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Posted by - 2024.04.26,Fri
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Posted by 一二三 - 2010.11.28,Sun

やあ、ボク いその一二三☆!
暗黒騎士のキバさんがいっつも一二三のこといじめてきて困ってるんだ☆

キリ番は踏み倒すし、日曜夜にはF5アタックしてくるし!
 
でも、ボク実はそんなキバさんが気になってるんだよね・・・///
 

 
さぁ~て!来週の一二エ(ヒフエ)さんはー☆
 
 「一二エの家に悪霊が憑付いた☆」
 
 「一二エのキバちゃんからダイオキシン!?」
 
 「星になった一二エさん」

 
の三本で~す! それじゃあみんな!
じゃんけんぽんっ!ウフフふ~☆
 
うん・・・一二三は間違いなく魔界騎士に浄化されそうだ・・・。



最近小芝居ばっかやってる気がします、ども一二三っすwww

さあ~て、2999hit のリベンジUPしたぞ!!

キリ番ゲットされた御仁に気に入っていただければ幸いですww(再)



小説 『彼と彼女の恋愛理論』

糖度高めです! 少女マンガです!! 無駄に長いです;!! 主観がコロコロ変わります;!!


「どんとこい!」な方はつづきからどうぞ☆



「よっ!久しぶり。」
 
「お待ちしておりました、邪美様。」
 
恭しく頭を下げた執事は以前より白髪が増えた気がする。
 
以前といってもまだガキの頃の話だけど。
 
 
 
 
 
『彼と彼女の恋愛理論』
 
 
 
 
 
「なんだい、ゴンザ。
 結構成長したのに、すぐ私だって分かっちまうんだね。」
 
 
「いえいえ、とびきりの美人が立っておられたので、どなたかと悩みました!
 鋼牙様から邪美様がいらっしゃるとお伺いしておりましたので、一つカマを掛けてみたんです。」
 
 
この執事は昔から遊び心を忘れない。
 
親がいない私と、親が忙しくて相手をしてやれない鋼牙にいろいろな遊びを教えてくれたのは彼だった。
 
普通の状態にない私達が普通の子供時代を過ごせたのは一重に彼のおかげだ。
今でも感謝している。
 
 
「鋼牙様はまだお戻りになっておられませんが、魔導火は預かっております。」
 
屋敷の中に案内されながら、ゴンザから鋼牙の魔導火を渡された。
 
それは、師匠である阿門法師が作ったものだ。
 
鋼牙の父、大河の代から引き継がれたそれは、随分と年季が入っている。
 
 
「・・・なんだい、あいつ。
 直しに来いって呼びつけといて、いないなんて」
 
 
不服を述べるとゴンザが慌てて取り繕う。
 
 
「申し訳ありません。急な用向きが出来まして・・・。
 まもなくお戻りになられるとは思いますが・・・・」
 
 
 
「ゴンザさん!」
 
若い女の声が聞こえたと思ったら、階段を駆け下りてくる影が見えた。
 
「ああ、カオル様!」
 
 
「あ、ごめんなさい!お客さんが・・!
 ああっ!あなた・・・!」
 
それはあの血に染まりし女だった。
と、正確にはもう違うんだっけ。
 

 
一つの悪戯心が芽生えて、心の中でニヤリと笑う。
 
「久しぶりだねぇ。元気そうじゃないか」
 
 
私は一声かけると、ゴンザに向き直った。
 
「これ、今直させてもらうよ。
 ちょっと部屋を貸してもらおうと思ってたんだけどさ、・・・・
 なぁ!あんたの部屋使ってもいいかい?」
 
 
「えっ?なんで・・・?」
 
 
私の言葉に目の前の女は露骨に嫌そうな顔をした。
 
「いいじゃないか、女同士話したいこともあるしね。」
 
 
 
