Posted by 一二三 - 2011.07.03,Sun
すっかり夜も更けてしまいました!一二三です!!☆
UPが遅くなってしまってすみません;
ちょっとUPする順番を考えて、調整していると「とある話」を今持ってきておいた方が良い気がしたのでw
急遽、今回の話を書きました☆
実は今回の話はまた新たな「始まり」に位置する小説ですw
続きをUPするのは、まだ先のことになりますが、間に別件を挟みつつ徐々に進行して行く必要があったのだと、ご理解いただけると助かります。
まったくもって「???」という感じだと思いますがw今回もよろしくお願いします!!orz
では!☆「つづき」クリックで小説 『密かな決意』へどうぞv
「カオル、カオル!
これこれ・・・」
お昼に誘ってきた亜佐美は、レストランの席に着くとバックから一冊の雑誌を取り出して見せた。
亜佐美のどこか不満そうな態度に、カオルは首をかしげる。
「これがどうかしたの?」
「これ、他社のファッション誌なんだけど・・・。
最近、ファッション以外の内容で販売部数を飛躍的にUPさせてるの。」
言いながら亜佐美は雑誌をバッと乱暴気味に捲った。
ライバル会社に売り上げを奪われては、亜佐美の不機嫌も納得できる。
それに、“ファッション以外の内容”で?
カオルにも興味が湧いてきて、亜佐美の開く紙面を覗き込んだ。
「えっ・・・・占い?」
「そうなのよっ!!」
バンッっと亜佐美が紙面を叩き、カオルはビックリして仰け反った。
「この雑誌に載ってる占いコーナーがもの凄く当たるって人気なのっ!
ファッションで負けるならまだしも!占いコーナーごときに販売数を奪われるなんて・・・!
あ~~~~っ!くやしいーーー!」
「ちょっと、ちょっと;亜佐美!
落ち着きなよ!」
今にも雑誌を引き裂きそうな彼女の勢いを慌てて落ち着かせる。
まぁ・・・亜佐美の気持ちも分かるよね。
占い雑誌じゃなくてファッション雑誌なんだもの。
それなのに「占いコーナー」に負けちゃうなんて悔しいよ・・・。
「カオル!!」
「はっはい!!?」
凄い剣幕で呼びかけられて、思わず姿勢を正した。
「私は占いなんかこれっっっぽちも!信じない主義なの!!」
「う・・うん;
そうよね・・・・私も・・。」
「だからカオルも付き合って!!」
「・・・・はいィ~?;」
「この占い師んとこ行って、占ってもらうの!
そして、100%当たるって噂が本当かどうか確かめんのよ!
こんなのきっとペテンに決まってんだから!」
いつになく燃えている亜佐美に、カオルはただ首を立てに振るしかなかった。
『密かな決意』
「うわ~~;すごい行列・・・。
亜佐美!すっごく混んでるよ!」
その占い師の館の前には、長蛇の列が出来ていた。
“只今3時間まち”と大きく書いたプラカードを持った人物が、列に並ぶ人々を誘導している。
私達の近くには交通整備をする青い制服の人たちが5人ほどいた。
「ねぇ・・・ほんとに占ってもらうの?;
こんなに並んでるし・・・もう帰らない?」
私は列を指差して、ダメ元で亜佐美に話しかけたが、当の彼女は1キロ先にある占い館を睨みつけている。
・・・これはだめね・・・・;
絶対、真実を暴くまでは帰らないという感じだ・・・・。
今日は帰るの遅くなるなぁーー・・・。
はぁ、とため息をつくと携帯電話を取り出し、ゴンザさんに連絡した。
列に並んで待っていると、すでに占ってもらった女性達が「きゃぁv」と歓喜の声を上げながら満面の笑みで横をすり抜けていく。
「ちょーーかっこいい!!」
「私、ファンになっちゃうv」
・・・なぜか、占いと関係ないことばかりだ。
まるで人気俳優の握手会のような雰囲気に、カオルはますます疑問を感じる。
「ねぇ・・・亜佐美、これって・・・。」
「何でも大層なイケメンらしいわよ。
どうせ、顔で女性達を虜にして信じ込ませてんでしょ?」
私は騙されないわよ、絶対。
イケメンと聞けば飛んでいく亜佐美らしからぬ険しい表情だ。
これは相当むかついてるのね・・・。
私、占いって初めて。
星座占いとか、血液型占いは見た事あったけど、どれもそんなに気にしたことなかったな
ぁ。
ハマっちゃう人はすっごいハマるみたいね・・・。
そういえば、鋼牙は占いとか信じるのかな・・・?
