Posted by 一二三 - 2011.01.09,Sun
えー、午前1時のニュース速報です。
元旦未明から、四国山地付近で行方不明になっていた一二三さん(62)が偶然通りかかった
閲覧者の方々に発見、保護されました。
怪我の等は無く、元気な様子を見せておりますが、時折「鋼カオ!」と叫ぶなど奇行が見られるとのことです。
なお、一二三さん(57)捜索に際し多くの方々から心温まる励ましのメッセージを頂きましたこと、
厚く御礼申し上げますとともに、これからもいっそうの努力を重ねていく所存ですので、
よろしくお願いいたします。
後日、一二三さん(48)に皆様へのお返事を書かせますので、どうぞご安心を。
では次のニュース・・・・
すみませんでした!!!;
一二三帰ってきましたYOーー☆
え?誰も待ってないって??やだわ~皆様、冗談きっついんですもの!v
だいじょうぶv普通に忙しかったの!上みたいなことは無かったから安心してくださいましね!♪
本当に色々と滞納してすみません・・・(落)
ようやく9000hit!のリクエストをUPできる目途が立ちましたので、UPします!
リクエスト下さった咲大様v(←反転表示)ありがとうございます!遅くなってすみませんでした!;
あとキリ番のリクエスト小説が順不同な感じになってます;
過去でまだ清算できてない分あります、ゴメンナサイ!近くUPしますのでorz
ではでは、通例の!注意!を読んで9000Hit☆御礼小説に行ってくださいね☆
!注意!
・鋼牙が別人(←ホントに)
・始まりと終わりのテンションが真逆w
・「クリスマス企画」後のお話で、繋がっているような繋がってないようなw
ふっふー☆さて皆様には作中で鋼牙が言った最後のセリフの意味が、無事伝わるでしょうか!?(ドキドキ)
「つづき」クリックで小説 『Shooting Star☆』 へどうぞ!
その日、カオルは鋼牙の帰りを待ちかねていた。
昼間、執事のゴンザさんがもたらした情報によるところ、
今夜、流星群が見られるらしい。
これまでの人生の中で、流れ星を直にこの目で見られたことは一度もなかった。
映画や絵本、アニメではありがちな光景なのに、実際に見たことないなんて・・・。
あまりにも惜しいことだとカオルは思う。
それは、流れ星が流れるシーンはどの媒体でも幸せの象徴だったから。
その感覚に実際に触れてみると、いったいどれほどの感動を受けるのだろう。
絵の題材にするにしても、この目で見なければ始まらない!
画家であることも手伝って、カオルの好奇心ははちきれそうだった。
『Shooting Star☆』
~9000hit御礼小説~
「・・・遅いなぁ・・、鋼牙大丈夫かな・・・」
「大丈夫ですよ、カオル様。
外は冷えます。
中でお待ちになったらどうですか?」
もう20分ほど玄関で両手を擦り合わせているカオルに、ゴンザは少し呆れたように白い息をついた。
屋敷の主は今、ホラー退治に出かけている。
時計は23時をまわった頃。
もうしばらくは帰ってこないだろう。
それに・・・
そもそも、約束していた訳ではないはず。
「鋼牙様はまだしばらくお戻りになりませんよ?」
「いいの!待つの!」
コートのポケットに両手を突っ込み、背中を伸ばしながら答える女性はまるで少女のようだ。
寒さのため赤くなった鼻先や耳を見て、主は何と言うか・・・・。
叱られるのは彼女だけではなく、私もだ・・・。
容易に想像できて、執事は固くなった関節をほぐしながら一人ごちる。
・・・一時間ほど経っただろうか。
一緒に主の帰宅を待ってくれていることを申し訳ないと思ったのか、彼女はしゅんとした声で呟いた。
「・・・ごめんなさい、ゴンザさん。
ゴンザさんは中で待ってて・・・風邪ひいちゃう。
鋼牙が帰ってきたら、呼ぶから!」
「だめですよ!
カオル様だけこんな寒い中、外にいるなどとは!
