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Posted by 一二三 - 2011.01.23,Sun

皆様、一二三ですっ・・・!!(←知ってるよ!)


最近ほんと仕事忙しすぎですよーーorz
まったく更新する隙がなくてすみませんでした;

いい加減、皆様に愛想尽かされてないか心配でごわす・・・・ビクビク


やりたいことはいっぱいあるのに、時間が無いという感じの一二三です。
他サイトさんとリンク貼りたいとか・・・w
もう裏つなげたいとか・・・(爆)
というか特撮オンリーイベント参加したいとか・・・!!(Д)


の割りに仮面ラ〇ダーWの映画(AtoZ)見ました;ゴメンナサイでした!!!


鋼牙イケメンで強いのね!嫌いじゃないわ!!☆

とか勝手に脳内妄想に浸りましたごめんなさいもうしませんゆるしてください。(諤々)


やっと本題に入りますがw;(今回のUP小説の件)

思った以上にクリスマス小説の反響が大きく、それに関連するリクエストを結構いただきました。
本当にありがとうございます!!
こんなに作品を愛していただけるなんて嬉しさのあまり、一人盗んだバイクで走り出しました←注:一二三のチャリの間違い☆


今回も零を不憫にしてみたよ!(o)

クリスマス小説後の零くんに焦点を当ててみたよ!


「つづき」クリックで小説 『とある魔戒騎士の憂鬱』 にいけますわよ!





 
 
「はぁ・・・・」
 
 
トボトボと街中を歩きながら、銀牙騎士こと涼邑零は今日何度目かの重いため息をついた。
 
 
《・・・ゼロ、あなたが落ち込んだところでどうしようもないでしょ?》
 
手甲から届いた相棒の声に、零は浮上するどころかますます肩を落とす。
 
・・・確かに自分には直接的に関係のないことかもしれない。
 
 
だが、零にとって鋼牙とカオルの仲を取り持つことは重要な意味を持つことだった。
 
 
 
 
 
『とある魔戒騎士の憂鬱』
~5666hitリベーンジ!!~
 
 
 

 
 
 
諦めを込めた鋼牙のあの表情を思い浮かべる度、彼女との関係を修復するのは不可能に思える。
 
詳細に決別の原因を聞いた訳ではないが、もはや埋めようのない隔たりを感じた。
 
 
西の番犬所の床をたわしで擦りながら零はまたため息をつく。
 
 
あれから・・・なんとなく顔を合わせづらく、鋼牙には会いに行っていない。
 
カオルちゃんのいない冴島邸はまるで喪中のようで、励ましに行ったとしても逆に自分が落ち込んでしまうような気がしたからだ。
 
 
・・・・クリスマスの夜からはや一週間・・・年が明けてしまった。
 
 
最悪の正月だった。
 
我ながら、途方もない数のため息をついた気がする。
 
 
《ゼロ、そんなに悩むくらいなら鋼牙に会いに行ったらどう?》
 
ここ最近の零の様子を見る見かねたシルヴァは、彼をせっついた。
 
 
「・・・会ってどう励ますってんだよ・・・。」
 
半ば当て付けのように水の張ったバケツへ向かって、たわしをばしゃりと叩き付けながら答える。
 
 
《何も言う必要なんてないわ。
 鋼牙も同情なんてされたくないはずよ?
 ただ側にいるということが大切なのよ・・・・友達ならね。》
 
 
シルヴァの言葉に、零はずっと固まっていた表情を少し緩めた。
 
「・・・そうだな。
 俺と鋼牙は仲間で、友達なんだよな・・・。
 ありがとな、シルヴァ・・・。」
 
 
シルヴァの言うとおりだ。
 
こんな雑用をこなしながら一人悩んだところで答えなど出ない。
 
 
たとえヤケだろうとなんだろうと鋼牙と酒でも付き合ってやろう。
 
不毛に思えるかもしれないが、こればっかりは時間が解決してくれるのを待つしかない。
 
 
 
思い立ったが吉日、と零は番犬所の掃除もそこそこに冴島邸を訪ねることにした。
 
 
 
―――・・・・
 
 
冴島邸に着いてしまった・・・。
 
 
出来るだけのろまに歩いたつもりが、予想外に早く着いてしまい言葉を考える余裕もなかった。
 
 
よっ!鋼牙~!元気してるー?
・・・・いやいや、元気な訳ねぇし・・。
 
やっほーー!
茶でもしばきに行かね?
・・・これだとだたのチンピラだ。
 
俺と人生について語り合わない?
・・・・・アホか。
 
一緒に合コン行こうぜ!
・・・・俺、女の知り合いあんまりいねぇな・・・。
 
 
冴島邸の門前でぐるぐると考えあぐねるが、いい案は浮かばない。
 
・・・よしッ!
鋼牙、年も明けたし一緒に酒呑もうぜ!
 