あー・・・・全然、信じそうにないわね。
“くだらない”
この一言できっとおしまいよ。
私と鋼牙の相性ってどうなのかな?
想像していると何だか可笑しくて、くすくす笑ってしまう。
「あー!カオル、あんた彼氏のこと考えてるでしょ!」
「えっ///」
図星を点かれて、恥ずかしくなった・・・。
「はいはい、あんたは彼氏とのあま~~い将来でも占ってもらえばーv」
「もう!亜佐美ってば!///」
――・・・そうこうしてる内に3時間・・・
「も~~~・・・やっと次だよ!
どこのネズミーランドかっての!」
亜佐美が館の扉を目前にして野次った。
ずっと立ちっぱなしで、流石に足が痛い。
―「次の方、どうぞ。」
中から柔らかい男性の声が聞こえる。
亜佐美と二人で館の扉を開いた。
中は少し薄暗く、鐘塔のようなドーム状の部屋だった。
中心に机が一つ・・・・。
私達に向かって一人の男性が腰掛けて微笑んでいた。
「どうぞ、こちらにお座りください。
随分お待たせしてすみません。」
男性は優しそうな笑みを浮かべている。
近付くと顔がはっきり見えるようになり、私は目を見張った。
多分、隣の亜佐美も驚いてると思う。
若い・・・!
占い師って想像と違う・・・。
そこにはスーツ姿の柔らかい物腰をした青年がいた。
歳は鋼牙と同じくらいじゃないかな・・・?
「ふふ、こう見えても34ですよ。」
「えっ!?」
聞いてない・・・よね・・。
私が混乱していると、亜佐美はずいっと身を乗り出して占い師に尋ね始めた。
「あの・・・!実は・・・」
そのまま適当に占ってほしいことを語ろうとする亜佐美を、占い師が止める。
「ああ、構いませんよ。
実は前々からあの雑誌に載せるのはお断りしようと思っていたんです。
今もホラ、ご近所さんのご迷惑・・でしょう?」
丹精な顔立ちをイタズラっぽく微笑ませた。
それはとても人懐っこい笑みで、私はますます混乱する。
だって・・・この人・・・なんで何も話してないのに分かるの?
すごく不思議で、同時に怪しいと思った。
それなのに、不自然なくらい人さわりが良く、話していると穏やかな気持ちになっていく・・・。
“良いもの”と“悪いもの”・・・・どっちにも振れそうな人物・・・私はそう思った。
「なんで!?
どうして私が雑誌のことで来たってわかったんですか!?」
亜佐美が食いつくように尋ねる。
私も聞きたい。
「だって、そういうの・・・分かるのが占い師でしょう?」
すごく自然で当たり前のこと。
目の前の男は驚くほど自然体だ。
何故だか、彼に言われると納得してしまうような・・・。
「あなたお名前は?」
占い師はにこにこと亜佐美に尋ねた。
「・・・篠原・・・亜佐美です。」
「お隣のあなたは?」
「あ・・・・御月カオルです・・・。」
爽やかな笑みをたたえた占い師の顔が、目だけ鋭く細まる。
「まず、篠原さん。
今回のことはあなたが原因ではありません。
今は業績が落ちていますが、徐々に回復するでしょう。
それから・・・結婚はまだ先になりそうですね。
相手を見つめるのは大切なことですが、自分も直すべきところは直さなくちゃ。
大切なことは、彼を信じることですよ。
あなたが壊してしまった時計・・・実はそんなに怒ってないんです。
ちゃんと話し合いましょうね。」
「えっ・・・あ・・・・はい・・・。」
彼氏と喧嘩してたこと。
私も聞いてなかった。
それは多分、亜佐美にしか知らないことだったと思う。
見事に言い当てられ、亜佐美はあっけに取られた様子で占い師を見つめている。
今度は私に彼の瞳が向けられた。
「御月さん。」
「はっ・・はい。」
・・・不思議な目・・・。
占い師の黒い目に引き込まれそうだと感じた。
鋭かった目が、ゆっくりと弧を描き柔らかく笑む。
「だいじょうぶ。」
「・・・・えっ・・・?」
「確かにあなたは幼い頃から不運に見舞われた。
でも、大丈夫。
あなたの恋人・・・・とても強い力を持っている人物です。
あらゆるものからあなたを守ってくれます。
あなたに降りかかる困難も、厄災も振り払ってくれるでしょう。
ただ・・・・。
強い力を持っている、ということはそれだけ悪いものも引き寄せ易いんです。
残念ながら、困難や試練はこの先も尽きることはないでしょう。
でも・・・だいじょうぶですよ。
この先、彼にもしものことがあろうとも。
あなたが代償を払うことはありませんから。」
・・・・ずきり、と胸が痛んだ。
この人・・・今、何て言ったの?
