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Posted by 一二三 - 2011.03.27,Sun

あーーーー・・・・・泣

前回のUP小説で思いっきりやらかしてしまった一二三ですω`)



ごめんなさい・・・C様orz


最近、ネタを落としたは良いものの、約束を守れない一二三で本当にすみません。

・・・・またひとつ勉強になりました。

とはいえ、今回もネタを振ったはいいものの・・・・・という出来になってます。。(粛々)

今後はちょっと自粛しようかと思います。突っ走るのをねw



さて☆この小説は邪美様の「一日奴隷」のアンサーになる訳ですが、「う、う~~~ん・・・」と書いた本人ww

せめてほんの少しでも皆様が楽しめるものになってればいいんですけど;


あれ・・・?;なんか元気ないよ一二三!!;

(
っ`Д´)っ・:めそめそしてんじゃねぇ!!ゴルぁぁア!!



すいません!!;己を殴って頑張ります!!


では恒例の注意v

・ 鋼牙、思春期真っ盛り
・ 男はずるい生き物
・ 鋼牙は、一日奴隷を回避した☆(RPG風に言うと)
・ 邪美様が痒いところに手が届きすぎるww

一二三憐れで仕方ないからw見てあげるよ☆という心優しい方は!


小説 『つまるところそれは全ては君のせい』へ 「つづき」クリックでどうぞ☆







≪ よっ鋼牙~!
 この間は世話になったな!≫
 
「・・・・・邪美か。」
 
ゴンザから手渡された受話器からは幼馴染の邪美の声が聞こえた。
 
先日の飲み会からそう日も経っていない。
 
別段懐かしさも感じず、鋼牙はただ邪美の話に相槌をうつ。
 
≪まったく、電話かけるのにもの凄い苦労したよ。
 閑岱には電話ないんだもんな~~。≫
 
「それはご苦労だったな。
 ・・・それで用件はなんだ?」
 
 
≪あー、そうそう!
 お前ん家宛に荷物送ったから後で確認してくれ。≫
 
「荷物?なんだ?」
 
≪それは開けてからのお楽しみだよ♪
 それ・・と・・・、中に手紙が入ってるから書いてあることに従うこと!≫
 
「え?」
 
手紙に従え・・・・?
 
 
≪忘れたとは言わせないよ、鋼牙!
 この間、私との賭けに負けただろ?
 “一日奴隷”になってもらう!≫
 
 
チッ・・・・・憶えていたか・・・。
 
≪・・・おい、今舌打ち聞こえたぞ?≫
 
「気のせいだ。」
 
 
≪ま!手紙に書いてある通りに動いてもらうだけだよ。
 それくらいの事なら鋼牙にだって出来るだろ?≫
 
・・・・・何か含みのある言い方だな・・・・。
 
「・・・分かった、約束だからな・・。」
 
 
≪絶対書いてある通りに動けよ!≫
 
 
・・・・なんだ。
 
妙に念押しするな・・・・。
 
 
「はいはい・・・・。
 じゃあ切るぞ。」
 
 
ガチャリと受話器を置くと同時に、ゴンザが一つ小包を持って現れた。
 
「鋼牙様、邪美様からお荷物が届いております。」
 
 
それは何の変哲もない小さめのダンボール。
 
 
 
 
・・・・・またしても波乱の予感・・・・・・・・。
 
 
 
 
 
『つまるところそれは全て君のせい』
 
 
 

 
 
 
とりあえずは小包をそのままにして、俺はオブジェの浄化に向かった。
 
ザルバを携えて方々を回りながら、邪美から一体どんな無理難題を吹っ掛けられただろうか、と考えをめぐらす。
 
色々考えては見たものの、当の邪美がいないのに“一日奴隷”の意味が分からない。
 
何かしら邪美にとって得でなければ賭けに勝った意味が無いはず・・・。
 
 
・・・・・まぁ、考えても仕方のないことだ。
 
帰って小包を開けてみないことには・・・・。
 
 
とにかく目の前の仕事に集中しよう。
 
ホラーを出現させないことが何より大事なのだから。
 
 
「はっ!!」
 
 
 
―――・・・・
 
 
 