私が鋼牙様に叱られます。」
胸を張って拒否を表すとカオルは凍えた口元を少しほころばせる。
「・・・・ありがとう。
あっ!!帰ってきた・・・!」
執事が気付くよりも早く、目ざとく白いコートを見つけたカオルは玄関から駆け出した。
満面の笑みで主を出迎えるその姿は、幸せの1ページ思える。
互いを見つめ合う二人の影は、執事とってほほえましいものだった。
「おかえりなさいませ。」
恭しく頭を下げれば、主は優しくも誇らしげに口元を緩める。
かつての主人を髣髴とさせる姿に、執事は感傷を越えて多くの感動を覚えた。
「星を見に行こうよ!」と明るく告げる女性に、主ははてと首をかしげる。
・・・きっと、この“カオル”という女性はこれからも多くのことを私の主に与えてくれるだろう。
・・・今まで知ろうとも思わなかった多くの幸せについて。
それがどれほど素敵なことか・・・!
執事にとって永年待ち望んできた願いだった。
惜しむらくは、お二人にいつか子が成されるその姿はおそらく自分には拝見出来ないかもしれないこと。
人はみな、老いて死んでいく。
残酷で悲しいことばかりだと思っていた。
でも、それは違う。
未来は先に進んでいる。
ずっと先まで進んでいる。
これまでも、ずっと・・・・そうだったのだから。
だからこそ私は『ここ』で。
精一杯、御二人の幸せを見守っていこう。
「行ってらっしゃいませ。」
―――・・・
「・・・ゴンザさんは優しい人だね。」
並木道を歩きながら、さっきまでのことを思い返して鋼牙に話しかけた。
「ああ・・。」
迷うことなく肯定を示す彼に、カオルは嬉しく思う。
どんなことでも、彼と何かを共有できることは嬉しいことだ。
たとえば・・・今日は晴れてよかったね、とか雨もいいね、とか。
猫と犬どちらが好きか、とか。
今日は車が多いね、とか・・・。
「・・・今夜は寒いね!」
「ああ、寒いな・・・・。」
殊更大きな声で寒い!と言って、鋼牙の手を握った。
寒いから、と。
「・・・・////
・・・寒い、からな・・・。」
そっと握り返す掌に、今度こそカオルは赤くなった。
「・・・ずるいなぁ。」
「お前こそ。」
鋼牙は言葉が足りないくせに、なぜか言い負かされるのはいつも自分の方だ。
徐々にあたたかくなってくる掌に、カオルは想いの重なりを感じる。
・・・・こんなことも共有できるんだね。
もっと多くのことを鋼牙に教えてあげたい。
手を繋げばあたたかいこと。
景色は美しいこと。
世界は描ききれない程の可能性に満ちていること。
地球よりももっと大きな宇宙のこと。
あなたが1000の陰我を見たのなら、私は1001の幸福を見せてあげたい。
教えてあげたい。
「冬は星が綺麗に見えるけど、・・・こんな都会じゃ流れ星見れないかなぁ・・・。」
「・・・小天体が大気圏に突入して燃え尽きる様が、そんなに見たいのか?」
「ロマンが無いわね・・・。」
至極不思議そうな表情を浮かべる鋼牙を横目で睨む。
そうこうしているうちに並木道を通り抜け、街中に出ると、多くの人々が皆一同に夜空を見上げて立っていた。
カップルに親子連れ・・・立場は違えど、流星を見に来たようだ。
その脇を通り過ぎてカオルは鋼牙の手を引く。
「街中じゃダメだよ。
いい場所知ってるの!」
カオルに先導されながらも、どこに向かっているのかピンときた鋼牙は、彼女を追い越して先に立つ。
「夜行くには危ない。」
「大丈夫!懐中電灯持ってきたから!」
じゃーん、と無いよりマシな電灯を誇らしげに見せると、鋼牙は呆れたように受け取った。
「ここ!ここ♪」
たどり着いた場所はあの『sleeping elderly woman』で描いた場所とそっくりな所。
ここならば、周りに明かりはないし、星を見るには絶好の場だった。
草むらに腰を下ろして空を見上げると、満天の星が一面に輝いていて、カオルは思わず感嘆を漏らす。
「目が眩みそう・・!」
わーー!と嬉しくてはしゃいだ。
隣に腰掛ける鋼牙も夜空から目が離せないようで、くすりとカオルは笑う。
からかうように笑われて、鋼牙は顔を反らして照れ隠しをする。
再び夜空に視線を戻して星を見つめた。
「綺麗だな・・・。」
鋼牙の呟く優しい声と共にうっすら白く息が浮き上がる。
「・・・う、ん////
目が眩みそう・・・。」
・・・星ではなくて////
「・・・寒くないか?」
どこか宙に浮いたような声音のカオルに気付いたのか、鋼牙は体調を気にかけた。
「う、うん!だいじょぶ!
