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Posted by 一二三 - 2010.11.11,Thu

相変わらずぶっ飛んだタイトル、どんまい一二三!

さすがにシリアスな小説が続くと、頭のネジが2、3本吹っ飛ぶのかアホな話を書きたくなります(ニヤリ)


シリアスに頭がついていけなくなっちゃうよね!☆
そんな あなたも一二三と一緒に頭をや~らかくしましょう。

アホのビンタをお見舞いよwww!!  (←元ネタ分かった人は結構な熱い人www)



元気が出ないときは是非、このサイトに来てくださいなv

大丈夫です。

皆さんを元気にするためなら、一二三が頑張るってモンです!

一二三も皆さんに元気をもらっています。

牙狼に元気をもらって、皆さんにも元気をもらって一二三は本当に恵まれています。

これからも鋭意頑張りますので、よろしくお願いします!!


1000hit 超感謝 !!!!



「つづき」にて1000hit 御礼小説 『とある魔戒騎士の苦悩』 upしてます。

ギャグですので、999hit 小説の息抜きに楽しんでいただければ幸いです。


1000hit御礼!!小説です☆
 
 
 
 
ゴンザが風邪をひいた。



 
 
「ぶえっくしょんっ!!!」
 
 
「大丈夫!?ゴンザさん!」
 
盛大なくしゃみをしたゴンザを心配してカオルがベッドの淵に駆け寄る。
 
 
「ゴンザ。
 今日は休んでいろ。」
 
見かねて声をかけた。
 
「し、しかし・・・」
 
ガラガラになった喉でいわれても、仕事をさせる気はない。
 
「とにかく休め。」
 
「そうよ!家事は私たちでやるわ!」
 
 
 
・・・・え?
 
 
 
『とある魔戒騎士の苦悩』
 

 
 
 
「あーー!!ダメダメ!!
 そんなに洗剤いれないのよ!
 しかもこれ柔軟剤じゃない?」
 
 
朝の一件で、ゴンザが風邪で寝込んでいる間は俺とカオルで家事を分担することになった。
 
鋼牙は洗濯ね!とカオルに割り振られて、すぐに怒られた。
 
 
「・・・柔軟剤ってなんだ?
 洗剤はいくつもあるのか?」
 
「柔軟剤はふわっとさせたい時使うの。」
 
 
 
「・・・・ふわ?」
 
 
どんな時だ。
 
《さすがの黄金騎士も家事となるとちんぷんかんぷんだな!》
 
 
俺がカオルに怒られているのが面白かったのか、ザルバが笑ってからかった。
 
「・・・じゃあ、お前は分かるのか?」
 
《え・・・そりゃあ、ふわっとだろ?
 あれだよ。
 こう、飛びたいときとか・・・・》
 
 
はぁ!?飛びたいとき!!??
 
俺とザルバのやり取りが面白いのか、カオルが噴き出した。
 
 
「知らないんだから、仕方ないわ。
 教えてあげる!」
 
 
それから、正しいのか間違ってるのか分からないカオルの説明を聞いて、とりあえず洗濯を済ました。

 
 
 
「はい、じゃあこれ!」
 
 
オブジェの浄化に出かける時、カオルにゴミ袋を手渡される。
 
「今日は、燃えないゴミの日なの。」
 
「燃えないゴミ・・・・。
 そんなの魔導火で・・・。」
 
 
 
「だーめ!
 資源なんだから!リサイクルして別のものになるの。」
 
「別のもの?」
 
「もぉ聞かないで!!
 説明しづらい!」
 
 
背中を押されそのまま玄関から出される。
 
不服に思って振り返ると、カオルが大きく手を振って「いってらっしゃーい!!」と声をかけてくれた。
 
 
・・・・なんとなく照れくさい。
 

 
《新婚さんみたいだな》
 
 
「////うるさい!」
 
ザルバにデコピンをお見舞いする。
 
《痛て!
 あ・・・・》
 
 
「な、なんだ!?」
 
今度軽口をたたいたら、拳骨をお見舞いしてやる!
 
 
《・・・ゴミ捨て場、通り過ぎてるぞ?》
 
 
うっ・・・・。
 
 
それからザルバはずっとニヤニヤしていた。
 
 
 
 
このときの俺は、まだ知る由もなかった。
昼に家に帰ると、大変なことになっているとは・・・!
 