「“だいじょうぶ”って・・・・何が大丈夫なんですか?
全然、大丈夫なんかじゃないですよ!!」
私は自分でも分からないうちに席を立って、目の前の占い師を怒鳴りつけていた。
「ちょっとカオルー;」
なんだろう・・・すごく嫌な気分・・・。
確かに、私については良いことばかり言ってる・・・。
そう・・・「私について」だけ。
激昂する私に、占い師は相変わらず微笑んでいる。
更に深く目じりを細めると、彼は感心したかのように告げた。
「彼のこと・・・とても愛していらっしゃるんですね。
でも・・・事実です。
それはあなたが一番よくご存知なのでは?」
・・・胃の辺りがグルグルして気持ち悪い・・・。
鋼牙に会いたい・・・・。
「ごめんなさい・・・。」
素直に謝罪を口にした。
いきなり怒鳴りつけた私は悪い・・・。
「いいんですよ。
またいつでもご相談に来てください。
あなたなら大歓迎です。」
気を悪くしただろうに、占い師は終始ずっとにこにこ微笑んでいる。
優しい微笑だった・・・。
私と亜佐美が扉を出て行くその時まで、ずっと手を振ってくれていた。
―――・・・・・
「・・・・・。」
「・・・・・。」
私も亜佐美もしばらく黙ったまま駅まで歩く。
ようやく亜佐美が口を開いたのは駅のホームにたどり着いてからだった。
「あの占い師・・・・100%当たるって本当だったね・・・。」
「うん・・・。」
「ご、ごめんね!!
気分悪くさせちゃって・・・。」
亜佐美が慰めるように私の背を撫でてくれる。
亜佐美のせいじゃないのに・・・。
優しい気遣いに、励まされた。
「ううん!
亜佐美こそ・・・あれだけ暴いてやる!って言ってたのに大丈夫?」
「うーーん、そこだよねぇ。
くやしいなぁ~~!なんだか負けちゃった気分・・・。
ま!♪イケメン見れたし、いっか!」
ふっと噴き出して、二人で笑う。
ぴんと張った糸が緩んだみたいに、あったかい気持ちになれた。
「あの人・・・優しい人だったね。」
「イケメンで優しかったら、そりゃモテるでしょうよね~~。
あの不思議な雰囲気が好きって言う人も多いかも。
私は何でもお見通しって感じでヤだけどなー。」
電車が来るまでの数分間、亜佐美と楽しくひと時を過ごした。
―――・・・・・
親友と別れて、帰路に着く。
トボトボと疲れきった足を進ませながら、もうじき沈む夕日を眺めた。
夕暮れ時って・・・なんでこんなに寂しいんだろう。
屋敷に帰ったら、鋼牙いるかな?
