忍者ブログ
Posted by - 2024.11.25,Mon
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by 一二三 - 2011.03.22,Tue


案内人の一二三です。



ギャグを書こうとしたが、上手いこと頭がシフトせず、なんだかよくわからないものになってしまった。
 
没作品を連発し、自信も失いかけた。
 
夜も更けていき、時間の猶予もない。
 
自分の力もここまでか、と諦めかけたその時だった。
 

妥協・・・・投げる☆という大胆な行動に出た・・・!
 
 
 
 
――その時、小説が動いた。
 
これは時代の荒波に翻弄されながらも、必死にギャグの道を切り開こうとした一人の変態の苦難と挫折、迷走の記録である。
 
 



!注意!

・「under gerden」のいたたまれないもの入れに撤去予定
・お下品!!
・おぱんつ!!☆
・ギャグと下ネタは紙一重


不謹慎極まりないですが、こんなバカもいるんだなぁー(←一二三)と卑下していただければ幸いです。


「つづき」クリックで後悔の嵐!!;



小説  『赤ちゃんはどこから来るの☆?』


 
もうじき心機一転、春の季節ということで景気付けも兼ね、皆で飲み会を行うこととなった。
 
 
言いだしたのは銀牙騎士絶狼こと涼邑零。
 
・・・・全く、毎回面倒ごとを起こすのはいつも奴だ。
 
 
 
 
 
 
『赤ちゃんはどこからくるの☆?』
 
 
 
 
 
「こんばんはーー!」
 
「よっ!」
 
「閑岱の山刀翼だ。今夜は世話になる。」
 
 
閑岱からわざわざ冴島邸まで赴いてくれた山刀兄妹、魔戒法師の邪美の3人を執事のゴンザはにこやかに出迎えた。
 
「ようこそおいでくださいました!
 今夜は一年でもっとも陰我が静まる夜・・・どうぞ御ゆるりとお寛ぎください。」
 
 
冴島邸のリビングへと案内する執事についていきながら、まだ幼い鈴がきゃっきゃっ!と飛び跳ねる。
 
実は“天魔降伏の儀”以来ずっと「鋼牙に会いたい!鋼牙に会いたいよ~~!」とうるさかった鈴。
 
兄としては少々複雑ではあったが、こうして妹が楽しそうにはしゃいでいるのを見ると、翼も堅い表情を崩す。
 
 
閑岱とはおおよそ趣の違う冴島邸の内装に、翼も感嘆の息を漏らしながら珍しい調度品の数々に目をやる。
 
「あんたはおのぼりさんかい?」
 
邪美から呆れたように言われるが、言ってる意味を測りかねる翼はただ首をかしげた。
 
 
その様子にくすりと笑みをもらしながら、ゴンザは大きな扉の前で立ち止まる。
 
 
「どうぞ、こちらです。
 零殿も鋼牙様も中でお待ちしておりますよ。」
 
 
ギィと重厚な扉を開いてもらうと、中から零の賑やかな声が届いた。
 
 
 
「ああ~~~~!!それ“待った”!!」
 
「“待った”は無しだと言ったのはお前だ。」
 
 
 
