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Posted by 一二三 - 2011.09.20,Tue
 アデュー!
皆様、おはこんばんちは☆|・ω・*)/
 
一二三です、お疲れ様です。
 
皆様、連休は楽しめましたか?
一二三はお友達と一緒に初☆なま 小西さん体験してきましたww
すごい~~ねーー!(;´д`)
回転する階段のセットを、物理法則を無視して高速で駆け上る小西さんに目が飛び出たww(爆笑)←注※決して笑うシーンではないw
はえぇ・・・!!Σ(゚Д゚;エーッ!
あんな速さでダッシュされたら、ファンは追いつけないな・・・;
 
そのあと腹筋バーーン☆で、ネックレス、ブチン!ぽーーい☆に再びエエェェΣΣ(゚Д゚;)ェェエエとなった一二三でしたw
 
一二三の中で色んなものがぽーーい☆されましたww
 
 
↓ 帰りの高速バスの車窓から撮った高速道路の空



 うん、いいお休みでした!!
 
今週は雨ばっかりみたいで、陰鬱としちゃうけれど負けじと頑張りましょう!
 

さて、昨日UPする予定が時間の都合上、今日になりました;ごめんね!
 
今回の話は何だかw鋼牙とカオルがまったりしていますww
TV版はハラハラしそうな予感がしているのでw今のうちにまったりしておこうww(笑)
 
「つづき」クリックで 小説 『雨だれ』へどうぞ。
 
 ※描き物溜まっててごめんなさい! 
 


  
 
 
 
今日も一日を終えて後は寝るばかり。
 
洗面所で歯磨きをしながら、カオルは長く伸びた自分の髪を整えながら思う。
 
 
 
「髪・・・そろそろ切ろうかなぁ・・。」
 
 
ひとたび絵の制作に入ると、髪の毛はほったらかしの伸ばしっぱなしになってしまうので、気付けばかなり伸びてしまっていることが多々あった。
 
前髪は自分で切ったりもするけれど、後ろはさすがに怖い。
 
昔一度やってみたことがあるが、亜佐美に悲鳴を上げられる結果になった。
 
「ちょっと厚ぼったくて暗く見えるし!
 明日時間があったら美容院に切りに行こう♪」
 
 
よし、と決めて歯ブラシを戻すとカオルは洗面所を後にした。
 
 
 
 
『雨だれ』
 
 

 
 
窓の外は暗く、しとしとと雨音を奏でている。
 
最近、雨ばっかだなぁ・・・。
 
2階に続く階段を上がりながら、鋼牙に思いを馳せる。
 
 
雨の中出て行かなきゃいけないなんて、大変だよね。
 
今夜は指令書が来なくて良かった。
 
 
鋼牙は今、何してるかな~~?
 
最近は調べ物が大変なのか、訓練の時以外は書斎か自室に篭っていることが多い。
 
邪魔しちゃまずいよね!
 
“おやすみ”だけ言って部屋に戻ろう。
 
 
 
コン、コンと控えめに鋼牙の部屋をノックする。
 
 
―「・・・入れ。」
 
 
あれ?;
 
