Posted by 一二三 - 2010.12.04,Sat
こんばんわ!久々の更新でテンション上がってますw一二三見参!☆
今回は鋼牙と零で「しりとり」に挑戦してみました!
我ながら無謀でした・・・!!(爆)
一二三のクリスマスに対する意気込みをお伝えしようとね!!(熱)
よかったらご覧くださいv
「つづき」クリックで小説? 『しりとり』にいけます。(←まんまタイトルw)
「よし!鋼牙、しりとりしようぜ!」
・・・・おい、なんでこいつはこんなに暇なんだ?
いくら情勢が落ち着いたとはいえ、東と西両方持ってるんだろう?
それなのにわざわざ北の管轄まで来て、「しりとりしよう」とは太い奴だ。
こんなところで油を売ってる暇があるなら、とっとと自分の管轄に帰れと内心悪態をついて鋼牙は重苦しいため息をついた。
「お?なんだなんだ、ツン期か?このツンデレ!」
ニヤニヤとからかう銀牙騎士に見立てた小枝をすっぱり切り捨てた。
『しりとり』
「・・・邪魔だ、失せろ。」
屋敷の中庭で鍛錬中の黄金騎士は今日も今日とて相変わらず仏頂面である。
やれやれと気付かれないようにため息をついた。
・・・こんなんじゃ、カオルちゃんに愛想尽かされちゃうよ?
いくら心の中で深く想っていようと、言葉にしなければ伝わらないのが真理だ。
更に悪いことに、しゃべるのが下手なんだから誤解されやすい。
目の前で構わず素振りを続ける不器用な男に、少し同情する。
・・・根はいいやつなんだけどねぇ。
「じゃあ、最初は“鋼牙”・・・“が”だぞ“が”!」
鬱陶しそうにちらりとこちらを見る。
・・・・・しないぞ。と。
だが挑発するような目を向けてやると彼はしぶしぶと返した。
「・・“が”・・・ガロ。」
答えるがそのまま彼は鍛錬を続けて、剣を前に構えた。
「“ろ”ね。
じゃあ・・・“ろくろく告白も出来ない鋼牙” が。」
鋼牙は一瞬、剣を止めてはぁ!?という顔をした。
してやったりだ。
「・・・・“が”。
“頑張っても一生2番手な零”・・・」
・・・・むかっ。
すぐさま返されて、対抗心が湧く。
「よっしゃー“い”だな!」
のってきた!かかってこい!と気合を入れた。
「い・・・“いつかのメリークリスマス”!!す。」
何とかしてひねりだした言葉は有名な失恋ソング。
なんでだ!・・・と鋼牙がろうばえる。
「す・・・・酢醤油?」
酢醤油!?好きなのか!?
鋼牙の答えに今度は零が唖然とする。
苦し紛れとも取れるが、なぜ酢醤油なのか・・・。
「他にもっといっぱいあるだろ!
“スイカ”とか!!」
“スイカ”とか!!」
と思わずツっ込むと「うるさい!」と返された。
じゃあ、今度は俺か・・・零はしばし思案する。
「ゆ・・・指輪!」
「わ?
・・・賄賂(ワイロ)。」
「ええ!?また“ろ”かよ!?
ろ~~~、ろ!
“ロマンチックに”!“に”だ“に”!」
なぜ「に」が必要なのか!?
「“く”じゃないのか・・!?
ぐ・・・庭!」
もはやルールなどない、しりとりにわずらわしさを憶えながら鋼牙は答える。
「“わ”・・“渡せ”!“せ”!」
なにをだ・・・!!
ついに動詞がきた。
それでも生真面目に返す。
「“せ”・・・政治家。」
!
・・・“か”を待ってたぜ!
「“カオルちゃんに指輪渡せ!!クリスマスにでも!”」
零は大声で言った。
・・・・・なっ!!?
「あのなぁ!
男ならどんといけ!」
鋼牙もついには剣を下ろして零に詰め寄る。
「いけたら苦労はない!」
「小難しく考えるからダメなんだよ!」
「お前みたいに、思ったことが口に出来ればいいんだろうがな。」
「俺!?
