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Posted by 一二三 - 2011.05.18,Wed

一二三だよ!生きてますよ~~!☆(*´Д*)



今回、タイトルから察せられるようにauの限界に挑んでみた・・・!!(←バカ☆)

オラ、頑張った・・・・orz

途中、何回も操作ミスで全消ししたけど、諦めなかったYO!!ww

ほんと、携帯でサイト運営している方たちってすごい忍耐力なのね!☆一二三も見習わなくっちゃ!


皆様からたくさん、心配や励ましのメッセージを頂いて凄い嬉しかったのよ・・・!!(熱)

何とかそれに応えたくって、書いたはいいんだけどなんだか 「はぁん?;」 と言っちゃいそうなものが出来ましたww

もうなにやってんの!一二三・・・・(;´ω・`)

環境が違うせいか、文面もなんか違う感じになったみたいで;汗

お暇つぶしに読んでいただければ幸いです。

ほんと忙しい方はスルーしてね!!☆



では「つづき」クリックでゴンザの部屋vをそっと覗いてみてねv



~余談というかうめき声~

「呀」のリリース日が決定してしまったじゃないの!!(それに「2」だと・・・!!)
キバ祭りしなきゃ・・・!!;汗
ていうかリクエスト溜め込んでるのちゃっちゃとUPしなきゃ・・!!(最優先事項)
皆様に返信もしなきゃ・・・!!
↑ 本気でごめんなさい・・・!!

寝てらんねーーー!(;Д)


 
時は五月。
 
つい先日剪定した庭の木々は青々と茂り、芝生はまさしく緑の絨毯となった。
 
執事のゴンザは自らの仕事ぶりに満足気に息をつく。
 
 
そうだ。
 
せっかくお天気もいいのだから、今日は外でお茶にしよう。
 
 
 
 
『二人にまつわるエトセトラ』
 
 
 
 
 
自室からお庭へと下りてきたカオル様の様子はいささか落ち込んでいた。
 
どういうわけかと小首をかしげるが、執事は出過ぎず引き過ぎず。
 
本人が話し出すまで問い質すものではない、と自らを嗜めた。
 
 
紅茶とスコーンを差し出すと、カオル様の眉間によっていた皺が緩む。
 
 
「ねぇ、ゴンザさん。
 鋼牙って昔から強かったの?」
 
カオル様はテーブルに頬杖を付いて、剣を振るう鋼牙様をぼんやりと見つめながら私に話しかけてきた。
 
質問の真意を測りかね、尋ね返してみる。
 
「と、申されますと?」
 
「だって・・・・鋼牙だって未熟だった頃があったんでしょ?
 あ・・・でも、やっぱり元から強かった、とか?」
 
「そんなことはございません。
 誰にだって“最初”というものはありますから。
 鋼牙様が今のようにお強くなられたのは、それだけ血の滲むような努力をしてきたからこそ。
 初めから完璧な人間などいませんよ。」
 