これでいこう・・・!!
 
 
 
意を決して玄関ベルを押す。
 
まもなくして開いた扉の向こうに相変わらずゴンザが居た。
 
 
「よっ、ゴンザ!あけましておめでと~~。
 鋼牙いる・・・?」
 
「あけましておめでとうございます。
 鋼牙様ならおいでですよ。」
 
 
出迎えた執事は予想に反してにこやかな笑顔だった。
 
・・・・あれ?
 
もしかして鋼牙はとっくに浮上してたりして・・・。
 
なーんだ、俺の杞憂だったか・・!
 
 
 
と内心ほっと息をついたのも束の間・・・・・
 
 
 
ゴンザに案内された居間には、対峙するかのように向かい合って座る鋼牙とカオルちゃんの姿が・・・・!!
 
 
あぁぁああーーー!!俺タイミング最悪・・・!!
 
なんだこれ!?
なにこの状況・・・!!
 
 
もしかして最後の顔合わせとか!!?
最悪じゃん・・!!
俺、間悪すぎだろ・・・・!
 
 
ああ~・・・行きたくねぇ。
あんな状況に入っていきたくねぇ!
 
 
胃がキリキリと悲鳴を上げる中、零は控えめに一歩踏み出した。
 
 
鋼牙とカオル・・・二人から突き刺さるような視線が注がれる・・・。
 
居心地わるっ・・!
 
 
縮み上がった精神では、口を開くことなど出来ようはずもなく、零はただ言葉を失った。
 
 
「零か・・・・お前は本当によく来るな。」
 
「零くん、いらっしゃーい!」
 
 
あ・・あけまして・・・おめ、でとう・・・;
 

 
しぼむような声が漏れた。
 
 
なんでもないかのように、和やかに声を掛けてくる二人がむしろ怖い。
 
絶対来てはいけないところに来てしまった・・・;
 
内心、二人とも「ンだよ、こいつ・・・、何しに来たんだ?」とか思ってるに違いない!

 
 
「あ・・・あの、俺・・お邪魔、だよねぇ・・?
 やっぱ帰ろっかな~~・・・;」
 
 
この場から逃げ出したい一心で零が腰を引くと、カオルが明るく引き止めてきた。
 
 
「邪魔なんかじゃないよ!
 ね、鋼牙。」
 
 
「ああ。」
 
 
俺に気を遣っているのか・・・?
必死に平静を装おうとしてないか!?
 
妙に口裏を合わせようとしている二人に、これはもう駄目だ!と思った。
 
 
二人の仲が切れたのはもう明白で、零は一刻も早く帰りたいと願う。
 
 
そんな零の心中を知らず、執事は丁寧に椅子を引き、着席を促した。

 
 
もはや逃げられない状況に・・・・!!
 
 
 
「でね!鋼牙!
 展示会で、私の絵がギャラリーに欲しいって言ってくれた別の美術館の館長もいてね・・・!
 私たくさん描かなきゃ!」
 
「大変だな。」
 
「ううん!描きたいものがいっぱいあるの!
 だから今は楽しくて仕方ないんだ~!」
 
 

・・・・・
 
 
 
 
   ・・・・え?
 
 
これはもう友達としての形に落ち着いたってことですか;?
 
 
楽しそうに談笑し合う二人を奇怪なものでも見るかのように零は目を向ける。
 
カオルちゃんを見る鋼牙の目が今まで見たことのない優しいものになっていることに気付き、首をかしげた。
 
一方の彼女もどこか今までと違うような気がする。
 
なんかキラキラしてるような・・・。
 
 
 
一人ついていけない零を置き去りに、鋼牙とカオルの会話は続く・・・。
 
 
「ね!鋼牙も展示会見に来てよ!
 新しい絵もあるんだから!」
 
 
「・・・・・。行かない。」
 
 
「えーーー!なんでよ!
 ま・・・いっか、鋼牙はいっつもそうだもんね。
 あ、コーヒーもう一杯飲む?」
 
カオルが手前にあったポットを取ってすすめると、鋼牙は生返事を返してカップを差し出した。
 
 
「いつもブラックだよね。
 苦くないの?」
 
「・・・コーヒーはブラックだ。」
 
「変なこだわりね。」
 
 
「・・・お前だって時々変なことを言う。」
 
「私が?いつ?」
 
「“魔戒騎士も寝るのか”と・・・」
 
「!あれは・・・////
 その・・、ただ・・・。
 私達みたいに・・・魔戒騎士も寝るんだなぁって・・・・。
 だったら、傷を負ったら・・・やっぱり同じように痛いんじゃないかな、って・・・。
 そう思っただけよ!」
 