いつもは向こうからドアを開けてくれることが多いから、不思議に思った。
 
入室を許可する声だけ聞こえてきて、一瞬ためらいながらドアを開けると、机に向かっている鋼牙の頭が見えた。
 
 
分厚い本が平積みされているデスクで、頬杖をついた鋼牙が文字の海と格闘している。
 
邪魔しないように、静かにドアを閉めると忍び足で近付いた。
 
私より一足先に、お風呂に入った鋼牙だけれど髪は乾ききっていない。
 
ろくろく乾かしもしないうちに、仕事に戻ったのね。
 
「・・・カオルか。」
 
鋼牙は文面に向かっていた顔を微かに上げて、息をつくように言った。
 
 
「調べものははかどってる?」
 
 
「さっぱりだ・・・!」
 
お腹の底からため息をついて、鋼牙は分厚い本をボンっと閉じる。
 
今、鋼牙が何を調べているかなんて私は聞いていない。
聞いたところで、役に立てるとは思えなかったし、鋼牙は話さないだろうから。
 
「ゴンザさんや他の人には相談してみたの?」
 
 
「邪美には調べてもらっているが、連絡がないところを見るとあっちも難航しているみたいだ。」
 
 
「そう・・・。」
 
役に立てない自分が歯がゆいけれど仕方がない。
これは魔戒騎士たちにしか解決できないことなんだろう。
 
じゃあ、せめて私に出来ることは・・・・
 
 
「あ、ねぇ!髪!
 乾かしてあげようか?」
 
自分としては名案を思いついたつもりだけれど、鋼牙は途端に居住まいを正した。
 
「いっ・・いや;いい・・。」
 
なによー、別に遠慮しなくたって・・・。
 
 
「それよりカオル・・・何か用があるんじゃないのか?」
 
鋼牙の切り返しに、不満をおぼえてしまう。
そりゃあ、用があるんじゃないかって思うのはわかるけど・・・。
 
「用がなくちゃ来ちゃいけないの?
 “おやすみ”って言いたかっただけ!」
 
つーん、とそっぽを向いてやった。
 
「・・・もう寝るのか?」
 
 
・・・ねえ、それワザと聞いてるの?
 
なんでそんな、がっかりしたような声で言っちゃうわけ?
 
裏があるのか、無いのか分かんないけど・・・私にだって乙女ごころってものがあるんだから・・・///
 
 
「ね、寝るわよ~?
 鋼牙の邪魔しちゃ悪いし~~・・。」
 
 
「・・・・。
・・・・・別に・・・・邪魔じゃ・・・・。」
 
私を見ずに答えた鋼牙の頬がほんのり赤い。
 
こんな態度とられちゃ、私だって赤くなるよ。
 
“じゃあ、ここにいる”って自分から言っちゃうのも悔しくて、言ってくれるのを期待してしまう。
 
 
「・・・・じゃぁ///
 一緒にいてほしい?」
 
聞いた私が恥ずかしい!
なんとも居心地の悪い空気に、足は逃げ出したがってる。
 
 
じっと答えを待っていると、鋼牙はイスを押して立ち上がった。
 
 
「・・・髪。」
 
「へ?」
 
「髪を乾かしてくれるんだろう・・・?」
 
 
素直じゃないなぁ。
でもやっぱり嬉しい。
 
「うん!まっかせて!」
 
 
鋼牙はベッドの縁に腰掛ける。
 
私は部屋にあるハンドタオルを引き出しから出すと、ベッドに上がって鋼牙の後ろに座り込んだ。
 
 
 
「痛かったら言ってね!」
 
「・・・ああ・・。」
 
まだ照れてるのか、鋼牙の声音は硬い。
 
私は鼻歌でも歌いだしそうな気分で、鋼牙の髪をタオルで拭きはじめた。
 
シャンプーのいい匂いがする。
 
夜の秋雨の音だけが響く部屋で、会話も無いけれど幸せだった。
 
 
普段とは目線も違ってて、新鮮。
 
鋼牙を頭の上から見るなんて。
 
Yシャツの襟刳りから、綺麗なうなじも見えて・・・・急に体温が上がるのを感じる。
 
 
男のうなじが色っぽいと思うなんて・・・・///
私どうかしてる。
 
動揺のためか力加減が急に変わってしまう。
 
それは当然鋼牙にも伝わった。
 
「?・・カオル、疲れたならやめていい。」
 
「ぅえ!?///
  う、ううん!!全然;」
 
「・・・?」
 
鋼牙が微かに振り向こうとするのを、ぐいと押し付けた。
 
だって顔見られちゃったら、真っ赤になってるの分かるもん・・・。
 
私は慌てて、話題をそらそうとする。
 
「そっ、そういえば!;
 鋼牙の髪ってゴンザさんが切ってるの?」
 
「ああ・・。
 ・・・こんな歳になってみっともないか?」
 
あれ?鋼牙ってば変なこと気にしてるのね。
 
「ううん、みっともなくなんかないよ!
 普通じゃない?
 私も明日美容院に行こうかと思ってるんだけど・・・そっかぁ。
 ゴンザさんに切ってもらうのもいいかな~♪」
 
 
そのとき黙って聞いていた鋼牙が、不意に顔を上げた。
 
「髪、切るのか?」
 
「うん、だいぶ伸びたしね。
 肩につくくらいまで切ろうかと思ってるけど・・・・いっそショートにしても・・・。」
 
「・・・・。」
 
 
鋼牙はなぜか黙り込んでしまった。
 
えっ?なに?何か変なこと言った??
 
