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Posted by 一二三 - 2010.11.23,Tue
あああーー!!いい夫婦の日が終わってしまた!(愕然)


間に合いませんでした・・・・・誰か一二三を慰めてください! ・゜・(/Д`)



「いいんだよ、人間だもの」


はいっ!ありがとうございます!!

「ていうか一二三さんて人間だったんですね!?知りませんでした」とか言わないそこ!www



う~ん; 間に合わなかったしUPしなくてぉK?;

もう無かったことにしたいんですが これ。(汗)

うん・・・・文字がゴミのようだ・・・。



とりあえず、載せときます。

ただ、一二三の羞恥心が限界突破グ〇ンラガンしたら撤去するかもしれません・・・;←チキン!

皆様の判断で見ていただくということで・・・・!ここはひとつ!


!注意!
  ① 鋼牙×カオル
  ② いい夫婦の日企画なので夫婦
  ③ ベッド
  ④ いやーん、うふーん


以上、注意を許容できる方のみ、閲覧くださいね!



「どんとこい!」という方のみクリックつづきでどうぞ~。





11月22日記念☆!=いい夫婦の日v
 
 
 
 
『暁光』
 
 
 
 
 
 
カオルはまぶしい朝の光に目を覚ました。
 
カーテンの薄い隙間からこぼれる光に、輝かしい今日の始まりを知る。
 
狭いベッドで寝返りを打つが少し窮屈だ。
 
ベッドが狭い原因を隣に見つけて、カオルは微笑む。
 
 
彼はまだ眠っている。
 
サイドテーブルに目をやると、時計の針はまだ午前5:45を指していた。
 
 
・・・・これは珍しい。
 
 
一夜明けて、惰眠を貪っているのはいつも私のほうだ。
 
彼はいつも私より早く起きていて、目を覚ます頃には身支度を済ませている。
 
彼よりも早く目を覚ましたことにちょっとだけ優越感を感じて、カオルは隣で眠る人に寄りかかる。
 
かすかに上下する胸、心臓辺りに頭を乗っけると聞こえてくる音に安心を憶える。
 
このままずっと聞いていられたら・・・・。
 
でも、無理。
 
仕方ないわ・・・彼は魔戒騎士なのだから。
 
きっとどんなに遅くとも8時には起きて、出かけてしまう。
寂しさを感じることはしょっちゅうだ。
 
 
でも、仕方がない。
 
わがままを言って困らせたくはない。
仕事と私、どっちが大事?なんて馬鹿なこと聞けない。
だってどっちも大切なものだもの。
 
私だって・・・・とカオルは眉をしかめた。
 
絵か彼かどちらか選べといわれても無理だ。
 
 
 