 
幼い頃の鋼牙様を脳裏に思い描きながら、にこやかに答えた。
 
しかし、カオル様にはいまいち想像に難いようですな。
 
 
「ふ~ん。
 でもやっぱり、鋼牙は天才肌な気がする!
 だって、料理とか縫い物とか・・・初めてやることだって私よりずっと上手く出来るもの。」
 
何とも返事のしようがなく困った表情をすると、カオル様のお話は更に熱を増した。
 
 
「例えばね、私が100の努力で結果が出せることなら、鋼牙なら1の努力で出来ちゃうの。 
 それって不公平だと思わない?」
 
「まぁ・・・才能や素質の善し悪しは多少あるかもしれませんが・・;」
 
 
カオル様のお気持ちは、このゴンザにもよくわかります。
 
物事とは頑張れば頑張った分だけ報われるというものでもありませんから。
 
自分とは逆に、何でも軽々とやってのけてしまう鋼牙様を見て、もしかしたら焦っているのかもしれません。
 
 
「やっぱりね・・・天才と凡才ってあるのよ。」
 
諦めを顕に呟いたカオル様。
 
 
それまで鍛錬に集中していた鋼牙様が、魔戒剣を鞘に納めながらこちらに歩いて来た。
 
 
「何の話だ?」
 
「天才と凡才の話よ。
 鋼牙は天才肌でしょ。
 私はどっちかというと凡才の方だし・・・。」
 
「くだらない・・・。
 人に大した違いなんてあるか。
 要するに性質の問題だろう。」
 
 
・・・・相変わらずピシャリと言いのけますな、鋼牙様。
 
そういう気風の良いところはどちらかというと大河様よりりん様似でございますよ。
 
もちろん、ご本人には言いませんが。
 
 
「どういうこと?」
 
 
「俺は何かする前によく考える方、お前は考えずにやる方。
 どうだ、単純だろう?」
 
 
言い得て妙。
 
 
「そっか・・・なるほど・・・。
ってもしかしてバカにしてる?」
 
今にも鋼牙様に突っかかっていきそうなカオル様・・・・。
 
「ゴンザ、お茶を淹れてくれ。」
 
サラリと無視して私に話し掛ける辺り、彼女の扱いに多少慣れてきたように見受けられます。
 
 
「話聞きなさいよね!」
 
 
「・・・で、何だって急にそんな話を?」
 
鋼牙様が椅子に腰掛けながら、カオル様に尋ねると、途端にカオル様は言い淀む。
 
「うっ・・・!それは・・・。」
 
「どうせまた展示会で何か言われたんだろう・・。」
 
「うっ!;」
 
 
まさしく核心を突いた一言に、カオル様の背が丸まる。
 
・・・さすがに鋭い。
 
 
「私だってね・・・分かってるのよ!
 批判なんていちいち気にしてたら絵なんか描けないって。
 でもね・・・耳に入っちゃうんだもの。
 そしたらやっぱり考えちゃうし、落ち込むし・・・。」
 
「鋼牙は?」
 
 
「 ? 」
 
 
「鋼牙はガロの称号を重く感じたことないの?
 お父さんが黄金騎士だったんだし、プレッシャーとかあったでしょ?」
 
こちらも鋭い・・・。
 
今まで鋼牙様にこんなことを聞いた方はおりません。
 
やはりカオル様は特別な方なのでしょう。
 
 
 
「・・・ある。
 いつも感じている。
 だが、緊張感は必要だ。」
 
「出来る人は皆そう言うのよね。」
 
「カオル・・・一つ言うなら、俺は決して出来の良いほうじゃなかった。
 上達には時間が掛かったし、ソウルメタルを操るのにも手こずった。
 今でも、魔戒騎士は向いていないと感じている。」
 
 
主はめずらしく饒舌だ。
 
 
「でも、ガロにまで上り積めたじゃない。」
 
 
「敗北を、知ればこそ。」
 
 
「敗北・・・・。」
 
重く語った鋼牙様の言葉を繰り返すカオル様。
 
 
重い・・・・あまりにも重い言葉。
 
私にも思い当たる節があり、表情を硬くした。
 
 
「負けることは単純に勝つことよりも、はるかに得るものがある。
 たくさん悩めばいいし、落ち込めばいい。」
 
「何か・・・分かった気がするけど。
でもそういうのってしんどい~~・・・・。」
 
「辛くなければ鍛錬にならない。」
 
 
鋼牙様は気休めを言わない。
 
そのひたむきな厳しさがカオル様をも強くする。
 
 
 
 
「!・・・・そうよね。
 うん。
 がんばる。」
 
重く呟いた言葉には決意の火が灯っていた。
 
 
「よし!がんばるぞーーー!」
 
拳を天に振り上げると、カオル様は嬉々として描きかけの絵に向き合う。
 
・・・頑張ってください、カオル様。
 
 
 
「さて、と・・・俺も鍛錬に戻るか・・・。」
 
鋼牙様は椅子に立てかけていた朱塗りの鞘を携えて、再び庭に出ると切っ先を構えた。
 
そんな二人の様子にテーブルの上の魔導輪がため息をもらす。
 
《・・・・・似たもの同士、だな。》
 
「御二人とも努力家ですから。」
 
私はそっと答えては、にんまりと微笑んだ。
 
穏やかな初夏の香りに包まれた庭は今日も晴れている。
 
 
めずらしく素直にカオル様を励ました我が主に、ある種の感動を憶えつつ陽だまりに目を細めた。
 
しかし、御二人がずっとこの穏やかな雰囲気のままであるはずもなく・・・・
 
 
 
 
 
 
「鋼牙――!
 描き上がったから見て~~!!」
 
「うるさい!後にしろ!!」
 
「うるさいとは何よ!!」
 
 
 