 
 
 
 
 
「きゃーーー!!」
 
 
 
お昼に戻ったとき、カオルの悲鳴が聞こえた。
 
「カオル!?」
 
急いで駆け寄るとカオルはキッチンでうずくまっている。
 
 
「しっかりしろ!大丈夫か!?」
 
あたりがこげ臭い。
 
肩をゆすると、カオルは「こうがぁ」と泣きそうに語りはじめた。
 
 
何か恐ろしいことがあったのか、と胸が冷える。
 
 
 
「お昼にね・・・、ハンバーグを作ろうと思ったの・・・。
 でね、豚バラ肉と生卵と調味料を一緒にボウルにいれて、レンジに入れたの・・・。」
 
 
 
ああ・・・そうかレンジに・・・って、
 
おい・・・その時点でおかしいだろう。
 
 
「そしたら、レンジが爆発しちゃって・・・・。」
 
 
年季の入ったオーブンレンジが、見るも無残なことになっていた。

 
 
「・・・カオル。
 とりあえず怪我がなくて良かったが、言いたいことが50くらいあるんだ。
 まずハンバーグは豚バラ肉じゃない!
 
 
 
 
 
 
 
 小一時間。
 
 
「ああ!そっかぁ、ひき肉ね!
 自分でミンチにするのかと思ってた。」
 
 
それで爆発させたのか!
 
ツッこみたい衝動をぐっとこらえて、俺はカオルと一緒に料理することにした。
 
これ以上、家を破壊されたら困る。
 
 
「よし。
 ざっとこんなものだろう。」
 
ゴンザがやっていたところを思い出しながら、たまねぎをみじん切りにする。
 
切るくらいのことなら俺にもできる。
 
カオルは順調だろうかと、横から覗くと・・・・。
 
 
ちょっと待て!!
 
「?ひき肉の中に卵入れたよ?」
 
 
「お前はどんだけ不器用なんだ!!
 殻入りまくってるぞ!!」
 
驚くべきことに肉の面積より、白い殻の部分のほうが多い。
 
「大丈夫!このほうが食感いいでしょ?」
 
「食感!!??」
 
 
なん・・・だと・・・!?
 
 
カオルはひき肉をざっくざっくとこね始めた。
 
むしろそのためらいの無さが怖い。

 
もういい、ここまできたら後戻りは出来ん。
 
 
「とりあえずパン粉だ。
 パン粉をいれるぞ。
 それから、さっき切った玉ねぎは炒めて冷ましておいたから、これも混ぜて・・・」
 
 
「すごーい!!鋼牙手際いいのね!
 私も頑張るから!」
 
 
「いい!頑張らなくていいっ!!」
 
 
その心意気は評価するが、たのむからこれ以上手を出さないでくれ!
 
カオルが何か余計なことをする前に、調味料やらを手早く入れてこねる。
 
うろ覚えだが何とか形になるものだ。
 
 
 
「・・・よし、これで形を楕円形に整えて・・・。」
 
 
「あ!私もこれくらいは知ってわよ!
 両手でキャッチボールするのよね。」
 
 
少し反省したのか、それまで黙ってみていたカオルが「やりたい」と言い出した。
 
まあ、このくらいなら失敗することもないかと思い、任せてみる。
 
 
 
 
俺はデザートにプリンでも作ることにした。
 
ゴンザは風邪を引いているし、食べやすいものがいいだろう。
 
彼は意外にもプリンが好きだったから。
 
 
ハンバーグをカオルに任せている間に、あとは型に流し込んで固めるところまで進む。
 
ところが適当な型がどこにしまってあるか分からなかったため、手近にあった茶碗蒸しの容器をおもむろに取った。
 
 
これでいいか・・・。
 
味が変わるわけでもないしな。
 
茶碗蒸しの陶器に適当に流し込んで、冷蔵庫に入れた。
 
 
 
「鋼牙、これでいい?」
 
空気を抜き終わったらしい、ハンバーグの生地をカオルが見せに来た。
 
 
 
ええええええっ!!?
 
「Σぐっちゃぐちゃだぞ!!」
 
 
なんだこれ!?
どうやったらこうなるんだ!?
 
壁にでも打ち付けたのか!!?
 
いや!それこそ爆破したのか!?
 
 
 
それでなんでお前はやり遂げた顔してんだよ!!
 
