Д゚)ノ┌┛☆マジカヨー☆』

なんというプロの犯行↑w笑


うわーい!嬉しい~~~v
一二三頑張りますd(´Д`*)
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.01.12,Thu 00:00:32 / Edit
みゆ様、応援よろしくお願いします☆
拍手今回も本当にありがとうございます!
そうですね~、鋼牙が不憫で大変気の毒な感じですが、いつかきっとデレデレな幸せライフがおくれると一二三は信じておりますよv

いつもハラハラドキドキですいません;
たまにはまったりしたいのは一二三も同じ気持ちです(*´∀`*)

次回もよろしくお付き合いくださいませv
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.01.12,Thu 00:01:04 / Edit
是空様、初めまして!
初めまして、拍手&メッセージ本当にありがとうございます!
管理人の一二三です。

おぉ!もったいないお言葉、大変嬉しく思いますv

一二三もサイト開設当初は、牙狼を知ってる人も周りにいなくて、今のようにサイトさんも多くなかったですから非常にハングリーでしたw
2010年のXmasのほうも読んでくださったのですね!ありがとうございます☆


これからもどうぞよろしくお願いいたします!
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.01.12,Thu 00:01:30 / Edit
青佐様、拍手ありがとうございます!
拍手&メッセージ、いつもありがとうございますv感謝☆


岩崎さんの「聖母たちのララバイ」は火サスを思い出しますw
いい歌ですよね~!
前回ご紹介の藍井エイルさんの曲はFateのだったんですね。
そういえば最近アニメ見てない~(;´Д`)

一二三の今回のイメージソング♪は天野月子さんの「1/2‐a half-」です!
つっこ大好きなんですよ~(*´∀`*)
私的な鋼カオイメージにすごい彼女の曲がマッチングするんです。
良かったら聞いてみてくださいませv

今回も良曲ご紹介ありがとうございました!
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.01.12,Thu 23:12:32 / Edit
龍鈴様、今年もよろしくお願いします!
新年初メッセージ、ありがとうございます☆
不束者ですが今年もよろしくお願いしますね!

そして今年もエスパー過ぎるww龍鈴様!笑
そこまで読まれちゃ、一二三書くこと無いぜ☆(*´∀`*)

邪美を引き合いに出した理由まで言い当てられるとは思わなかったですww
さすが・・・!

うぇーん;一二三もそろそろ二人を円満にしたいんですけれど、ね!

龍鈴様の不憫な夢の話、楽しみにしております!

それではまた~!
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.01.12,Thu 23:13:32 / Edit
エスパーというか・・・
鋼牙xカオに関する基本思考が
一二三さんと近いんじゃないですかねぇ。
自分は多分一二三さんほどやきもきさせない気が
しますが、鋼牙が結論を出すまでに
かなり時間がかかるような気がしてますしw
それこそ、周りがいろいろ画策したくなるくらいに鋼牙が手ださないというかwww
Posted by 龍鈴 - 2012.01.13,Fri 09:48:46 / Edit
Re:エスパーというか・・・
龍鈴様、返信ありがとうございます!v

>自分は多分一二三さんほどやきもきさせない気がしますが

む・・・ (;´д`)胸が痛いww笑
ご、ごごごめんなさい!わざとじゃないんです・・・!(←ミセス・ダウト☆)

いやーそうですよね!w「いい加減、幸せにしてくれよ」と多くの方からコメントがあったりなかったり。。。

・・・・明日は晴れるかしらー?v(゚ω゚*)ウフフ

なんていい大人がごまかしちゃいけませんね☆(苦笑)

正直に白状いたしますと、今はまだ『鋼カオゴールインv = 一二三(gold gerden)終了のお知らせ。』という感覚なんです;

情けない話ですが、そこである程度長年自分の書きたかったものは終了してしまうんですよね。

最後にはきちんとした形を迎えて、サイトを閉めようとは思っているので(いつになるか分かりませんがw)長くお付き合い頂ければ、本当に嬉しいです。

とか言ってますけどwMSの状況次第で鋼カオに対して悔い改めるかもしれませんw笑


長い返信ですいません!今後ともよろしくお願いします!
またメールもワクワクしながら待ってます♪
Posted by - 2012.01.13 at 23:54
閉めちゃやだーーぁ
いーやーだー^^;
(だだをこねてみるw)
Posted by 龍鈴 - 2012.01.14,Sat 07:00:27 / Edit
Re:閉めちゃやだーーぁ
そんな風に思ってくれる方がいるなんて幸せですよ・・・!。・゚゚(ノД`)

でも惜しまれる内が華かもしれませんww笑
皆様に忘れ去られてからじゃ、みじめですものねw

そんなことにならないように、一生懸命やってまいります!
Posted by - 2012.01.15 at 18:22
やまぶき様、こちらこそ今年もよろしくお願いします!
新年初メッセージ誠にありがとうございます!v嬉しいです☆

クリスマス小説で気分を上げて落としてすいませんww笑
今年もハラハラドキドキさせるのを目標に頑張りますので、また是非遊びに来てくださいねv

わー!池袋の舞台挨拶に行ってらしたんですね~!(*´∀`*)
三騎士そろい踏みだなんて羨まし―ですw
イケメンが3人もww
そうですよね~もう、MSも半分・・・折り返し地点ですね。
非常に寂しい!!もっと長く楽しみたいですねv

2月からは一二三も情報解禁で、MSネタを挟んでいきますのでwよろしくお付き合いくださいませ。
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.01.15,Sun 23:10:38 / Edit
りのん様、初めまして!
初メッセージありがとうございます!
管理人の一二三です☆

わぁぁ!(*´∀`*)最近、過去作品に拍手がとっても多いなぁ~と思ってたんですが、りのん様がくださってたのですね!
とってもありがとうございますv嬉しいです~~!

応援いただいたり、拍手頂いたりがすごく励みになります!
これからも頑張りますね。

今後ともよろしくお願いします!
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.01.15,Sun 23:10:59 / Edit
無題
お久しぶりです~v

すっごく続きが気になりますね~
気長に待ちますとも!
Posted by 藤 - 2012.01.30,Mon 00:58:25 / Edit
Re:無題
お久しぶりです~~!藤様~~!(`・ω・´)

また遊びに来てくれてすごく嬉しいですv
憶えていてくれてありがとうございますww本当にw

気長~にUPしていきますので、これからもどうぞよろしくお願いしますね☆

Posted by - 2012.01.30 at 23:55
藤様、コメントありがとうございます!
お久しぶりです!
メッセージありがとうございます!

藤様、関西圏の方なんですか?
もしまた機会があれば、その時はぜひお会いしたいですね(*^_^*)

「初見の小西さんは即死のダメージでしたよvv」
分かりますww

そしてクリスマス小説ツボだったようで、嬉しいですv

「最後のどんでん返しがたまんないですねっv」
分かりますww

あれも伏線回収しないと、ですね!
頑張ります☆

またぜひ遊びに来てくださいね~!
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.03.11,Sun 16:33:09 / Edit
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