「わぁ!コマが弾け飛んだ!!」
 
零と鋼牙・・・・それに高い女性の声が聞こえる。
 
和気あいあいとした空気の中、零と鋼牙はバルチャスを行っているようだ。
 
いち早く、翼達の到着に気付いた鋼牙が席を立って声をかける。
 
 
「久しぶりだな!」
 
「ああ、鋼牙!元気にしてたか?」
 
邪美が鋼牙のほうへ歩み寄りながら明るい声で応えた。
 
彼女の後を鈴が「鋼牙~~~!!」と走り寄っていく。
 
 
鋼牙はかがんで鈴の目線にあわせると、「鈴も元気だったか?」と尋ねた。
それに元気良く頷く妹を横目で捉えながら、翼も零と挨拶を交わす。
 
 
「よぉ!元気そうだな~~!」
 
「お前もな、零。」
 
 
そんな再会の様子に少々手持ち無沙汰になるカオル。
 
閑岱の山刀兄妹と会うのは初めてで、事前に鋼牙からいくつか教えてもらったにしろ、案外と人見知りなカオルは応対に迷う。
 
 
カオルの心境に気付いた鋼牙は、かがんでいた姿勢を直してカオルの側に寄ると翼に向き直った。
 
 
「翼、紹介する。
・・・・彼女は御月カオル。」
 
 
「は・・・はじめまして!」
 
緊張でカチコチになりながらも、カオルお辞儀をする。
 
なんてったって、鋼牙の友達だもの。
 
失礼があってはいけないし、何より鋼牙に恥をかかせたくない一心でカオルの態度は自然と堅くなっていた。
 
「・・・カオル、そんなに緊張するな。
 あいつは白夜騎士打無(ダン)こと山刀翼。
 それからあの子は翼の妹の鈴。
 と・・・邪美はもう知ってるな・・・。」
 
 
「よろしく。」
 
「こんにちは!鈴だよ!」
 
 
「あ・・・よろしくね!」
 
幼い少女の無垢な笑顔がカオルの緊張を解す。
 
「あんたも猫っかぶりだねぇ~。
 澄ました顔して・・・私に会った時みたく、ブサイクな顔してればいいのに。」
 
 
「なっ・・・!///
 何てこと言うのよ!失礼な・・・!」
 
邪美の挑発にすんなり乗ったカオルは、更に邪美から「化けの皮が剥がれたな♪」とからかわれ、地団駄踏んだ。
 
 
 
「お?へぇ~~お前らバルチャスやってたのか。
 なんだ、零!お前ボロ負けじゃないか・・!」
 
カオルからバルチャスの盤上へと目を移した邪美が面白おかしそうに笑う。
 
「うっせぇな!///俺は大器晩成型なの!」
 
今は負けてっけど!と付け加えながら、絡んでくる零を丸っと無視し、邪美は袖を捲り上げて鋼牙に向かって言った。
 
 
「よぉし!久しぶりに私が相手になってやるよ、鋼牙。
 お前のその鼻っぱしらへし折ってやるから覚悟しな!」
 
 
「最強は俺だ。」
 
カタンとコマを元の位置に戻しながら応える。
 
 
「ひゅ~!カオルの前だからってカッコつけんじゃないよ?
 それじゃ、何賭ける?」
 
「賭け?」
 
2人を囲むようにして、零も翼も鈴もそしてカオルも様子を眺めた。
 
「当たり前だろ?
 お前がわざと負けたら引っ込みつかないからな。
 そうだなぁ・・・、じゃあお前が負けたら・・・
 私の一日奴隷なんてどうだい?」
 
 
「ええっ!!?;」
 
叫んだのはカオル。
 
零、翼はいつかの“わんちゃんプレイ”を思い出しそうになって、体に悪寒が走った。
 
 
「死んでも負けん。」
 
キッパリと宣言した鋼牙と邪美が視線を合わす。
 
見つめあう二人にすら、カオルは一人複雑な思いを抱えた。
 
 
勝負が始まってから程なくして、ゴンザがアルコールの類とグラスを運んできて、宴も開始となる。
 
皆グラス片手に、盤上のコマの動向に注目した。
 
 
最初こそ活発に動いていた手だったが、互いに残りのコマが1/3を切った時点で思案する時間が長くなる。
 
いつの間にか、バルチャスだけでなく呑み比べの勝負にまで発展した鋼牙と邪美。
 
 
カオルは酔っ払った鋼牙しか見たことなかったため、彼の酒豪っぷりを初めて目にし、舌をまいた。
 
アルコール45%のウイスキーや、「鬼殺し」となにやら物騒な名前のついた焼酎、ワインに熱燗・・・・怒涛のごとく邪美の希望に合わせてちゃんぽんするが顔色ひとつ変えない。
 
 
匂いだけで酔ってしまいそうなカオルは、勝敗が気にはなるも一時、鈴と一緒に離れた位置のソファに腰掛けることにした。
 
 
 
「ねぇ、カオル!」
 
「え?えと・・・何?」
 
幼い子供にいきなり呼び捨てられて、カオルはビクリと震える。
 
 
「カオルは鋼牙のこいびと??」
 
「えっ・・・////!!」
 
 
お酒も手伝って、カオルの顔が真っ赤になった。
 
口をパクパクさせていると、ソファの後ろから突如零がカオルの首に抱きつきながら口を挟む。
 
「そうだよ~~鈴ちゃん!」
 
「ぎゃーーー!////」
 
 
 
「零、   貴様・・・・!」
 
鋼牙は手に持っていたコマを床に投げ捨てて立ち上がる・・・!
 