「ただいま・・・。」
 
冴島邸の門扉を開けるといつものようにゴンザとカオルが待っていた。
 
「おかえり!!鋼牙!」
 
「おかえりなさいませ。」
 
 
言葉にはしないが、俺は毎日この瞬間が好きだ。
 
 
戦いを離れて、家に戻れたということ。
 
自分を信じて待ってくれている者がいる、ということ。
 
 
俺にとってかけがえの無い瞬間だ。
 
命掛けで戦っているからこそ、生きてこの場所に戻れたことに感謝する気持ちを失いたくない。
 
 
「今日はシチューだよ!
 鋼牙好きでしょ?」
 
「好きなのはお前だろ?」
 
 
「え?あれ?バレたか・・・!」
 
楽しそうに笑いながら、カオルが俺の腕に抱きついてくるのをそのままにする。
 
 
・・・少し、嬉しい・・・・・////
 
 
 
・・・・
 
アホか俺は・・・。
 
 
カオルにバレないように小さく頭を振って、誤魔化した。
 
 
 
夕食をカオルと共に食べながら、頭を徐々にプライベートに切り替えていく。
 
そのために、カオルの他愛のない話は打って付けだ。
 
・・・・何年か続けて分かったことだが、この仕事にはメリハリが大事だ。
 
戦いと私生活は出来るだけ分けなければ・・・・。
 
とはいえ、魔戒騎士にほとんど休まる間はない。
 
それでも、頭を切り替える努力をするのには理由がある。
 
 
常に自分の神経を張った状態を続けると、脳の正常な判断を狂わせることがあると分かったからだ。
 
 
「ね、鋼牙・・・どうしてメンチカツってメンチっていうのかな?」
 
 
・・・・・・打ってつけだろう?
 
 
「興味ない・・・。」
 
 
 

 
・・・・・・・



 
 
幸いなことに今夜は指令書が無い。
 
久々にゆっくり出来る・・・と湯船に漬かりながら肩の力を抜いた。
 
 
ぼんやりと風呂の天井を見つめながら、邪美からの小包を開けてないことを思い当たる。
 
 
・・・・・久々にゆっくり出来ると思ったのにな・・・・・。
 
 
早々に風呂から出ることにした。
 
 
自室へと戻る廊下でカオルとすれ違う。
 
「あ!鋼牙!
 あ・・・・あの、ね・・・///」
 
 
お風呂セットを掌で持て余しながら、カオルは伏目がちに話しかけてきた。
 
 
「お、お風呂から上がったら・・・・鋼牙の部屋に行ってもいい?///」
 
 
「・・・・!////」
 
心拍数がぼんっと上がったのを感じる。
 
風呂上りでよかった・・・・・。
 
頬が赤い言い訳が出来るから・・・・。
 
 
 
疲れてるのにごめんね。
 
「だめ・・・・かな?///」
 
上目遣いでお願いされて断る男などいないだろう。
 
顔を真っ赤にして、返事を今か今かと待ちわびているカオルを可愛いと思う。
 
 
「あ・・・ああ。
 構わない・・・。」
 
 
「わぁ!ほんと!?
 ありがと!!」
 
 
それだけ答えると大急ぎで階段を駆け下りていくカオルの後ろ姿を、未練がましく目で追ってしまう自分・・・・。
 
 
期待と不安・・・・カオルが関わると上手く自分の感情をコントロールできない。
 
本当はいつだって余裕などないのに、格好の悪い自分を見せたくなくて・・・・・。
 
 
あーーーまったく!!
 
情けなさに腹立たしくなりながら自室に戻って小包を開ける。
 
 

 
小さなダンボールの中に新聞紙で包んだ何か・・・と封筒に入った手紙があり、まず手紙を手に取った。
 
ピッとペーパーナイフで封筒を開けて中の手紙を取り出し、文面に目を向ける。
 
 
 
~~☆邪美姐さんからのドキドキv指令!~~
 

 
・・・・・・・・・・タイトル・・・?;
 
 
~~①夜になったらカオルを部屋に誘えv
 
・・・・・え・・・?;
いや、あまり深く考えないでおこう・・!
立場は逆になったが、とりあえずこれはクリアだ。
 
 
 
~~②さりげなくいい雰囲気にもっていけ!
   とりあえず褒めろ!褒めちぎれ!!
 
・・・・・・・・・・は?;
 
 
~~③いい雰囲気になったら、逆に硬派なところを見せるべし!
 
・・・・・もしかしなくても、これはそういう内容なのか・・・・!?;
 
 
 
~~④相手の許可が下りたら、前戯は長めに☆
 
 
「余計なお世話だ!!!////」
 
手紙をグシャリと握り締めて床に叩き付けた。
 
 
まったく・・・・あの女は・・・・!!
 