 
カオルが頬を真っ赤に染めて怒ったように言うと、鋼牙は目を伏せて微笑んだ。
 
 
「お前はいつも極端だ。」
 
 
 
 
 
「夫婦かっ!!!!」
 
ガシャンと零がテーブルに拳を叩き付けると、カップになみなみと注がれたカフェオレが揺れる。
 
 
お茶しながら午後の語らい!?
えぇっ!??!なにコレ、どっきり!?!?
 どうなってんの!?
 お前らクリスマス大喧嘩の件はどうなったわけぇ!!?」
 
 
唖然とする二人に零は憤慨を顕にして雄たけびを上げた。
 
 
「あ・・・ああ;すまん、零。
 その件はもう済んだ。」
 
 
「“もう済んだ”じゃねーーーよ!!
 お前、俺がどんだけ心配したと思ってんの!?
 どんだけ心暗い正月過ごしたと思ってるわけ!!?
 言えよ!!;言えよそういうこと!!
 ほうれんそう!ほう・れん・そう!!」
 
あまりの零の激高ぶりにカオルは椅子を後ろに引く。
 
「ご、ごめんね・・・;」
 
 
 
 
なおも鋼牙に詰め寄る零は、カオル謝罪によって次第に目じりに涙を溜め始めた。
 
「いや俺もう、ほんともう・・・!!
 ちょー心配したよ!?
安心したよ!!ばーかばーか!!
 うお~~ん・・・・!!

 
 お前らよかったなぁ~~~~!!ぅぁぁあーー!
 
 
 
 



 
 
「・・・・おい、こいつ泣いてるぞ・・・;」
 
「う、うん;ごめんね、零くん。
 クッキーたべる?」
 
「・・・ケーキもあるぞ。」
 
「イチゴみるくにしますかな;」
 
 
鋼牙・カオル・ゴンザが口々に慰めると心底落ち込み、それ以上に安心した零はようやく涙をふいた。
 
 
・・・が、同時に怒りも湧いてくる。
 
 
 
 
こんなアホども&バカップルに振り回されたなんて・・・!!
 
 



 
 
「リア充爆発しろよ!!」 
 



 
 
 
 
色々カットしました;
カットする前はこれ以上に知らない期間が引っ張られて、余計かわいそうなことになってました☆テヘッ
 
5666hitのリクエスト「零を不憫にする」が巧いこといってなかったので再チャレンジしてみたんですが、いかがだったでしょうか?;
日々、努力と探求を積み重ねていく一二三です・・!!
 
しかし・・・「零を不憫にするための探求」て・・・;
 
ごめんね!☆わざとだよ!!

拍手[44回]

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Comments
無題
ややお久しぶりです!こちらにコメントするのは初めてですね| 壁 |д・)ドキドキw
「夫婦かっ!!!!」に爆笑しましたwwというかもう夫婦な気がしますねw
めっちゃ楽しませて頂きましたっm(_ _)m
Posted by ふにゃ - 2011.01.23,Sun 18:32:33 / Edit
Re:無題
わっわっ!ふにゃ様おいでませ☆(`∇´ゞ

爆笑いただけまして?v
一二三、皆様の「面白い」を聴くため、これからも頑張りますよ!
Posted by - 2011.01.26 at 10:56
はじめまして
インフルエンザに唸なされながら、零くんの不憫さに癒されました。……鋼カオを、探してきたはずなのに……。
鋼牙はきっと「報連相」も「リア充」も判らないんでしょうね。
書けるものなら私も不憫な零くんを書いてみたいものです。また不憫な零くんを楽しみにしています。
Posted by せつ - 2011.01.24,Mon 21:20:38 / Edit
せつ様、はじめまして☆
はじめまして、コメント感謝です!v

せつ様、いいいイインフルエンザですってーー!!?
しっかり休んでくださいまし!!(>д<;)

そうですね、鋼牙は多分「報連相」なんて知らないでしょうから、きっとずっと青菜が頭に浮かんでいただろうかと思いますww☆
零・・・!ふびんな子・・泣・゜・(/Д`)・゜

インフルエンザしっかり治して、はやく元気になってくださいね!
全快の折にはまた来て下さることを、ゆったりお待ちしております♪
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.01.29,Sat 00:32:44 / Edit
なぎさ様、Thanks!です
コメント拍手、ありがとうございます!