 
「じゃあ、鋼牙とけっこんするの!?」
 
 
鈴が身を乗り出してカオルに詰め寄って尋ねた。
 
 
「ぐはっ!!!」
 
驚きのあまり、カオルは後ろの零に肘鉄を食らわす。
 
「////えっ・・・へっ!!!?け、けけ結婚!!?」
 
 
「なんだお前らいつ結婚すんだ?」
 
酔っ払った邪美は楽しそうに鋼牙に話しかけるが、翼が間に入って茶を濁した。
 
「乾坤だと!?」
 
「結婚だよ!!;
 翼はもう喋んな!!」
 
またしても聞き間違いの酷い翼を零が平手打ちで突っ込む。
 
 
「う、ううん!!;まだそんな結婚とか全然・・・!!;
 ね?鋼牙!」
 
 
「あ、・・ああ・・・;」
 
 
鋼牙とカオルの頭を真っ白にした話題は、鈴が「ふぅ~~ん」と納得したために、ここで一端お開きとなった。
 
 
―――・・・
 
邪美と鋼牙のバルチャスは、僅差で邪美に軍杯が上がる。
 
飲酒の上に精神を乱されれば、鋼牙の集中が切れるのも無理は無い。
 
だが負けは負けだ。
 
プライドが傷つくが、賭けの内容に従わなければならない。
 
 
しぶしぶとため息をついてうな垂れた。
 
「・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・参った。」
 
「やった!!私の勝ちだーー!」
 
邪美が両手を振り上げて宣言する。
 
それを恨めしげに見つめていると、零がポンと慰めるように肩を叩いた。
 
 
「いや~~、惜しかったな鋼牙!
 でも熱戦だったぜ。」
 
「うるさいだまれ。」
 
 
スパッと切り捨てた鋼牙に零はまたしても「えぇーーー!?」となる。
 
 
「見事な戦いだった!
 バルチャスは奥が深いな。」
 
翼のほうは感心したように呟いて、鋼牙に「あの手はどうやって・・・」など質問を始めた。
 
一方明確なルールなど知らないカオルは完璧に置いてけぼりで、どうすごかった戦いなのかも分からない。
 
ただ確かなのは鋼牙が邪美との賭けに負けた、ということ。
 
 
“負けたら、私の一日奴隷”
 
 
邪美は一体どんな要求をするのだろう・・・・。
 
 
まさか・・・・!
 
“私の彼氏になれ!”
 
とかじゃないよね!?
 
 
 
あらぬ妄想が駆け巡って、カオルは気が気ではなくなる。
 
じっと固唾を飲んでその場を見守った。
 
「鋼牙、私との賭け・・・覚えてるだろうね?」
 
「ああ・・・・分かってる。
 男に二言はない。
・・・で?どうすればいいんだ?」
 
「ちょっと考えてまた言うさ。
 楽しみにしてな!」
 
 
 
えぇーーー!?なによそれ・・・・気になるじゃない!
 
ますます変な顔になっていくカオルを見た邪美はふふんと勝ち誇ったような目を向ける。
 
むっかぁ~~~!とその挑発的な態度に頬を膨らませていると、邪美が杯を片手にカオルに近付いてきた。
 
「カオル、女同志で飲もうじゃないか。」
 
 
・・・・受けて立つわよ!!
 