あ・・・・や、やっぱり・・・・
寒い、かな・・・・」
恥ずかしくてしどろもどろになってしまう。
覗うように上目遣いで鋼牙を見ると、彼も目元を赤くした。
「////・・・もちょっとそっち行っていい?」
「・・・・・~~~・・!
許可する・・・。」
唸るように了承をもらい、カオルは鋼牙の肩にもたれて星を眺める。
・・・あの星座はなんだっけ・・・?と自問するが、気になるのは繋いだままの手や彼の胸の暖かさばかり。
鋼牙としても、肩口にあるカオルの頭に鼻腔をくすぐられて星どころではない。
鋼牙は内心、ああ・・・もう!と小さく頭を振った。
気丈に振舞ってみても、何故かカオルには押し崩されてしまう。
なけなしの格好をつけても、全て暴いてしまうのだ。
半ば諦めの境地で、夜空に向かって無心、無心・・・と心中唱える。
カオルも近すぎる距離にどぎまぎしつつ、必死に話題を探した。
「・・・流れ星に願い事すると叶うってほんとかな?」
「・・・・画家の夢か?」
こちらを見ずにじっと夜空の流星を待つ鋼牙に倣って、カオルも空に視線を向けたまま続ける。
「それは私の力で叶えるものでしょ?
・・・流れ星に願うのはもっと別。」
じゃあ、なんだ?と目で問うてくる鋼牙を見つめかえすその視界の外にサッと光が流れて・・・!
カオルはぐっと背を伸ばした。
押し付けるように彼に触れた唇をぱっと素早く離す。
「/////願い事叶ったから帰る!!」
とても彼と目を合わせれいられなくて、カオルは急いでその場を離れようとするが、ぐいっと後ろから抱み込まれて身動きが取れなくなる。
「・・こう、が・・///?」
決して離さないと伝えるような抱擁に、カオルは胸の高鳴りが限界知らずに上がっていくのを聞く。
「・・・流星群・・だから、
・・・ まだ降ってる・・・・。」
・・・ まだ降ってる・・・・。」
いつもはホラーに啖呵を切る、その耳元に囁く低い声も。
普段なら朱塗りの握りを掴む、その暖かく頬を包み込む掌も。
その真摯な瞳も。
今だけは・・・・私だけに・・・・。
甘く口付けたのはどちらからか分からない。
何度も重ね合わせる度、愛おしさが募った。
「・・・流れ星、あんまり見えなかったね。」
カオルが拗ねてみせると鋼牙は微かに笑う。
「俺にはよく見えた。」
ええーー~~~と不平を顕にすると、鋼牙の手がカオルの髪を撫ぜる。
「精々、燃え尽きないように気をつけることだな。」
?・・・・・
・・・・・!?!!?
一瞬分からなかった言葉の真意に気付いて、カオルの心臓はバクバクした。
飄々とした様子でカオルを置いてその場を後にしようとする鋼牙を、慌てて追いかける。
「ねぇ!!今のどういう意味!?
ねぇーったら!」
「帰るぞ。」
「ねぇーー!」
暗い夜道、二人の肩が仲良くぶつかった。
I love you OK?