それでも彼は、出来る限り自分の時間を私のために割いてくれている。
 
どんなに疲れていても、私の前ではそれを出さない。
 
私は彼から弱音の一つも聞いたことがないのだ。
 
 
・・・・・だが妻としては、夫に頼ってもらいたい。
 
弱い部分も受け止めてあげたい。
 
そう願うのは欲張りだろうか・・・・。
 
 
彼の胸から頭を上げて、背伸びして唇に触れるだけのキスをした。
 
 
思いの丈を伝えようとすれば、さすがに彼も目を覚ます。
 
 
「おはよう、鋼牙。」
 
うっすらと目を開けた彼を上から見下ろす。
 
 
「・・・・おはよう・・。」
 
 
答えた彼は美しい。
 
女の私が言うのは癪だけど・・・とカオルは一人思う。
 
「今・・・何時だ?」
 
普段ならカオルの方が起きるのが遅いため、鋼牙は8時を過ぎていると思ったようだ。
 
 
「まだ6時前よ。
 目が覚めたから起こしたの。」
 
特に悪びれることもなくカオルは微笑んだ。
 
鋼牙は起こそうとした体を再びゆっくりとベッドに沈める。
 
「・・・・大丈夫か?」
 
横目で彼が尋ねた次第は昨夜のことだろう。
 
「大丈夫。
・・・でも、部屋が違うと面倒よ。
朝起きると景色が違うんだもの。」
 
 
寄りかかる姿勢のまま、カオルは鋼牙の首元に顔をうずめた。
 
「そうか?・・・見慣れているだろう。」
 
相変わらず、私の言うことは分からない。と彼はため息をつく。
 
 
「鋼牙はね。
・・・・・一度私の部屋に来てみたら?
言った意味分かると思う。」
 
 
「いいのか?」
 
 
「あ・・・うん、やっぱり駄目。
 心の準備出来ないもん・・・。」
 
支離滅裂なカオルの話に鋼牙は微かに笑って、寄りかかっている彼女の額に口付けた。
 
しかしカオルは笑われて不服だった。
 
そんなことじゃ誤魔化されない、と思い食って掛かる。
 
普段、カオルがしている努力を微塵も分かっていない彼に文句の一つも言いたかった。
 
 
「い、色々あるのよ!
た、例えば・・・・気合の入った、し・・下着とか・・・。」
 
鋼牙は何ともいえない顔を浮かべる。
 
「・・・そこ大事か・・・?」
 
 
「大事よ!
スタイルに自信無いんだから・・・・せめて良く見られたいもの。」
 
最大限の羞恥心を我慢して語った本音を鋼牙はあっさりと「そうか?」と返す。
 
だからといって私の外見を鋼牙は褒めたことなどないくせに・・・とカオルが睨みつけると彼はぎゅっと抱きしめてきた。
 
 
突然のことでカオルはびっくりする。
 
口にはしないが、「お前がいい」と言われているみたいでカオルは顔を火照らせた。
 
 
彼には言わないが、寝室を一緒にしたくない理由は他にもあった。
 
毎日、ベッドの中で彼の背中を見送るのは嫌だと思った。
 
・・・たまにでも辛い。
 
いつ死ぬか分からない戦いに身を投じる夫の背中を見るのはつらかった。
 
意識しなくても、別れを予感させられて・・・・。
 
 
カオルのわずかな心の機微が鋼牙にはわかるのか、しばらくの間鋼牙は抱きしめる腕を緩めることはなく、カオルもそのままぬくもりに甘える。
 
「・・・・カオル。
 俺は・・・・」
 
彼の言葉はいつも淡白だ。
 
本音を探ることは容易ではない。
 
 
「ねぇ、なあに?
 言って。」
 
鋼牙の耳元で囁くと、彼の耳は少し赤くなった。
 
「・・・お前は全然わかってない。
・・・俺がどんなにお前に ―――・・・・・・。」
 
 
その先は言わなかったが、これは意地っ張りな彼にしてはめずらしい最大限の譲歩なのだ。
 
 
 
 
「ねぇ、聞いてもいい?」
 
カオルはそっと体を離して鋼牙を見つめた。
 
自然と手は彼の美しい顔に伸びる。
 
壊れ物に触るように瞼や唇、頬を指でなぞるとくすぐったそうに眉をしかめた。
 
「鋼牙は・・・私の絵が好きだったから私を好きに?
 それとも・・・・私が好きだったから、私の絵も好きになってくれたの?」
 
 
少し思案するように目線を横に向ける。
 
大分経ってから気付いた彼のクセの一つだ・・・。
 
「絵が好きだったから好きに。」
 
 
途端カオルは目の前にある彼の鼻を軽くつまむ。
 
 
「そんなことばかり言って。
 私が浮気しても知らないわよ?」
 
怒ったようにみせて軽口を言う。
 
でもカオルには分かっていた。
彼はからかっているんだと。
 
鋼牙は鼻をつまむカオルの手を優しく握って、そのまま鼻から手を離させる。
 
「するな。」
 
指をなぞって口付けた。
 
「・・・しないわよ/////」
 
恥ずかしさからカオルは顔を見られないように彼の胸に頭を押し付ける。
 
いいにおいがする。
 
どれだけ惚れてんのよ・・・・と自嘲を胸に鋼牙にあたる。
 
 
 
「・・・もう!
 大体、鋼牙はいっつもずるい!
 私ばっかり恥ずかしい思いしてるもん!」
 
 
鋼牙もたまには恥ずかしがればいいんだわ!
 