 
カオルはしぶしぶといった感じで部屋に招きいれた。
 
「油臭いね。」
 
 
「・・・だって、画家だもん・・・。」
 
入ってすぐの文句にカオルは頬を膨らませて答えた。
 
カオル自身、なぜこんなに邪美が苦手なのかはっきりとわからない。
 
ただ、なぜか初対面のときから印象はよくなかった。
 
 
ソファすら画材置きになっているので、邪美は仕方なくベッドにドカッと腰掛ける。
 
「あんたも座んなよ。」
 
「・・・ここ、私の部屋なんですけど。」
 
 
立っているのも馬鹿らしくなって、カオルは邪美の隣に殊更乱暴に腰掛けた。
 
その様を見た邪美にくすりと笑われて、カオルはますますむっとなる。
 
 
「鋼牙といっしょに住んでんだね。
 ホラーの血は浄化されたのに?何で?」
 
邪美は鋼牙の魔導火をカチャカチャと分解しながら、カオルに尋ねる。
 
 
だがカオルとしては、いつも鋼牙の手の中にあるものが彼女の手にあることが不服だった。
 
カオルには触れることすら出来ないからだ。
 
 
「べ、別にあなたに関係ないと思うんですけど・・・。」
 
 
「そういえば、あんたさ。
 あの時、“もう鋼牙は信用できない”とかなんとか言ってたけど、それはどうなったんだい?」
 
カオルと違って邪美には余裕があった。
 
 
「っつ・・・!」
 
 
カオルは顔を真っ赤にして口ごもる。
その様子を邪美はニヤニヤして見つめた。
 
「鋼牙のこと、好きなんだろ?」
 
 
「ち!違うわよ!/////」
 
カオルは弾かれたように顔をあげて声を張り上げた。
 

 
「なんだ、あんたらもうデキてんのかと思ってた。」
 
 
「デキてって!?」
 
「いくとこまでいってる仲ってこと。」
 
なんだよ、そんなに真っ赤になることかい?
 
ため息とともに呆れた声で言うと、カオルも伺うようにおずおずと尋ねた。
 
 
「そ、そういうあなたは?
 鋼牙と・・・その、どっどういう関係なの?
 す、好きなの?」
 
 
「ただの幼馴染だよ。
 あいつがこーんなちっさい頃から知ってんだ。
 今更、好きだのどうのこうのって相手じゃないねぇ。」
 
 
邪美は腰掛けているベッドの高さまで手を差し伸べて、飄々と話した。
 
その返事にカオルはほっと息をつく。
 
 
「・・・姉弟みたいなもんさ。
 あいつにとっては。」
 
じゃあ、あなたにとっては?と聞きたかったが、何か触れてはいけないような気がしてカオルは口を噤む。
 
ジッポライターに似た魔導火の中のネジをいじりながら語る邪美の姿は、カオルには何故か寂しげに映った。
 
 
 
見れば見るほど、彼女の横顔は美しいと思う。
 
不謹慎な気がしたが、カオルは無性に彼女を描きたくなった。
 
ぼうっと邪美の横顔に見とれていると、不意に頼みごとをされる。
 
「・・・鋼牙のこと頼むよ。」
 
「えっ?」
 
 

 
邪美から見ればカオルはごく普通のありふれた女だ。
 
いったいこの娘の何が、あの黄金騎士を惹きつけさせるのか・・・・。
 
邪美はそれが知りたかった。
 
スタイルだって私のほうが上だ。
 
顔は悪くないが、足が太いのはどうなのか。
 
 
そこまで考えて、邪美はふと気付く。
 
・・・そういえば、あいつはこういうのに弱いんだった・・・。
 
“守ってやりたくなるタイプ”というやつだ。
 
邪美にしてみれば鋼牙に限らず男は皆そうだ。
 
男って奴は女に前に立たれると嫌な生き物なんだ。
 
邪美は自嘲気味に普段の自分を思い返す。
 
 
確かに目の前の女とは大分タイプが違う。
 
だってこのカオルという娘は、何の力も持たない至っておとなしい女に思えた。

 
 