早く会いたいよ・・・。
人もまばらな坂道をぼんやり歩いていると、10mくらい前を白いコートが横切った。
私は思いがけなくて、目を瞬かせる。
やっぱりどうみても、それは彼だった。
ちょうどオブジェの浄化から屋敷へと戻るところなのだろう。
追いつかない距離のまま、鋼牙の白い背中を見つめて歩く。
夕日が道を赤く染めている・・・。
しばらくその光景に目を奪われていると、前を歩いていた鋼牙が不意に振り向いた。
私を見止めると、彼の表情が柔らかくなる。
鼻先がつんとした・・・。
溢れる想いが胸をせり上がっていく・・・。
疲れていた足がジンジン痺れたけれど、私は構わず走った。
前も見ないまま走り続けて・・・ドンっと、鋼牙の胸に突っ込む。
「・・・・・・牛か、お前は・・・。」
呆れた鋼牙の声がすぐ近くで聞こえた。
ほっと息が漏れる。
私はぎゅっと彼の腰にしがみ付いて、胸に顔をうずめた。
息をめいっぱい吸い込むと、大好きな匂いがして涙を堪えられない・・。
でも・・・泣いてるとこ・・見せたくない・・・。
額を鋼牙の胸に押し付けて、私は俯いた。
「・・・・どうした?」
心配そうな声。
優しくしないでよ・・・泣いちゃうじゃない・・。
「・・・鋼牙に、会いたかった・・・!」
震える声でそれだけ告げた。
今朝も会ったし、毎日会ってるんだから・・・・おかしかったと思う。
でも多分・・・鋼牙は何となく分かってくれてるよね・・・。
「・・・・。
元気、無いな・・・。」
「うん・・・ごめんね・・・。」
「・・・叫ぶか?」
「え・・・ううん、そういうのと・・・ちょと違うかな・・・。」
「じゃあ、走るか。」
「へっ・・!?」
ぐんっと腕を引かれる。
「きゃあーーー!鋼牙っちょ、ま・・・!!」
まるで風みたいに駆けて行く鋼牙。
彼に腕を引かれて走りながら、何度も足が縺れそうになった。
「あ、あぁ足!!;
まままっ待って・・・!!」
確かに、全力で走ってると余計なこと考えなくて済むけど!;
でも私、足痛い!
「そうか・・・。」
私がしんどそうなのに気が付いて、鋼牙は立ち止まる。
あぁ、でも・・・だいぶ吹っ切れたかな・・・;
ぜぇ、はぁ、と体全体で息をしていると何を思ったか今度は横抱きにされた・・・!
「Σえぇ!?
待って待って!;鋼牙!
恥ずかしいよ!
皆見てるし・・・!///」
鋼牙の腕の中で私は両足をバタバタさせて抵抗する。
「お前が喚くからだ。」
「だっこするからでしょ!?
下ろして!」
ほら!犬の散歩中のおじさんや、学校帰りの学生さん、スーパーの袋を持った奥様・・・皆見てるじゃない!
「きゃーーー!
だれかーー!拉致される~~~!」
尚も暴れると、すぐ近くにある鋼牙の眼光が鋭くなった。
「うるさい!
俺のモノを俺が持って何が悪い!」
・・・・。
えぇええええーーーー!?!?
「ふえっ・・・!?
な、なによそれぇ~~///」
顔から火が出そう・・・!
もぉ、なに偉そうに恥ずかしいこと言ってんの!///
「もっと喚け。
声を出すと元気が出る。」
「・・・!」
鋼牙・・・。
「ありがとう・・・・。
でも、やっぱり恥ずかしいよ・・・///」
赤くなった顔を隠すように、きゅっと鋼牙の首に掴まる。
今日くらいは・・・甘えてもいいのかな・・?
「・・・これ以上駄々をこねるなら、えびぞりで抱えるぞ。」
ギロリと再び睨まれる・・・!
「・・・お姫様抱っこでお願いします。」
ドスの効いた声だった・・・。
―――・・・
「ただいま、ゴンザ。」
「ご、ゴンザさん;ただいま・・・。」
「・・・・・。
・・・お、おかえりなさいませ;」
お姫様抱っこで帰ってきた私達を、ゴンザさんは引き気味に出迎えた。
ううっ・・・恥ずかしい!
ねぇ、これなに?
私なんでこんな恥ずかしい目にあってるの・・?;
「こっ、鋼牙もう下ろして・・・///」
「・・・部屋まで送ってやる。」
そのまま階段を上ると、私の部屋の扉を器用に開けてベッドにゆっくり下ろしてくれた。
「・・・何があったか知らないが、辛いときは俺を呼べ。
どこにだって駆けつけてやる。
いいな?」
「うん・・・、ごめんね・・・。」
つい、口をついて出てしまった。
「・・・・。
・・・なぜ謝る?」
今日、占い師に言われたことが・・・頭の中をぐるぐると回る。
「え・・・と・・。
鋼牙は、いつも私を守ってくれるよね。
私は・・・いつだって守られてばっかりで・・・助けてもらってばかりで・・・。」
「それは・・・」
「あ、違うの!