ど う し て こ う な っ た (爆笑☆)
一応のご説明は「クリスマス」企画後の二人(三人)という感じでw
くっついた2,3日後なイメージで書きましたが、酷いなこれ・・・!!;
熱いお茶を飲んで、アチャチャーー!という気分です・・・。
とりあえず、鋼牙・・!;おい、鋼牙!!ダメだあいつ早くなんとかしないと!;汗
そして最初おとなしめ(byゴンザ)だったのに、どうしたのこれ!?
~咲大様、遅くなった上、こんなので大変すみませんでした;orz
甘~いキスシーンってなぁに?☆(゚ω゚*)
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Comments
ありがとうございましたm(__)m
こんばんわ^^
9000HITリクエスト小説ありがとうございましたm(__)m
コメントは、拍手させていただいた時に書かせていただきましたのでこちらはお礼のみとさせていただきます♪
これからもいろんなお話を楽しみにしておりますので、よろしくお願い致します(^^)/
9000HITリクエスト小説ありがとうございましたm(__)m
コメントは、拍手させていただいた時に書かせていただきましたのでこちらはお礼のみとさせていただきます♪
これからもいろんなお話を楽しみにしておりますので、よろしくお願い致します(^^)/
Re:ありがとうございましたm(__)m
大変お待たせして申し訳ありませんでした;
楽しんで頂ければ幸いですv
11999,12000hitのリクエストもお待ちしております(^-^)
これからもどうぞよろしくお願いしますね(*´∇`*)
楽しんで頂ければ幸いですv
11999,12000hitのリクエストもお待ちしております(^-^)
これからもどうぞよろしくお願いしますね(*´∇`*)
咲大様、追記返信です☆
まずはキリ番ゲット本当にありがとうございました!
お名前は公開していいか不明瞭でしたので反転表示wだったんですが、もはや無意味でしたね
(爆)
すみませんでした!;
こう、初カップルの初々しさが出てれば成功ですね・・・!v
ゴンザはいい執事ですよ~!
彼の家系も代々冴島家に仕えてますからね、そういった話もまた書いてみたいですw
では、またよろしくどうぞv
お名前は公開していいか不明瞭でしたので反転表示wだったんですが、もはや無意味でしたね
(爆)
すみませんでした!;
こう、初カップルの初々しさが出てれば成功ですね・・・!v
ゴンザはいい執事ですよ~!
彼の家系も代々冴島家に仕えてますからね、そういった話もまた書いてみたいですw
では、またよろしくどうぞv
風の道様、ご感想ありがとうです!
拍手&コメント感謝ですv
雷牙が生まれるのはまだまだ先っぽいですね!
この調子だと・・・ww
少なくともRRの鋼牙の年齢が28歳ですから、雷牙が生まれるのはそれ以降でしょうww
もしくは使徒ホラー討伐から帰還→カオルとチャカポコ(18禁の意w)という流れかもしれません!!
自重しなくてすみません;!
引っ込みます!ドロン☆
雷牙が生まれるのはまだまだ先っぽいですね!
この調子だと・・・ww
少なくともRRの鋼牙の年齢が28歳ですから、雷牙が生まれるのはそれ以降でしょうww
もしくは使徒ホラー討伐から帰還→カオルとチャカポコ(18禁の意w)という流れかもしれません!!
自重しなくてすみません;!
引っ込みます!ドロン☆
しゃーりぃ様、鋼カオvレーダー凄いっす!
一二三にも鋼カオレーダーください!!v
・・・しゃーりぃ様、いいところに気が付きましたね(企)
そうです!気になるア・イ・ツv
零君ですよ!
果たして彼は二人が仲直りしたことを知っているのか・・・!?
さぁ、どうでしょう?(byダンタリアン)
・・・しゃーりぃ様、いいところに気が付きましたね(企)
そうです!気になるア・イ・ツv
零君ですよ!
果たして彼は二人が仲直りしたことを知っているのか・・・!?
さぁ、どうでしょう?(byダンタリアン)
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