「ええ、もちろんいいわよ!
 あなたには一度言っておきたいことがあったから・・・!」
 
「へぇ?」
 
 
女同志の視線が火花を散らす。
 
「え・・・;なにこの空気・・・。
 2人仲悪いのか?鋼牙・・・。」
 
「い・・・いや;
 知らん・・・。」
 
聞こえないようにボソリと会話を交わす零と鋼牙を見た翼は、全く意味が分からなかったがとりあえず声をかけた。
 
 
「零、   鋼牙。
 男は男同士だ!飲みなおそう!」
 
 
同室ではあるが、男女に分かれて会話が弾む。
 
鋼牙達は最近のホラーとの戦いのことや、仕事に関する話題から始まり、身辺のこと私生活の内容へと移行していった。
 
「・・・で、鋼牙。
 お前最近どうよ?進展してる?」
 
 
「・・・?何がだ?」
 
「カオルちゃんとだよ!
 さすがにもう一線越えちまったよな?」
 
 
酒が入るとかなしいかな男はとかくそういう話になりがちだ。
 
零もその枠から外れることなく、鋼牙に尋ねたという訳だが、いつも会話が前提から入る話は鋼牙にとって居心地の悪いものだった。
 
 
さすがに酔っているとは言っても、赤裸々に彼女との行為の話をするほど前後不覚でもない。
 
何も答えられず沈黙していると、やはり零はこう尋ねてきた。
 
「・・・・え?;
 もしかして・・・・まだ?」
 
間違ってはいないから否定もしない。
 
「・・・・・現状維持、さりとて変革はしている・・・という感じだ。」
 
 
「お前・・・・!頑張ってんなぁ!
 俺、涙出てきたよもう!
 男の鑑だよ、全く・・・!
 翼、お前もそう思うだろ!?」
 
同意を求めた相手はどういう訳か、先程から相槌しか返していない。
 
「ああ、まぁ・・・・たしかにガロである鋼牙はよく頑張っている・・・・;」
 
 
的外れな返答に零と鋼牙が怪訝な顔になる。
 
 
「・・・翼、お前意味わかってらっしゃる・・・?;」
 
 
零の言葉にギクリと背筋が動いた。
 
分からない恥ずかしさに耐え切れず、翼はなぜか怒る。
 
 
「う、うるさい!
 大体、零・・・!お前の話はわかりにくいんだ!
 “進展してる”とか“一線越えた”とか動詞しか言ってないだろう!
 ちゃんと主語と述語を喋れ!
 そんなぼんやりとした話で誰が分かるか・・・!」
 
 
憤慨する翼をどうどう・・・と落ち着かせつつ零は説明することにした。
 
「悪かったよ!
 ほら、男女のアレといえばアレしかないだろ?」
 
 
「アレってなんだ!?
 はっきり言え!」
 
はあ!!?と開いた口が塞がらない零に、鋼牙も同情する。
 
 
「そ、そりゃあ、アレだよ・・!;
 子供作るためにするアレだよ!!
 
 もうなんで俺、こんなこと説明しなきゃいけないわけ!?;
 
 
閑岱じゃもっとオープンなのか?と零は思考をめぐらす。
 
まぁ・・・・なぜか女魔戒法師って皆、露出度高いしな・・・。
 
零の“子供作るためにする”でようやく合点がいった翼は、ああ~~!と手を叩いて告げる。
 
 
「なるほど!ようやく分かった。
 鋼牙のあの娘とでコウノトリに祈ったわけだな!」
 
 
はぁ?コウノトリに祈る・・・???
 
 
こいつマジで分かってんのか?;と零は冷や汗を流す。
 
「だが、お祈りは夫婦でなければ効力が無いらしいぞ。
 コウノトリはちゃんと来てくれたか?
 十月十日、毎日祈れば大丈夫なのか?」
 
 
「・・・翼、お前本気で言っているのか?」
 
あまりにもふざけ過ぎている翼の質問に、鋼牙はするどく突っ込んだ。
 
内心、グッジョブ!と親指を立てた零。
 
「当たり前だろう?
 赤ん坊はコウノトリが連れてくるんだ。」
 
 
胸を張って自信満々で応えた翼に零と鋼牙は唖然とする。
 
 
・・・・俺達って汚れてんだな・・・
 
 
妙に感慨深くなった。
 
 

 
 
一方、女パートはというと・・・
 
熱のこもったデッドヒートを繰り広げていた・・・!!
 
 
 
「だーかーらーー!
 アンタから押し倒せって!」
 
「がっつきすぎじゃない!?」
 
「最近の男は草食系とか言って、女が責めるしかないんだよ!
 風呂入ってるときに乱入するとか!
 下着一枚でベッドにもぐりこむとか!
 露出度の高い服装でウロウロするとか!
 