八つ当たりというより自白だった。
 
重ねた手に指をからめる。
 
 
 
・・・もうじき時間が来てしまう。
 
カオルは惜しむように、もう一度鋼牙に口付ける。
 
 
触れるだけのものから、次第に深いものになっていき・・・カオルは頬をばら色に染めた。
 
気付けば鋼牙が覆いかぶさるような体勢になっていて、途端に焦る。
 
「ま、待っ・・・て・・・」
 
 
鋼牙はカオルに口を開かせまいと熱いキスを繰り返す。
 
カオルにとって鋼牙のキスは特別だった。
 
初めてのキスは・・・・きっと多分永遠に忘れない。
 
鋼牙に言わせれば「それ」が初めてではなかったみたいだけど、私に意識は無かったみたいだからカウントしないと決めている。
 
 
押し返そうとした腕を、結局彼の背中に回した。
 
 
「こう・・が、待って・・・」
 
苦しそうに言うと彼はようやく唇を離す。
 
「明るいよ・・・」
 
 
カーテンの隙間から差し込む朝日に目を細めた。
 
 
 
 
・・・うん、やっちゃったね・・・・。 (;´Д`)
これ、表でもOKすか?
これぐらいならOKすか・・・?;
どうっすか・・・・!?皆さん!泣(←聞くな)
 
一二三わかんない一二三わかんない・・・(困惑)
 
あまりいやらしくにはしたくなかったのか、必死に軌道修正を繰り返した後が涙ぐましい・・・・泣
 
うん・・・いやらしくないラブシーンが書けるようになりたいですね。
 
スイマセンorzもっと頑張ります。

拍手[74回]

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Comments
ヘキ様、許可ありがとうございますwww
拍手で「おK」との返事を頂き、よかった~と安心しました!

しかもUPして早々のコメントで、嬉しかったですv

うん・・・0時回ってたのに、コメント付いててびっくりしました!
ところでヘキ様ちゃんと寝てますか・・!?
一二三はちょっと心配になりましたwww

インフルエンザも流行りそうなので、体調に気をつけてまた遊びに来てくださいね!


Posted by 一二三(管理人)です - 2010.11.23,Tue 09:59:53 / Edit
にゃじら様、初めまして一二三です!
初めまして。
初メッセージありがとうございます!
拍手、ホントに嬉しいです!

ところで・・・・

こっちもか!!(笑)←こんな奴でごめんなさい;

上のヘキ様が夜更かしファイターかと思い気や、にゃじら様もかなりの強者・・!!!

ちゃんと寝なきゃダメですよv
でも、「全然大丈夫」とのコメント本当にありがたかったです!!安心しましたwww

ななな、なんだってーー!?
表で本番・・・!?(;゚Д゚ )
そんなところもなるんですね・・・・(愕)

一二三的には「暁光」書いてて、これは読む人に対するセクハラ以外の何物でもないな・・・とか思ってました(笑)

自重しなくてスイマセンでした!orz

これからも全力でセクハラいたします!☆
Posted by 一二三(管理人)です - 2010.11.23,Tue 10:12:48 / Edit
美雨様、またまたいらっしゃいませ!
拍手ごちそうさまですwww
また来てくれて嬉しいです!

・・・・本当、朝っぱらからこんなの見せてすいませんでした!!!

「とっても素敵」とのコメント・・・!!
女神ですか!?美雨様、実は女神ですか!?

今度も見守っていてください☆
Posted by 一二三(管理人)です - 2010.11.23,Tue 10:18:37 / Edit
もえ様、Thanks!!
拍手、コメントありがとうございます!

そしてまた来てくれて凄く嬉しいですv

ああ~!そうか、なるほど・・・綺麗なラブシーン!納得です。
書ける様になりたいです!

難しいですよね、綺麗なラブシーンって・・・(汗)
一二三の感覚でいうと綺麗なラブシーンで思いつくのは、某D社wの「美女と野獣」のワルツシーンとかなんですが、そういうイメージでしょうか?ww

ああいう綺麗なのが書けるようになりたいものですね~(;´・д・)

善処しますので、また来ていただけると幸いですv
Posted by 一二三(管理人)です - 2010.11.23,Tue 21:58:18 / Edit
龍鈴様、全方位型鋼カオですね!
龍鈴様、こちらにもご感想いただけるなんて一二三ビックリです!!
まさかこんなに索引ページが役に立つなんてww

ほんっとに!ありがとうございます~~v

裏でも全然おK!とのことww
龍鈴様、流石の全方位型ですね☆おみそれしました!ww笑

鋼牙の生生しい傷痕も、カオルにとっては全て愛おしいのですね~~。
なるほど~~!

深い愛情が感じられる二人・・ステキですね!
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.06.30,Thu 23:08:46 / Edit
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