 
邪美の言った言葉の意味をちゃんと理解したのかもあやふやなまま、カオルは徐にキャンバスを掲げる。
 
 
「ちょっ・・・あんた何してんだい?」
 
一体なぜ自分の頼みごとの返事もしないまま、こいつは絵を描こうとしてるんだ・・・と邪美は困惑した。
 
 
「あなたを描くの。」
 
きっぱりと言い切った女に、もはやいかなる静止も届かなかった。
 
 
少しの間、邪美はどうしたものかと迷っていたが、まだ魔導火の修理の途中だったことを思い出し作業に戻る。
 
 
恨むぞ、鋼牙。・・・・なんなんだこの女は。
 
くそう、ミイラ取りがミイラになった気分だよ。
 
責任転嫁をしつつも目の前の作業に集中した。
 
 
 
 
 
 
あれから1時間くらい経っただろうか。
 
邪美が魔導火の修理を終えると同時に、カオルも鉛筆を置いた。
 
 
「ふう・・・ありがとう、モデルになってくれて」
 
礼を言う彼女の手からするりとキャンバスを奪い取る。
 
あ、ちょっと!!と不平を顕に、奪い返そうとする彼女を制しながら邪美は描きあがった鉛筆画を見た。
 
 
 
そこにいたのは、遠き日に想いを馳せる女の横顔だった。
 
 
 
・・・・まったく、頭にくる。
 
分かっていたから、見ないようにしていた自分の本心をこの女に突きつけられて、腹が立った。
 
いや、腹が立っているのは自分に、か・・・・。
 
 
「下手だね。」
 
精一杯の虚勢である。
 
この女にだけは自分が弱っているところを見られたくない。
 
・・・・私もまだまだガキだ・・・。
 
 
心の中で呟きながら、「ええ~~~っ」とショックを受ける女にキャンバスを返した。
 
 
 
 
 
 
 
 
その日、鋼牙が帰ってきたのは結局夜中だった。
 
「ほらよ、直してやったぞ。」
 
 
「・・・礼を言う、邪美。
 待たせて悪かった。」
 
相変わらず、無愛想な態度で返す幼馴染に邪美は自然と笑みがこぼれた。
 
 
「出張料と待たせた侘びに酒に付き合いな。」
 
目の前の幼馴染は露骨に嫌そうな顔をする。
どっかの女そっくりだ。
 
私はそれをさっぱりと無視してソファに腰掛けると、鋼牙に向かい側に座るように目で指す。
 
気の利く執事はそそくさと晩酌の準備をしにいった。
 
 
 
 
 
 
 
 
酔いが少しは入ってきたところで、自然と邪美の話題は昼間のことになる。
 
「・・・あの女。」
 
 
「カオルのことか・・・?」
 
「おとなしい顔して、すごいと見せかけて・・・やっぱりおとなしいじゃないかと思ってたら・・・・すごかったんだね。」
 
邪美は少し落ち込んだ様子でうなだれた。
 
・・・・昼間、あの女に自分の本心を見抜かれたのだ。
 
 
「まぁ・・・すごいな、あいつは。」
 
鋼牙は思案するような表情でグラスに口をつける。
 
「あんたが惚れるなんてね・・・・。」
 
 
 
 
「・・・・あいつに言ってないだろうな。」
 
それはもう肯定だった。
本音を語らない彼にしてはめずらしいと邪美は思う。
 
「そこまで野暮じゃないよ。
・・・・言わないのかい?」
 
 
 
 
「・・・夢を邪魔したくない。」
 
 
「ベタぼれだな。」
 
笑ってからかった。
 
これくらいの権利はあって然るべきだと邪美は開き直る。
 
 
「くっ・・・惚れた方の負けなんだ・・。
 仕方ない。」
 
答える鋼牙はやはり昔と比べて随分と大人になったように思えて邪美は寂しいと感じた。
 
 
「いつまで待つ気だい?」
 
 
「・・・。
・・・あいつが納得できる時まで。」
 
「甲斐甲斐しくて泣けてくるね。」
 
 
「うるさいな。」
 
余計なお世話だといわんばかりに、鋼牙はにらみつけた。
 
しかし、酔って火照った顔ではちっとも怖くない。
 
とっとと既成事実でも作っちまえばいいのに、と生真面目な幼馴染に同情する。
 
 
 