・・・・ああ、芝生が傷む・・・。
 
 
私は薄くなってきた頭頂部に、脂汗が滲むのを感じました。
 
 
 
 
 
 
 
 
なやみ無用☆
 
 
今日はいい天気だったな~~(*´Д`)
お外に出たいなぁ。←看護師さんに「ゴルァァァーー!!」と怒られた一二三でした☆(Д゜lll)ガクブル
 

 
うん。
一二三がんばる。

拍手[29回]

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Comments
自分も昔w
以前膝を壊し入院したことがあるんですが・・・
整形外科の患者ってごく一部を除くとみなさん元気なんです。
自分もその類でして、病院の消灯って早いんですが、デールームは多少明かりが残ってたりw
若い連中で集まってトランプなぞしてたわけです。(集まった奴らみんな車椅子だったさw)
もちろん、看護師さんに見つかって、例外なく病室へ強制送還されましたwww
*****
ゴンザさんの独白の部分が楽しい^^
ラストの悲痛な叫びがwなんとも言えません。
せっかくきれいに刈った芝生が~^^;;
Posted by 龍鈴 - 2011.05.19,Thu 09:47:22 / Edit
Re:自分も昔w
龍鈴様☆またコメントありがとうございます!!

とっても嬉しいです!


一二三も脱走計画を見事に挫かれましたww(笑)
ほんと、看護師さんって見てないようで見てるんですね・・・!

同じ医療従事者として頭が下がりますw


ご感想もありがとうございます!
すっごく助かりました☆

今後ともよろしくお願い申し上げます
ヾ(´ω`
Posted by - 2011.05.25 at 23:40
なな様、ご感想ありがとうございます。
拍手いつも感謝です!v

ゴンザ視点の物語、新鮮で楽しんでいただけたようで良かったです・・・・ほっww

環境を変えるとこういう特典があるわけですね☆

一二三勉強になりました!w
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.06.19,Sun 00:24:42 / Edit
咲大様、ご心配感謝です!
拍手毎度ありがとうございます!

入院中、全然大人しくしてなかった一二三です☆

ゴンザのストレスは頭に来るwwぜったい(笑)

・・・と日夜思っていた事がようやく文章に出来て、良かったです☆
ほんと日夜ロクなこと考えてませんがwこれからも応援よろしくお願いしますね!
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.06.19,Sun 00:28:25 / Edit
めめ様、一二三はもうダメポ☆
拍手ありがとうございます!!

ガロ病末期患者とは私のことです!だっふんだ☆

ゴンザ視点の物語、楽しんでいただけたようで大変嬉しいですw

ぜったい☆鋼牙とカオルは似たもの同士!wですよねv

賛同ありがとうございました~!
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.06.19,Sun 00:31:59 / Edit
ちゃーみーママ様、待っててくれてありがとうですv
拍手嬉しいです!ごっちゃんです☆

待っててくれてありがとうございます。

>新鮮で楽しかった
とご感想頂き、書いた甲斐があったというものですww

ありがとう!!

これからも頑張ります。
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.06.19,Sun 00:35:13 / Edit
はなりん様、身に余るお言葉感謝です☆
拍手ありがとうございます!
とっても励みになります☆

>読んでると映像が浮かんできます
との、もったいない賛美・・・!ありがとうございます!!

ご心配もお掛けしまして;汗

分かりました☆
まったりスロ~ぺースでも良い物が書けるよう頑張りますねv

待っててくれて嬉しいです。
これからもよろしくお願いします!
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.06.19,Sun 00:38:47 / Edit
しゃーりぃ様、本当にいつもありがとうです!
ご心配おかけしました☆

何か書けるくらいには回復してきましたので、ご安心をv

本当に、いつも気にかけていただいてありがとうございます。

言葉に尽くせないほど感謝してます。

これからもどうぞ、末永くお付き合い頂ければ嬉しいです!
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.06.19,Sun 00:41:44 / Edit
なまけたろう様、お体大事!ww
はいっ!これに懲りて大事にしますww

日頃の不摂生が祟ったみたいですね。
気をつけま~~す!!

Posted by 一二三(管理人)です - 2011.06.19,Sun 00:43:32 / Edit
風の道様、拍手ありがとう!
はい!またメールします!!

何かと気にかけてくださり、ありがとうございます!

風の道様もお体だけはお大事に。
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.06.19,Sun 00:45:26 / Edit
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