 大体アンタ、26にもなって処女とか正直言って無い!!」
 
 
「わ、悪かったわねーーー!
 ベッドに潜り込んでも鋼牙は襲ってこないのよ・・!!」
 
 
「そりゃ、アンタの下着の趣味が最悪なんだよ。
 どうせ後ろにクマちゃんとかウサギちゃんがいるんだろ?」
 
「いるわけないでしょ!!;」
 
 
 
激しい言い合いを続ける二人を鈴は首を振って交互に見つめる。
 
しかし、ただ聞いているだけの状態にも飽きてきて、鈴は鋼牙達のところに行こうと席を外した。
 
 
「鋼牙ーー!」
 
首にまとわりつくと、かすかに呻いた。
 
「鈴!なんだってお前はこの兄より鋼牙ばかり好きなんだ!?」
 
「だって優しくてカッコイイもん!」
 
 
・・・・・その一言で翼は撃沈する。
 
「ねぇねぇ俺はーー?」
 
調子に乗った零が尋ねると鈴は愛らしい笑みで答えた。
 
「タイプじゃない♪」
 
 
・・・・・その一言で零は撃沈する。
 
 
「なぁ、鋼牙!
 鈴にも教えて!」
 
くるりと回って鋼牙の膝に座った鈴は鋼牙を見上げながら尋ねた。
 
「ん?なんだ・・?」
 
 
 
 
 
「赤ちゃんはどこから来るの?」
 
 
 
 
!!!?!?!?
 
無垢な目で見られて鋼牙は対応に焦る・・・!
 
ご・・・ごまかすしか・・・!;
 
「こっコウノトリのことか・・・!?」
 
 
「それは嘘だって我雷法師が言ってた。
 本当はどこから来るの?」
 
 
あのくそばばあ!!!
 
 
まさか本当のことをいう訳にもいくまい・・・;
 
鋼牙は苦肉の策と、なんとか言葉を搾り出す。
 
 
「・・・・・キャベツ畑だ;」
 
 
途端、ぅおーーい!?;と零が視線で訴えてきたが無視する。
 
だって仕方ないだろう・・・;それともお前なら言うのか!?
 
「キャベツ?」
 
 
「そうだ;
 お父さんとお母さんが子供が欲しいと願えば、妖精さんが現れてキャベツ畑で赤ん坊を授けてくれるらしい;
 俺はまだお父さんじゃないから詳細は知らん・・・!!;」
 
 
「へぇ~~!
 じゃあ、鋼牙も兄も零もみんなキャベツから生まれたの?」
 
鈴の質問に、零も「う・・うう~~ん、まぁそうかな;覚えてないけど」と答え、翼は「コウノトリだろう!?」とまだ言っている。
 
 
「邪美~!邪美もキャベツから生まれたのー?」
 
ちょっと歯慣れた位置にいる邪美に、鈴は大きな声で尋ねる。
 
それはやばい・・!と悟った鋼牙と零は邪美が何か喋る前に口を封じようと立ち上がるが・・・・。
 
 
「あぁ?何言ってんだ。
 両親がセッ××したからだよv」
 
「「わーーー!わーーー!!わぁぁぁーーーー!!!;」」
 
 
鋼牙と零が奇声を発して邪美の声をかき消した。
 
「コウノトリじゃないのか!?」
 
「翼てめーー黙ってろ!!;」
 
しぱーーんと零が翼を平手打ちにする。
 
 
 
「なぁ、カオルもキャベツ畑から生まれるの知ってた?」
 
「えっ!?/// 
 う、・・・うん!そうだよ!キャベツ畑から・・・。」
 
カオルの返答に鋼牙はほっと胸を撫で下ろした。
 
「ああ、その通りだ・・・。
 キャべツからだよな。」
 
「そ、そうそう!キャベツからよ!鈴ちゃん!」
 
 
 
鋼牙とカオルに言い聞かせられながら、鈴は不服そうに呟く。
 
「じゃあ、なんで鋼牙とカオルは一緒に寝るの?」
 
 
 
 
 
・・・・・;
 
 
 
 
 
「「すいませんでした!!!;」」
 
鋼牙とカオルの2人は鈴に向かってキレイに90度のお辞儀をした。
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・死んだ。

拍手[40回]

PR
Comments
薫様、拍手コメントありがとうございます!
お返事遅れててすみません;一二三です!

拍手ありがたく頂戴いたしました・・・・!