「時が過ぎればあんたのことなんて忘れて、全然知らない男と結婚するかもよ?」
 
 
 
言いながら、それはないと邪美は思う。
 
あの女は鋼牙以外の男に興味などない。
 
それでも言葉にしたのは鋼牙の背中を押すためだった。
 
魔戒騎士の一生は短いのに待ってる余裕などあるのか、と。
 
それなのに、答えた鋼牙は嫌気が差すほど真剣だった。
 
 
「・・・そのほうがいい。」
 
 
 
 
ばかだね・・・。
 
 
 
 
 
 
「・・・本気で好きなんだね。」
 
 
 
―――
 
 
一方、カオルは自室で苛々を募らせていた。
 
 
今頃、鋼牙は邪美と共にお酒を飲んでいることだろう。
 
バンバンと枕にあたる。
 
 
 
 
・・・なにこれ。
 
    嫉妬?
 
 
やだなぁ。
 
 
私が邪美を苦手なのは、私の知らない鋼牙を知っているからだ・・・・。
 
彼女の肖像画を描きながら至った結論はこのようなものだった。
 
 
鋼牙と邪美は似合いのカップルに見える。
 
だって、幼馴染でお互いのことよく知ってるし!
 
魔戒騎士のこともよく知っているし!
 
美男美女だし!!
 
 
 
どーせ私は、鋼牙のことよく知らないし!
 
魔戒騎士のことも、ホラーのこともまだよく分からないし!
 
邪美みたいなナイスバディでも美人でもありませんよーー!どーせ!!
 
 
 
 
・・・なんか考えてるとアッタマきた。
 
 
鋼牙のばーか!いー-ッだ!!
 
 
明日はおはようって言ってやるもんか!
 
無視してやる!無視、無視!
 
邪美とイチャついてりゃいいのよ!!
 
 
 
 
 
・・・・・なんだ。
 
やっぱり妬いてるんじゃない・・・。
 
 
自分を恥じて、カオルはボッコボコになった枕にダイブした。
 
 
まだ・・・・飲んでるのかな・・・。
 
早く終わればいいのに・・・。
 
 
 
ちょっと・・・様子を見に行こうかな・・・?
 
カオルはのそりと起き上がった。
 
 
 
自室の扉をそうっと開けると、一階から邪美の高らかな笑い声が響いた。
 
 
カオルは足を忍ばせて、階段を下りる。
 
少し覗いて、まだ邪美と鋼牙が話していたらそのまま部屋に戻ろう・・・と決めて居間を覗いた。
 
 
見ると、邪美とゴンザさんが賑やかに話していた。
 
 

 
あれ?鋼牙は・・・?
 
 
くるりと部屋を見渡すと、様々なビンが置いているキッチンカウンターに鋼牙は突っ伏していた。
 
二人に背を向けて、まさしく酔ってますという感じだ。
 
 
「あんれぇ~~?カオルちゃんも一緒に飲むぅ?」
 
邪美がめざとくカオルを見つけて杯を差し出して絡んできた。
 
「い、いいよ・・・。」
 
カオルが困っているのをゴンザは察し邪美を遠ざける。
 
「ささ!邪美様!こっちへ!」
 
 
え~~~、とぶーたれる邪美を宥めながら、ゴンザは「鋼牙様をお願いします」と微笑んで言った。

 
 
カオルはおずおずと鋼牙の隣のカウンター席に座る。
 
 
突っ伏しているので鋼牙の顔は見えないが、きっとお酒で真っ赤になっているだろう。
 
めずらしい姿にまじまじと見入る。
 
 
「・・・鋼牙、だいじょうぶ?」
 
「・・・・ん~~~・・・・」
 
 
呻くように答えた。
 
相当酔っているようだ。
 
 
「水、飲む?」
 
「ん」
 
 
気だるそうに鋼牙はようやく頭を上げた。
 
 
「・・・カオル?」
 
今度はまじまじと鋼牙がカオルを見つめる。
 
 
きょとんとした顔にカオルは思わず噴出した。
 
「う・・ふふふふっ!あはははは!」
 
「////・・・なんだ?」
 
 
 