俺は言うぜ!
もう後悔したくないからな!」
ぐっと鋼牙は口を噤んだ。
マズいことを言ってしまったという顔だ。
・・・・どうせ俺の過去やらなんやら余計なこと考えたんだろう。
お前お人好しなんだよ。
なに俺に気い使ってんだよ。
むかつくんだよ、そういうの。
「・・・・悪かった。」
鋼牙は真摯に謝罪した。
「・・・やはり俺は話すのがヘタだ。
カオルだって本当は・・・・」
どういうわけか誉れ高い黄金騎士は自信なさ気だ。
「カオルちゃんは鋼牙のこと大好きだぞ?」
「・・・っ、だから困ってるんだ・・・・!」
気持ちは分かるさ。
俺だってまた静香みたいに大切な人を作るのはごめんだ。
俺が魔戒騎士であるために失うかも・・・って、また失うかもって考えなきゃいけないなんて・・・。
俺だって嫌だ。
思いのまま、気持ちのまま生きられたらどんなに楽だろう。
「好きなら・・・本当に大切なら、手放すべきだろう。」
「でもそれじゃどっちも不幸だ。」
カオルちゃんの幸せがお前にとっての幸せなら、な・・・。
こなくそ。という目で鋼牙はにらみつけた。
「・・・お前は一人で平気なのか?
お前の幸せってなんだ?」
・・・・・妙なことに気を回してんじゃねえよ。
「俺にはシルヴァがいるからな。
それに、・・・俺はお前とカオルちゃんから“幸せのおこぼれ”をもらうって決めてんだ。
だからそれの邪魔すんな!
お前らが幸せになってくんないと、俺の輝かしい人生が胸くそ悪くなるわけ?わかるだろ?」
たったそれっぽっちの不幸で、俺まで被害こうむるわけよ?
「・・・・他人をアテにするな・・・。」
ため息と共に漏れた言葉はどこか優しげだ。
お?笑った。
「・・・・次は“も”だったな。
“もうじきクリスマスだ、今に見ていろ。”」
それだけ言い残すと、彼は再び鍛錬に戻っていった。
・・・・・・また “ろ”・・・かよ。
むっかつくなぁ。
こまったなぁ・・・・・・これどうすっかな~・・・。(汗)
せっかく「しりとり」を持ち出したのに、上手く活用出来てないです。(;´・д・)
まとめると零が「ろくろく告白も出来ない鋼牙。いつかのメリークリスマス。指輪。ロマンチックに。渡せ。」と言ってる様につながりますが、ばればれですね・・・。
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Comments
風の道様、いらっしゃいませ!
またまた一二三です!
拍手ありがとうございますv
こう、普通に問い詰めても鋼牙がはぐらかしてしまうことが分かった零が、趣向を凝らした結果「しりとり」に行きついたというものですw
零くんはほんとにいい子ですよね!
でもなぜか零をひどい目に合わせたくなる一二三なのでした。(爆)
拍手ありがとうございますv
こう、普通に問い詰めても鋼牙がはぐらかしてしまうことが分かった零が、趣向を凝らした結果「しりとり」に行きついたというものですw
零くんはほんとにいい子ですよね!
でもなぜか零をひどい目に合わせたくなる一二三なのでした。(爆)
しゃーりぃ様、いつもメッセージありがとう!
いつもお世話になってます!
拍手にコメントがつくとすごく嬉しいですv
一二三は零はもう冴島家の家族の一員だと思ってますw
多分、鋼牙とカオルもそう思ってるんじゃないですかねw
そんな関係がすごくいいですよね!♪
しゃーりぃ様とはいい酒が飲めそうです!!
またよろしくおねがいしますね☆
拍手にコメントがつくとすごく嬉しいですv
一二三は零はもう冴島家の家族の一員だと思ってますw
多分、鋼牙とカオルもそう思ってるんじゃないですかねw
そんな関係がすごくいいですよね!♪
しゃーりぃ様とはいい酒が飲めそうです!!
またよろしくおねがいしますね☆
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