震災以来、心にずっと重たいものを背負っている感覚・・・遠く離れた一二三にも痛いほど分かります。

一二三に出来ることは本当に小さいけれど、ほんの少しでも、ひと時でも・・・・笑顔をプレゼント出来るなら、こんなに嬉しいことはありません泣

応援、ありがとうございます。
頑張ります。


全身全霊をかけて。
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.03.28,Mon 22:58:54 / Edit
しゃーりぃ様、いつも本当にありがとうです!
お返事いつも遅くてごめんなさい;
拍手感謝です!!


そうですよね・・・一二三も震災後、被災地の方々を思うと・・・笑ったりしてはいけないんじゃないかと、ずっと思っています。

でもきっとしゃーりぃ様の仰るとおりで、「笑う」ということは心のバランスを保つために大切なのでしょうね。

こんなときだからこそ、被災者でない一二三はしっかりしないと・・・と改めて思いました。

一二三は一二三にできることを精一杯やっていこうと思います。

笑顔をありがとうございました!!

助けてもらっているのは一二三のほうです。

本当にいつもありがとうございます。


Posted by 一二三(管理人)です - 2011.03.28,Mon 23:06:06 / Edit
ちゃーみーママ様!ご感想ごっちゃんでした☆
拍手コメント♪Thanksです!!

山刀兄妹は(特に翼は)ちょっと遊びすぎかなw;という感じもします;汗

翼ファンのみんな!ごめんね!!☆(この場を借りてw)

本当のところ、鋼牙のキャラは酔っ払うとどうなるんでしょうかね?v
すっごく気になります・・・・!

余談ですが、一二三は酔うと綿密な話wし出します☆
周囲の迷惑ですね!!

“こう、鋼牙の何が良いかって・・・もう大腿直筋の張り出しとかね!!(熱)
脊椎の前彎っぷりがホント絶妙なんだよ!
第12胸椎から仙骨のあのライン・・・!!
胸鎖乳突筋のグアッって感じも凄いしね!
あと実は結構、脊柱起立筋発達しててびびっちゃったYO☆・・・・・
歩行分析すると、実は扁平足気味だ!立脚中期にフットスラップ出てるよ!;云々~~”


と鬱陶しい感じに酔います・・・orz反省
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.03.28,Mon 23:19:10 / Edit
なな様、に最敬礼!!
拍手とご感想ありがとうございますww

楽しんでいただけたようで何よりです♪
一二三感激・・・!泣


ええ、もちろん!鋼牙は武士なのでw90度の最敬礼でお辞儀します☆

ちなみに30度が会釈、60度が普通礼、90度が最敬礼と礼法では言いますww(←またどうでもいい情報をw)

翼ちゃんは心も鎧も真っ白ということで!!

またよろしくお願いします☆

Posted by 一二三(管理人)です - 2011.03.28,Mon 23:25:32 / Edit
咲大様、ご感想嬉しいです!
返信滞ってます・・・;すみません!

拍手でご感想ありがとうございました☆

パソコン壊れかけなのですかーー!
それはショックだ・・・・;

大事なものは避けて置くことをオススメしますよv
私事ですが、一二三のパソコンも結構年季入ってるんですよ・・・!
一応毎年、アセンション・リカバリーディスク使ってお掃除してますが、重い・・・いかんせん重い・・・!
もうちょっと頑張ってくれ;書きかけのやつ(UP未遂のやつw)とか大量にあるんだ・・・;ドキドキ


咲大様のご要望に応えてw(笑)鋼牙にワンちゃんプレイは止めましたv
(ぶっちゃけ書けない☆)


詳しくは3/27UP分を見てね☆
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.03.28,Mon 23:35:10 / Edit
静香様、不安な時は牙狼を思い出して!
拍手ありがとうございますね!

零「静香ーーーー!!」


・・・はいw静香様がいらっしゃると零くんがうるさいです(笑)

大きな余震が連続して続いて、大変不安な日々を過ごしておられると思います・・・。

何も出来ない自分が歯がゆい・・・!!orz

こうなったら(?)零×静香小説書くしかない・・・!

一二三がんばります!がんばりますので!!

静香様に元気100倍届けたいです!
Posted by 一二三(管理人)です - 2011.03.28,Mon 23:40:24 / Edit
Post a Comment
Name :
Title :
E-mail :
URL :
Comments :
Pass :   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
TrackBack URL
TrackBacks
Calendar
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Comment
[01/07 pin]
[11/27 selfish]
[11/11 茅]
[06/10 夕美]
[11/12 茅]
Search
Counter
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]