「鋼牙も酔うんだね。」
 
「・・・おかしいか?」
 
「ううん!なんか・・・、ちょっと嬉しいかな。」
 
 
鋼牙少し瞬きする。
 
「?・・・なぜ?」
 
 
「だって、いっつもこう、眉をしかめてるんだもの。
 だからいつもと違う鋼牙の顔が見れて、ちょっと嬉しいの。」
 
雰囲気のせいか、言葉がするすると出た。
 
 
 
「それが、うれしいのか?
     ・・・お前の言うことはよくわからない。」
 
 
「うん、私もまだよくわかってないんだ。」
 
 
「・・・。」
 
 
 
頬が赤い。
 
それは照れてるからなのか、それとも単に酔ってるからなのか・・・・。
 
 
「・・・そう、なら・・・いや、それだと・・・。
 ん・・・・。」
 
頭がぼうっとするのか、鋼牙の言葉は的を得ない。
 
「・・・だめだ・・・酔ってるな・・・。」
 
自分自身に舌打ちした。
 
 
 
 
「寝る」と言って鋼牙は立ち上がるが、ちょっとよろけたのを見て心配になる。
 
 
「大丈夫?部屋まで送るよ。」
 
 
 
「・・・・・・。
・・・・・・・・・・・我慢が効かないから遠慮する
 
 
答えた声はボソッとしていて何て言ったのか分からなかった。

 
 
「え?何か言った?」

 
「いい。
・・・・一人でだいじょうぶ、だ・・・」
 
酔ってない。
全然酔ってない。
 
と自分に言い聞かして鋼牙は最大限の自制を促す。
 

 
「でも・・・やっぱり送るよ!
 私がそうしたいの。」
 
 
 
・・・・・想う人にそうまで言われては断れるはずもなく。
 
あんまり断れば逆に意識しているように思えて、とりあえず部屋の前まで送ってもらうことにした。
 
 
 
 
 
「・・・・ここまででいい。」
 
「ここまできたら、中まで送るわ。」
 
 
・・・・・すこしは用心してくれ。
相手は酔った男だぞ。
 
 
いや・・・むしろ、この用心の無さがカオルらしいところかも知れない。
 
ここまで無用心だからこそ、以前だってホラーに狙われるというよりか自分から危険に飛び込んでいっていたのだ。
 
 
こっちの苦労も分かってもらいたい・・・。
 
 
「カオル・・・・部屋に入ったらセクハラする。
 だから帰れ。」
 

 
普段なら絶対言えないことも言えてしまうのがお酒の力だ。
 
鋼牙としてはこれ以上ないくらい分かりやすく警告したつもりだ。
 
 

 
一方のカオルも平常心とは程遠い状況になっていた。
 
 
え・・・!!?
 
せ・・セクハラ―・・!!?!?
 
せくしゃるはらすめんと・・・!?
 
 
わ、わわ分かんない!
 
 
「だッ大丈夫;!!」
 
なにが大丈夫なのかさっぱり分からない。
 
え・・・?でもこれってまるでセクハラしてくださいって言ってるみたい・・・?
 
いやいや・・!;
 
なに言ってるの私・・・!



カオルの頭の中はこんがらがっていた。
 
 
「きゃっ!」
思案していると突然くるっと回される。
 
 
そのままぎゅっと背面から抱きしめられた。
 
 
 
ど・・・どうしよう・・・。
 
心臓が破裂しそう・・・・!
 
 
耳に鋼牙の吐息が触れて、困惑が頂点に達する。
 
頭はもうパニック寸前だった。
 
 
心臓の音がやかましい・・・!!
 
 
 
そう思っていたらふっと力が緩んで、鋼牙の腕が離れていく。
 
 
「おやすみ・・・」
 
 
たった一言告げると鼻先でパタンとドアを閉められた。
 
 
な・・・!なんなの・・!?
 
なんなのよ!!
 