そういうことじゃなくて・・・つまり・・・えと・・。」
そう、謝りたいんじゃない。
「私も!」
鋼牙みたいに、自分の全てを捧げたい・・・。
「私も、鋼牙のこと・・・守るよ。
鋼牙が辛いときとか、悲しいときは・・・・私を呼んで。
飛んでいくから・・・!」
明るく告げたのに、鋼牙は何故か辛そうな顔をした。
あれ・・・
喜んでくれると思ったのに・・・・。
「俺は・・・・。」
鋼牙はベッドに座り込んでいる私の肩に触れて、体をかがめる。
ちゅ、と軽く触れる口付けを捧げられた。
少しだけ唇を離すと、鋼牙は小さな声だけどはっきりと告げる。
「俺は呼ばない。お前だけは・・・。」
なんで・・・。
私に・・・代償を払わせてはくれないの・・?
「なんでよぉ・・・・!」
分かってる・・・分かってるよ。
だから・・・辛いよ・・・。
縋るように鋼牙のコートを握り締めた。
肩口でふっと彼が笑う。
「どうしたんだ?今日はやけに甘えてくるな・・・。」
「・・・だめなの?」
「いや・・・いつもそうだといいんだが・・・・。」
夕食までのほんのひと時・・・、鋼牙とただ抱き締めあってキスした。
唇を重ねる度に切ない味がして、涙が零れた。
鋼牙はああ言ったけど、どうしようもないことかもしれないけど、でも・・やっぱり私は・・・。
やっぱり割り切れないよ・・。
命懸けて一緒に居てあげる!って自分自身に約束したんだもん。
だから。
ごめんね、鋼牙・・・。
―――・・・
「こんにちは。」
「そろそろ来る頃だろうと思っていましたよ、御月さん!」
次の日、私は再びあの占い館を訪ねていた。
表の警備員さんに、ただ一言話をするだけと伝えると、渋い顔をしつつも通してくれた。
「占い師さん、やっぱり・・・昨日の占い、きっと当たらないです。」
「・・・そう言われたのは初めてですよ。
とても嬉しいです。」
「?嬉しいんですか?」
意外に思った。
占い師にとって、占いが当たらないなんて侮辱に違いないのに・・。
「ええ!とても。
ぜひ、それを証明してみせてください。
私の心も・・・救われます・・・。
どうなるか決まっている未来が見えたって・・・良いことないですから。」
彼の優しい目の奥に、どこか寂しさと疲れを感じた。
きっと・・・この人も何か心に重荷を背負ってるんだろう・・・。
「わかりました!
必ず、証明してみせます。」
「Good Ludk!御月カオルさん。
またお会いしましょう。」
そう言うと占い師はにこやかに手を振った。
今気付いたことが一つ・・・。
この人の目は、鋼牙と似てる。
私は館の扉を開けて、外の光を浴びた。
「さぁ!今日も一日がんばるぞーー!」
カオルの「密かな決意」・・・。
それが証明される日は来るのでしょうか?
事態はこれから思いがけない方向に進んでいくのですが、それをUPするのはまだ先のことw・・・一二三にとっても密かな決意です。
さて「クリスマス」のオーナーに続き、オリジナルキャラの占い師が出てきました!
どうだったでしょうか?占い師というより透視という感じw笑
こういう不思議な人って書くの難しいですね;
皆様は占いって信じますか?w(´∀`)
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Comments
よい事だけは・・・
一二三様こんばんわ。
占いですか?・・とりあえず、何かの目安にしてます。着る洋服の色だったり、アクセ付けたりとか、(目ざましテレビの占い見てます)
なので、一応信じてる部類に入りますね(-.-)
あの、エビ反り抱っこってどんなんですか?荷物見たいに、肩に乗っけるんですか?
スミマセン変な所に食いつきました(>_<)
思いがけない事態への発展・・待ってます。では
熱中症などにお気をつけて。
占いですか?・・とりあえず、何かの目安にしてます。着る洋服の色だったり、アクセ付けたりとか、(目ざましテレビの占い見てます)
なので、一応信じてる部類に入りますね(-.-)
あの、エビ反り抱っこってどんなんですか?荷物見たいに、肩に乗っけるんですか?