 
思わず髪を拭く手が止まる。
 
表情を見ようと覗き込むと、振り向いた鋼牙に肩を掴まれた・・・!
 
「わわっ!」
 
そのまま成す術もなく、鋼牙の膝の上になだれ込む。
 
すっぽりと抱き込まれて瞠目した。
 
 
「もう!いきなりびっくりするじゃない!」
 
ドキドキする胸を落ち着かせる間もなく、唇を奪われる。
 
 
唇を食まれながら、熱い吐息が頬にかかった私の髪を横に落とした。
 
鋼牙の右手が後頭部の曲線にそって、私の後ろ髪を優しくかき上げる。
 
心地よいキスと相まって、背筋を甘い痺れが駆け上がっていった。
 
長いキスにお互い吐息をついて、至近距離で見つめあう。
 
鋼牙の瞳に私が映ってて・・・・恥ずかしくてぎゅっと目を閉じた。
 
 
前髪ごと額にキスをされる。
 
優しい口付け。
 
雨だれを聴きながら、鋼牙の唇の音に耳を澄ました。
 
私の頭を支える右手はそのままに、左手で髪をひと房すくうと鋼牙は唇を落とす。
 
まるで髪の一本一本まで愛してるみたいに・・・。
 
 
「・・・鋼牙?」
 
 
「・・・惜しんでるだけだ・・・。」
 
耳元で聞こえた声。
優しい音に鼓膜が震える。
 
瞼に口付けられて、私はそっと瞳をひらいた。
 
「長いほうが好き・・・?」
 
なんとなく嬉しくて、頬が緩んでしまう。
 
 
「・・・短いのも似合うと思うが・・・、もったいない気がした。」
 
 
「そんな・・・・、私そこまで綺麗な髪じゃないし・・・///」
 
 
「そうか?
 俺は・・・・  ・・だと・・・。」
 
ぼそりと掠れるように言われて聞き取れなかった。
 
鋼牙は恥ずかしいのか、また顔を反らしてる・・・。
 
もう・・・・///
 
 
「なぁに?
 ちゃんと言って。」
 
ねだるように、鋼牙の胸にすりついた。
 
いい匂い・・・大好きな匂い。
ずっと包まれてたい。
 
 
「・・・お前・・・・、そういうのが煽ってるって自覚無いだろう・・・。」
 
 
「えっ?」
 
 
今度は膝の上からベッドに移されて、覆いかぶさられた。
 
上から鋼牙が、ヤケ気味に眉をしかめる。
 
 
「ああ、そうだ!
 長いほうが好きだ・・・!」
 
 
耳まで赤くしながら自白した鋼牙に、私はそっと笑うと彼の首の後ろに腕を回す。
 
 
重なる唇に酔いながら、今回は軽くしてそろえるだけにしよう、と心に決めた。
 
 
 
雨だれに耳を澄まして、今夜はどれだけあなたの本音を聴けるか指折り数えてみよう。
 
 
ぽつり、と呟かれるあなたの言葉を。
 
 
 
 
 
 
 
  
 

雨だれ穿つは恋時雨。
 

拍手[54回]

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Comments
”65666”これってキリ番?
こんにちは~お邪魔します一二三様。MAKI☆です。9月17日(土)PM9:00頃 ”65666”キリ番?(と思われる)踏みました。超お忙しいのに…恐縮ですが リクお願いしたいです。もち…超お暇な時で結構です。”暇だし~サービスで書いてやるかぁ”的な。
お題は『零&烈火 鋼牙の取り合いする!!』
零にとって鋼牙は”牙狼の称号を持つ憧れの男”烈火にとって”初恋の男” 一番はカオルだから、2番の座をかけて恋愛感情むき出し&アクション入りで。いや~ギャグでもOK。
∑キィーン カンカン 『烈火 お前に、鋼牙の2番は譲れないぜっ!!』 なんちて。
宜しくお願いします。お待ちしてま~す。
Posted by MAKI☆ - 2011.09.23,Fri 18:11:56 / Edit
Re:”65666”これってキリ番?
MAKI☆様、キリ番ゲットありがとうございます!w

あっははっ!ww゚+ヽ(´∀`)ノ+゚
リクエストの内容を読んでいて、笑ってしまいましたwすいませんw

すでに零が不憫な予感が・・・!