 
胸の動悸はまだ落ち着かない。
 
 
 
カオルも自室に戻ってバタンっと殊更乱暴にドアを閉める。
 
 
扉を背にしてずるずるとその場に座り込んだ。
 
 
「はぁ・・・もう・・・」
 
 
 
 
明日の朝・・・どんな顔したらいいのかしら・・・。
 
 
 
 
 
 
次の日、カオルの追求を受けた鋼牙は「記憶にない」で押し切った。
 
真相は魔戒騎士の心にのみ・・・・。
 
 
 
 
 
少女マンガかッ!!!ヽ(゚Д゚)ノゴルァァア!
 
書いてるこっちが恥ずかしいわ////
一二三はもう死ねる・・・・www!!!orz
 
 
この駄文を2999 hitをゲットしてくださった、みっきー様に捧げます。
 
ゴッチャンでした・・・!!(投)

拍手[60回]

PR
Comments
ありがとうございました!!
きゃ~~~~ d(≧∇≦*)
(*≧∇≦)b きゃ~~~~

嬉しい事に、2作も!?

お忙しい中、
こんな私の為に、
本当にありがとうございました!

キリ番を踏んで、
ワガママ言った甲斐がありました☆

そして、読んだ感想は。。。。

死にかけました(爆)

とりあえず、
あと数回、読み死にしてから(←アホで、スミマセンw)、
改めて、お礼のご連絡します!

ゴッチャンでした!!!m(_ _)m
Posted by ☆みっきー☆ - 2010.11.28,Sun 23:26:09 / Edit
Re:ありがとうございました!!
大変丁寧にありがとうございます!! 一二三です!

喜んでいただけて幸いですv
足掻いてよかったwwwほっ。

また是非、踏みつけてくださいね!(←変態乙w)

込み入った感謝状はまた改めてお送りいたしますのでww(←THE・迷惑☆)
これからも、応援のほどよろしくお願いしますorz

Posted by - 2010.11.29 at 21:10
きこうめ様、いらっしゃいませ☆
初めまして、拍手ありがとうございます!

牙狼の映画面白いですよね!!
絶対DVD?BD?3DVD!?は買いですッ・・・☆!!

あ!更新ペース早いですか??
よそ様をあまり見たことがないので、こういうものかと思ってましたww

こうブログ=日記というイメージがあって、日記ならば毎日書くものかな・・とww

一二三ちょっとがっつき過ぎですかね?(汗)
ちょっと自重すべきですかね;?(大汗)

う~~ん、妄想が過ぎるというのも考え物ですww(笑)

たまにでも嬉しいので、また来てくださいね!
心待ちにしておりますv
更新が早いのでプチ浦島太郎体験が出来るかもしれませんね☆
Posted by 一二三(管理人)です - 2010.11.29,Mon 20:16:35 / Edit
ちゃーみーママ様、初めまして!
コメント&拍手Thanks!!ですv

一二三も酔った鋼牙見てみたいです・・・・゜*。(*´Д`)。*°

これかも応援よろしくおねがいします!
Posted by 一二三(管理人)です - 2010.12.13,Mon 21:00:54 / Edit
龍鈴様、じゃんけんぽんっ!うふふふ~v
拍手☆ごっちゃんです!!

そうですね、「白夜の魔獣」前編はたしかに鋼牙と邪美が・・・・w
あれをカオルが見ちゃったら、複雑な心境ですよねー。

でも邪美はもう吹っ切れちゃってますし、後編を見てみると幼馴染なことも手伝って息ピッタリの連携攻撃が出来るほどの男女の友情を確立していました。
素敵な2人です。

一二三的な構想では、邪美はどちらかというとカオルの味方で、逆に鋼牙には意地悪してるなぁとw
だって、飲みの席でした話の内容・・・、意地悪ですよねぇww(自分で書いといて何ですがw)

邪美は大人な女性なので、この手の発破のかけ方はお得意だと思います。

零君はその辺がヘタですねw笑


Posted by 一二三(管理人)です - 2011.07.07,Thu 00:02:30 / Edit
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