・・はっ!なぎさ様、実は零君ファンですね!?

零君はいつも扱い易くてありがたいです;
鋼牙・カオル・零の三人はほんとに好きなので、これからも3人の話はUPしていきたいですね。

今後ともよろしくお願いします!
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.02.03,Thu 00:12:50 / Edit
風の道様、実はこそーり毎日お邪魔☆
拍手ありがとうございます!

いつも返信遅くてすみません;
実は風の道様のブログにこっそり日参している一二三です・・・!(爆)
またコメントしますね♪

牙狼の三人はリアルでも仲良しvでステキです!
めずらしいですね、そういうのってw

今度こそ零を不憫ポジからw脱出を試みてみます☆




・・・・無理かなw?(*´∀`)アハハン♪
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.02.03,Thu 00:17:50 / Edit
匿名様、感想ありがとうございます
拍手コメントありがとうございます!

ごめんなさい;何故かは不明ですが、一部お名前が表示されないコメントがありまして、僭越ながら「匿名様(仮名)」とお呼びさせていただきますね!


そうですね、ぜひ零を幸せにしてあげたいですね!
次こそは!


静香似の女性とラブロマンスvとか・・・・


・・・・


・・・・・嫌な予感しかしない。ガクブル
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.02.03,Thu 00:22:40 / Edit
amadai様、毎度どうもです☆
いつもお世話になっておりますv
拍手&コメントありがとうございますね!

迷惑だなんてwことありませんので、是非これからも日参していただければと思いますv

今後も零は二人に振り回され続けれるかと思いますww(笑)

そんな零にエールを!!v
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.02.07,Mon 23:20:36 / Edit
しゃーりぃ様も、ご無理のないように!
拍手コメ☆ゴッチャンです!!

しゃーりぃ様もお忙しそうですね・・・!;
一二三ばっか泣き言もいえないですね!がんばりマッスル☆

そうですね、たまには零にもいい目を見てもらいたいものですww
でも公式で(妖赤の罠にて)でもツイてないところを見ると、彼がいい目を見るのはいつのことやらwwwという感じです!

今、やってみたいのは王様ゲームとかで零→王様とかにしてやれば、いい目みれますかね?w



零「はーい、3番と5番は三回まわってワンと鳴け!」

鋼牙「・・・・。」←3番
翼 「・・・・。」←5番


とかネ☆





・・・・結局、零は後でひどい目に(黒笑)
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.02.07,Mon 23:28:03 / Edit
なな様、毎度返信遅くてすみません;
拍手コメントThanksですーーー!

いいですね☆ザラメのおせんべい食べながらとかww

ちなみに一二三はスルメをミルクティーで流し込みながら書いてたような気がしますwww

もうアホかとw


そんなこんなで一二三は今日も元気です!!

Posted by 一二三(管理人)です - 2011.02.07,Mon 23:32:55 / Edit
ヘキ様、相変わらず鋭いツッコミ感謝ですw
拍手ごちそうさまです!

「零M化計画ですか?」とのことw
いやいや;(汗)単に一二三がどMなので零がMになりやすいんですww(笑)
とばっちり☆

確かに牙狼の世界って女性が強い気がしますねw
メシア様しかりカルマ様しかり(←それは違う気がするw)

零くんは本当に扱い易いのでw(ツッコミとしてw)これからも困ったときはゼロ頼みでvすり抜けます!
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.02.11,Fri 23:03:26 / Edit
龍鈴様、了解しました!!
今回もご感想拍手ありがとうございます!!
とっても感謝vv

うん、鋼牙ひどいですねww

零君の不憫さは公式設定というところが恐ろしい・・・!!(爆笑)
「妖赤の罠」での不遇っぷりにはホント笑わせて頂きましたww

そして未だに、声を大にしてツッ込みたい「妖赤の罠」・・・。

「零君、どんだけ鋼牙のこと好きなの!?!?」

これにより、彼は一二三にとって最高のいじられキャラとなりました!☆(宣言)


いつかは名誉挽回といきたいですね♪

ではまた!
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.07.07,Thu 00:11:37 / Edit
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