こうなってくると新聞紙で包まれた何か・・・も大体想像がつく。
 
 
はぁ~~と長いため息が漏れる。
 
 
・・・・・・ルーズにやると決めたんだ。
 
 
・・・・・それとも俺はそんなにがっついて見えるか?
 
 
 
いつかの・・・少し怯えたカオルの表情がチラリと脳裏を横切る。
 
気にしないようにしていたが、案外と心に深く刺さっているらしい・・・。
 
 
あれ以来、事に及ぼうとすると体の芯が冷えるような感覚がして・・・キスや抱き締めるだけでも心は震えた。
 
 
嫌われないように・・・傷つけないように・・・・・・と。
 
 
 
それを重荷に思ったことは一度もない。
 
むしろ、彼女のためにあらゆる努力を惜しまないことで、大切にすることで、自分の心は満たされた。
 
 
でも・・・・状況はそれを許してくれないのだろうか。
 
 
零にしても邪美にしても、事あるごとに「進展したか?」と聞いてくる。
 
他人がどう言おうと気にしなければいい話だが、確かに関係を先に進めたいと願う自分もいるのが始末に終えない・・・・・。
 
 
 
大切にしたいのに、メチャクチャにしたい。
 
 
 
 
あーくそ・・・。
 
今日はやはり彼女を部屋に入れないほうがいい・・・・と結論を出した時、ノックの音が聞こえた。
 
―「鋼牙、入っていい?」
 
 
・・・・・・。
 
「いや、・・・・すまない、駄目だ。」
 
 
―「・・・・え?」
 
 
「今日はもう・・・疲れた・・・・。」
 
 
言いながら扉に額をそっとぶつける。
 
 
―「・・・・そう・・・。」
 
寂しそうな声・・・。
 
 
―「あのね、鋼牙!
  そのままでいいから・・・聞いてくれる?」
 
 
「・・・・?・・・」
 
 
―「私は・・・・。
  
  私は!今の鋼牙好きだよ!
  “こうだったらいいのに”、なんて思ったこと無いからね!」
 
 

 
・・・・!
 


 
 
ガチャリと扉を開けて、目の前のカオルを抱き締めた。
 
びっくりした様子で固まっている彼女をそのまま部屋に引き込む。
 
きつく抱き締めた腕を緩めることなく、カオルをベッドに押し倒し両手をついて、やっとまっすぐ上から彼女を見つめた。
 
 
頬を赤くして見開いた目をじっと俺に向けている。
 
 
 
「それだけか?」
 
 
「へっ!?////」
 
「言いたいこと・・・それだけか?」
 
「う・・・///うん・・・。」
 
 
「じゃあ、俺の話も聞いてくれ。」
 
「えっと・・・////
 このままで・・・・?」
 
 
「ああ・・・・。」
 
 
カオルは覆いかぶさられた体勢に居心地悪く身をよじる。
 
 
「困るよ・・・///
 心臓・・止まりそうだもん・・・。」
 
 
「俺もだ・・・。」
 
 
ゆっくりと唇をおとした・・・・・。
 
触れるだけの清らかなキスをして、彼女の肩口に顔を埋める。
 
 
早鐘を打つ彼女の心拍すら愛おしい。
 
 
 
「・・・カオル・・・・
 
 
うんざりするくらい、お前が好きだ。」
 

 
 
 
「・・・それって褒めてる・・・?////」
 
 
「ああ・・・・最大級だ。」
 
 
 
 
 
 
・・・・・悪いな、邪美。
 
小包の中身は、今はまだとっておく。
 
いつかその日が来たら、もう嫌だ!っていうくらい惚気話を聞かせてやるから安心しろ。
 
 
 
今俺はお前らなんかより、カオルでいっぱいいっぱいなんだ。
 
 
外野を相手にしてやる余裕なんか無い。
 
 
 
つまるところそれは全て君のせい・・・・。
 
 
 
 
 
良く分からないといった表情でどきまぎするカオルの頬を愛おしげに撫でては見つめ倒した。
 
 
「・・・~~~~~っ!!////もう見ないでっ!!」
 
 
・・・・そう叫び出すまでは。
 


 
 
 
 
 
 
 
 
また賛否の別れるものを・・・・;
鋼牙が 困る→言い訳→責任転嫁w と非常にずるいことになってますw
 
男なんてずるいものですよね!そうですよね皆様!(特にN様に同意を求める一二三w)
 
裏へのリクエストが増えてきたけど、どうしよっかな~~☆(゚ω゚)
もうちょっと焦らしプレイってみようか・・・・フフフ←悪い顔
 
 