 
 
もはや収拾の付かなくなった肉片を・・・
 
・・とりあえず焼き上げた。

 
 
こうして出来たハンバーグは、すでにハンバーグ?かどうか分からんものになっている。
 
二人とも食べる気はしなかった・・・。
 
 
完璧にやらかしてしまった感のある、皿に盛った墨くずを見つめながら俺はカオルに語りかけた。
 
 
 
「・・・カオル、お前自分が作った料理を味見したことあるか?」
 
「あるに決まってるでしょ!一人暮らししてたんだから!」
 
 
「・・・今までよく無事だったな。」
 
 
「どういう意味よ!
 でも・・・・私って味オンチなのかなぁ。」
 
 
「いや、オンチというか・・・。
 味覚障害だろ?」
 
 
なんですってーー!!と掴みかかるカオルを片手で制する。
 
あいにくと相手をしてやる元気はもう残っていない。

 
 
 
《そういえば、鋼牙が作っていた料理はどうなったんだ?》
 
ザルバの言葉にはたと俺もカオルも止まった。
 
 
 
 
 
 
 
 
「・・・あ!おいしい!
 おいしいですよ!鋼牙様!!」
 
病床のゴンザが嬉しそうに声をあげた。
 
そうか・・よかった。
 
どうやらこっちは上手くいったようだ。
 
 
「お二人のおかげで、明日には元気になりそうです。」
 
 
「よかったわ!ゴンザさん。
 でもホント、鋼牙が作ったとは思えないほど美味しいわね!
 この茶碗蒸し。」
 
 
・・・・え?
 
カオル・・・お前はやっぱり味覚障・・・
 
 
「ええ!とっても美味しい茶碗蒸しでございました!」
 
 
 
え・・・?
 
おかしい。

二人とも何を言ってるんだ・・・?
 
俺はプリンを作ったはず・・・!?
 

そんな馬鹿な・・・


 
 
 
 
 
一人の魔戒騎士の頭を真っ白にしつつ、今日も冴島家の夜は更けていった。
 
 

 
結局、どっちもド下手という話。
 
鋼牙は普通に作ったら多分、うまくもなく不味くもないというレベルだが、なぜか作ろうとしたものと全く別のものが出来てしまうというミラクル☆
 
カオルの料理は・・・むしろ犬のエサの方がマシといえるレベルかと(笑)
 
 
ちなみにですが、鋼牙の好物はゴンザの料理、それ以外だとコーンフレークだそうです!
そして一二三のオカンはコーンフレークをなぜかドックフードと言いますwww
 
言い知れぬ不快感を感じる今日この頃。

拍手[24回]

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Comments
しゃーりい様、おいでませ!
可愛い名前ですねv(←まずそんなでごめんなさい;)

こんなアフォ話に拍手ありがとうございます!

そして、ファミ劇いいですね~!
これを気に「牙狼」にはまったとのことで、一二三は同志が増えて超嬉しいです!

これからも「牙狼」を応援お願いします!
みんなの声で続編も夢ではないですよ!?

こちらにもまた来ていただけると幸せです。

Posted by 一二三(管理人)です - 2010.11.17,Wed 22:14:14 / Edit
龍鈴様、一二三も違いが分かりませんw笑
今回も拍手ありがとうございます!

「プリン」と間違えて「茶碗蒸し」を作ってしまった鋼牙ですが。

正直言って、「ハッシュドビーフ」と「ビーフストロガノフ」と「ビーフシチュー」と「ハヤシライス」と「ボルシチ」の違いが判然としない一二三です・・・!!;

なんなんですかーー!?;どれが同属!?ヽ(;゚Д゚)ノ

「クリームシチュー」と「クラムチャウダー」もいまいち分かりませんw

皆様には「全然違う!」といわれそうですが、見た目が同じすぎだと思います!;

更に「焼き飯」と「チャーハン」に至ってはもう大宇宙の神秘ww!
「ピラフ」が違うのは分かりますww笑

カレーの甘口を極めると「ハヤシライス」になるんでしょうかっ!!?

料理の世界は奥が深い・・・。
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.07.04,Mon 23:15:46 / Edit
ひなげし様、また遊びに来てくれてうれしいです!
拍手&メッセージありがとうございます!!
また遊びに来てくださり、嬉しいです☆

冴島家にはゴンザさんがいないとだめですよね~。
鋼牙の胃の安寧のためにも、ぜひ長生きしてほしいですww

では!またのお越しをお待ちしておりまーす!(`・ω・´)
Posted by 一二三(管理人)です - 2012.04.02,Mon 23:36:05 / Edit
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