スミマセン変な所に食いつきました(>_<)
思いがけない事態への発展・・待ってます。では
熱中症などにお気をつけて。
Re:よい事だけは・・・
なまけたろう様、コメントありがたく頂戴いたしました!
「えび反り抱っこ」・・・・!
あ・・れ・・・?;
一二三また謎の言葉を発した!?
えーと;なんと説明したものか・・・。
そうですねぇ、普通に姫抱っこだと仰向け・・・ですよね?
それの逆でうつ伏せにするんです。
でも持ってるほうの両手は上の方へ力が向かうので、抱かれた方はブリッジのように腰で反り返る・・・という・・・;
すいません;説明が下手で・・・!!orz
意味解らないこと書くからですね!
思いがけない展開、楽しみにお待ちくださいませv
では!なまけたろう様もお体気をつけて!
「えび反り抱っこ」・・・・!
あ・・れ・・・?;
一二三また謎の言葉を発した!?
えーと;なんと説明したものか・・・。
そうですねぇ、普通に姫抱っこだと仰向け・・・ですよね?
それの逆でうつ伏せにするんです。
でも持ってるほうの両手は上の方へ力が向かうので、抱かれた方はブリッジのように腰で反り返る・・・という・・・;
すいません;説明が下手で・・・!!orz
意味解らないこと書くからですね!
思いがけない展開、楽しみにお待ちくださいませv
では!なまけたろう様もお体気をつけて!
えびぞりw・・・
反るというか通常の処理何もしないでゆでたえび状態なんじゃw
肩を中心に身体の前面に下半身、背中側に上半身が来るように荷物の用に抱えられて
腕はだら~んなかなり残念な抱かれ方かもw
以前の話にも脇に抱えられるといった残念な運ばれ方してますしwww
肩を中心に身体の前面に下半身、背中側に上半身が来るように荷物の用に抱えられて
腕はだら~んなかなり残念な抱かれ方かもw
以前の話にも脇に抱えられるといった残念な運ばれ方してますしwww
Re:えびぞりw・・・
龍鈴様、コメントありがとうございます!
みんなそんなに「えびぞり」気になるの!?www笑
みんなそんなに「えびぞり」気になるの!?www笑
なな様、ドキドキ!?
突然ですがw誤字教えくださりありがとうございました!!
「星座占い」が「正座占い」にww笑
どんな占いだ!ww
赤っ恥かかなくて済み、助かりましたw
鋼牙がいつになく優しいのは(カオルを甘やかしてるのは)、やっぱりカオルに元気が無いせいかな?;汗
一二三にも良く分かりませんww←おい;
ご感想とっても嬉しいです、今後もがんばりますねv
「星座占い」が「正座占い」にww笑
どんな占いだ!ww
赤っ恥かかなくて済み、助かりましたw
鋼牙がいつになく優しいのは(カオルを甘やかしてるのは)、やっぱりカオルに元気が無いせいかな?;汗
一二三にも良く分かりませんww←おい;
ご感想とっても嬉しいです、今後もがんばりますねv
しゃーりぃ様、こんばんは!!
またまた来て下さり、毎回とても嬉しいです!!v
ありがとうございます!!
そうですね、一二三も占いは良い事だけ信じますw
悪い方でも、「周囲の人へ配慮が足りない日」とか「忘れ物し易い日」とか割と、誰でも気をつけないといけないことを言いいますよね。
気にしすぎると良くないですが、自分も気をつけなきゃな、と思うようにしてます。
お話は新たな展開へと!と言う感じですが、まだしばらくはぬる~~い感じのを書いていくつもりですww
またお楽しみに☆
ありがとうございます!!
そうですね、一二三も占いは良い事だけ信じますw
悪い方でも、「周囲の人へ配慮が足りない日」とか「忘れ物し易い日」とか割と、誰でも気をつけないといけないことを言いいますよね。
気にしすぎると良くないですが、自分も気をつけなきゃな、と思うようにしてます。
お話は新たな展開へと!と言う感じですが、まだしばらくはぬる~~い感じのを書いていくつもりですww
またお楽しみに☆
Re:なるほど・・・
いえ!!;こちらこそすみません!!orz
一二三が意味分からないこと書くから・・・ほんとスミマセン;
丁寧に返信頂いてありがとうございます。
一二三が意味分からないこと書くから・・・ほんとスミマセン;
丁寧に返信頂いてありがとうございます。
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