拍手[50回]

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Comments
はじめまして!
こんばんわ( ´ ▽ ` )ノ
初めて書き込みいたしますm(_ _)m

実は少し前からちゃっかり覗かせていただいちゃっておりました!牙狼はあたくしの青春(青春遅いなー!)のいちページで、鋼カオ大好物でございました!
最近、身の回りが落ち着いたので、青春のいちページをめくったところ、また牙狼熱が再加熱し、鋼カオを求めてさまよっていたところ(怪しすぎ)一二三様の超素敵サイトを発見し、まさに片想いの少女のごとく木陰から見守っていた次第でございます←気持ち悪い
は、すみません!初めての書き込みでだいぶ緊張して、頭の中が真魔界状態でした!汗 (笑)
先だっての大地震で、私が住んでいる地域も比較的大きな揺れを感じ、被災地の皆様はもっと辛いだろうに、私も先が見えない状況に不安を隠せない状態でいましたが、一二三様の萌えを有難くいただき(勝手にですが)、元気をいただきました!ありがとうございます(T ^ T)
なんか長くなってしまいましたが、またちょくちょく足を運ばせて頂くのをお許しくださいませ。・°°・(>_<)・°°・。

本当に長文失礼いたしました!これからも応援しております!
Posted by kaorapon - 2011.03.28,Mon 22:02:51 / Edit
Re:はじめまして!
kaorapon様!初めまして一二三です☆
コメント頂けてとっても嬉しいです!v

返信が大変遅くなってすみませんでした!
ちゃっかりw覗いてくれていてありがとうございます!v
一二三もこういう体勢で受け止めさせていただきますわ!→|・ω・*)チラ


本当に大変ですが、一二三も元気出してがんばりますので!!
また是非遊びに来てください!!

今後とも応援よろしくお願いしますorz
Posted by - 2011.04.03 at 17:41
無題
お久です!早野ですっ!

邪美姐さんの「一日奴隷」…
ちょっと楽しそうと思ってしまったワタクシ、いけない子w

でも、毎回遊びに来させていただいて…毎回思うのです…
一二三さんに敵う小説はかけない…!
とwww

だって、ここまで鋼カオ…ラブラブに出来ないんだもん!!←

こんなヤツですが、どうぞお付き合いくださいませm(_ _)m

またお邪魔します☆
Posted by 早野 紫希 - URL 2011.03.28,Mon 23:29:36 / Edit
Re:無題
返信毎回おっそすぎ;一二三です・・・!!

ごめんなさいっ!!orz

こちらこそご無沙汰です!;
ホントは皆様に「一日奴隷」しなきゃいけないのは一二三ですねww

いやいや;汗
何をおっしゃるの!!?(*´Д`)
一二三こそ早野様みたいなステキすぎるw鋼カオ書けないのよ!!泣
早野様とは戦う前から負けている一二三です!!

お勉強とか大変だと思いますが、お体に無理のないように頑張って下さいね!
一二三応援してますよ☆
また遊びに行きますww
Posted by - 2011.04.03 at 17:52
無題
お久しぶりですっm( )m
「うんざりするくらい、お前が好きだ。」・・・言われてみたいです((爆
今、日本は地震で不安と恐怖でいっぱいですが一二三様の
鋼カオパワーに元気をもらっている人はたくさんいます!
(`・ω・´)主に私(笑
みんなで元気にいきましょお(ノ´▽`)ノ
焦らしプレイ、とことんお付き合いさせて頂きます!!(笑
またの更新お待ちしております☆
Posted by ふにゃ - 2011.03.29,Tue 21:26:39 / Edit
Re:無題
お久しぶりです!ふにゃ様v

鋼カオぱぅわぁ~~w(バワー)でエールを送る変態こと一二三です!

余震が続いて怖いですね・・・・!
早く原発騒動も収まってくれることを祈ります。

ふにゃ様、とことんお付き合いありがとうございます!!

一二三もがんばる!!
Posted by - 2011.04.03 at 17:59
なな様、『男はずるい』頂きました☆
拍手コメントごっちゃんです!

今回の小説は色々とプチなな様とコラボさせてもらいましたvうふ!
事後報告ほんとにスミマセン!!

カオルは普段は鈍いんですけど、大事なとこはその鋭い感受性で補っている・・・と勝手に思っているのでw時折、鋼牙が予期せぬことを言ってくれたりしますv

その辺が萌えですよね・・・!!(熱)
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.04.03,Sun 23:24:54 / Edit
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