わっかりました☆
UPいつになるかわかりませんが、出来るだけ早くお応えできるよう善処いたします。

ありがとうございました!
Posted by - 2011.09.24 at 08:20
先行公開行ってきました!!
月一のコメントやメールですみません。しーくれっとです。
この間のメールの返事は了解いたしました!遅れてすみません…。

先行公開行って来ました!!興奮して夜寝付けませんでした!!
コメント覧ではネタばれいたしませんのでご安心してください。

ではメールにてネタ小出ししたしますか?お返事お待ちいたしております!!
Posted by しーくれっと - 2011.09.26,Mon 13:16:37 / Edit
Re:先行公開行ってきました!!
しーくれっと様、コメントありがとうございます!

おぉ!☆先行上映会、良かったんですね~~!w

MAKAISENKIへの期待がまた上がっちゃうなぁ!(゚ω゚*)

う~~ん。。。(悩)
リクエストには早めにお応えしたいですけれど、もうちっと、ちっくとネタバレは待っちょってほしいです!!ww

せめてTV放送が開始するまでは・・・!

すっっっっごくw気になりますけれど、ここはぐっと我慢します一二三です!w
優しいお心遣い本当にありがとうございます!
そのお気持ち、しかと受け取りました!!
これからも、よろしくお願いしますね☆


Posted by - 2011.09.26 at 22:00
了解いたしました!
では私も一二三さんを見習いぐぐっと話したいのを我慢いたします!

さてそろそろ牙狼のためにHDDの空きを増やさないと…。
それと監督のブログでDVDとブルーレイのリリースを何とか早めにとコメントありました。
さて貯金もしなきゃ…。
色々と忙しくなりそうです。
Posted by しーくれっと - 2011.09.26,Mon 22:56:43 / Edit
Re:了解いたしました!
しーくれっと様、返信遅くなりました;

お心遣い本当に、ありがとうございました!
一二三もブルーレイ購入のためにw牙狼貯金がんばりますね!☆

Posted by - 2011.10.05 at 20:07
なな様、甘いお題クリアしました!
一二三頑張りました!!ww
拍手ありがとうございますv

真面目に執筆活動をするなな様のお隣で「うーん、うーーん・・・」と唸っていたのが昨日のことのようですw
なんとか形になりました;

メモ帳にずっとグルグルと丸ばっかり書いてた一二三でした☆

「一二三さんて一つに集中するタイプ?w」と見事になな様に言い当てられましたねww
ほんと、昨日のことのようです(笑)
流石の洞察力だなぁ・・すごい!と内心思ってた一二三です。

その節は色々とお世話になりました!これからもお世話になります!!
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.10.06,Thu 20:18:44 / Edit
龍鈴様、返信遅くてすいません!
拍手コメントありがとうございました!

龍鈴様家の鋼牙さん、もっと見てみたいです~~!w←催促自重
牛の歩みの二人の背中をもうちこっとw押してあげてください!

またのメールお待ちしておりますw
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.10.06,Thu 20:19:35 / Edit
ハルカ様、青空散髪ステキですね!
拍手メッセージありがとうございます!v
ハルカ様のお母様はきっと髪を切るのお上手なんでしょうね~~!

一二三のオカンは・・・それはもう酷かっ・・・(トラウマ)
時代遅れすぎのワカメちゃんカットが通例でしたよ~泣orz

ゴンザさんはきっと上手いんだだろうなぁ~~!w
それにしても鋼牙はくせっ毛、猫っ毛(ガロだから?w)という設定なんでしょうか?それともパーマを当てているという設定なのでしょうか?w
微妙に気になる一二三でした。
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.10.06,Thu 20:20:01 / Edit
それがですねぇ・・・^^;
PCが調子悪かったので、ダンナにいじってもらったんですが・・・
全部データ飛ばされてきれいさっぱり
おしゃかになってしまったんですぅ・・・

頭の中から呼び起こすしかwww(タハー
Posted by 龍鈴 - 2011.10.15,Sat 19:05:45 / Edit
Re:それがですねぇ・・・^^;
Oh, NO~~~~!!。゚(゚´Д`゚)゚。

ありますありますww一二三も途中で強制終了されて真っ白になったことあるあるww
すっごい虚しくなっちゃいますよね;

一二三はいつまでも待ってますよ☆

Posted by - 2011.10.15 at 22:49
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